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【この小説が収録されている参考書籍】
5
5 (角川文庫)

5の評価: 3.88/5点 レビュー 24件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

超能力、あればいいな!

津田伸一のような駄目人間、すごく魅力的。何でもこなしちゃう完璧人間よりもこういう人の方が万人受けはしないと思うけど、私は好きだな~。こういう人種と出会えるなら出会い系も悪くないかもと思ってしまった。フィクションだから成立しているとわかっとりますが。

5の数字が好きってだけで買った一冊だったけど、愛の脆さというか不完全さというかやっぱ絶対的なものではないなと。ますます他人を愛するなんて私にはできないと思った。絶対的主義、完璧主義だと恋愛しにくいんですよなまったく~。不完全を好むのにいざ自分がとなると完璧を求めてしまう。…単に興味ないだけか。
5 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:5 (角川文庫)より
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No.3:
(3pt)

本当はもっとおもしろくなる(ご免なさい!)

 「ジャンプ」では、特異な構成と主人公がもとめているものがマッチしていて、見事な芸をみたような爽快感があったのですが、本書は、佐藤正午的にいえば、あまりよくわからないというのが読後の第一印象でした。それは、この読者の読解力の乏しさにも大きな要因があるのでしょうが、この材料をつかって、この主人公をつかって、なにをしようとしたのか、読者をどこに連れて行こうとしたのか、一読後ではつかめませんでした。
 推敲が重ねられたと思われる文章はいつもながら魅力的で優れていることはいうまでもありませんが、推敲が重ねられたと思う箇所とそうではない箇所が混在している、全体を等してみると各パーツの完成度にむらがあるように感じました。よい文章がより目立つので。
 半ばくらいまでは、引き込まれるように読めましたが、後半は、複雑な文章につまずいてなかなか読み進むことができず、総合的に読者に提供するものをかなえるのに、こんなに分量が必要だったのだろうかと思いました。
 しかし、この作家は変わらずにたいせつな作家であることは間違いないなと思いました。きっともっと人気が出てくるのでしょうね。次はアンダーリポートを読みます。(^o^)
5Amazon書評・レビュー:5より
4048737252
No.2:
(3pt)

無意識に眠る信念

倦怠期を迎えた夫婦が
懸賞で運良く手に入れたチケットで旅行へ行く。
そこで夫は「妻へのかつての情熱を取り戻す能力」を身につける。
大人の恋愛モノかと思いきや、
もう一人の主要人物である作家の津田の登場、
そして超能力まで絡んできて、後半までまったく方向性の見えない作品でした。
読了した今でさえ、私はこの本をどんなジャンルの本なのか判断しかねてしまいます。
津田を担当する編集者の言葉に「作家は信念を持って書くべき」というのがあった。
わかりやすい言葉で書いてはいないけど、
きっとこの作品はそれぞれが無意識の中に持っている
現在や過去の愛に対する信念を描いているのだと思う。
誰も中にでも、そんな大切な思いはあるはず。
それを押しつけがましくなく、
遠回りにだけど、さりげなく感じさせてくれる作品でした。
でもやはり著者が男性なので、
男性的な感覚で書いてあるような・・・。
女性には理解できない部分もあるかもしれません。
5Amazon書評・レビュー:5より
4048737252
No.1:
(3pt)

男の人には楽しいかも。

男の人に都合の良すぎな恋愛小説として読んでしまったから、今イチ。“超能力の流れ込み”という発想の面白さは買いかと思うけど、主人公の作家があまりに無頼で独り善がりで、入りずらかった。私が女の立場で読むせいかな。男の人には楽しいかも。
5Amazon書評・レビュー:5より
4048737252

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