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【この小説が収録されている参考書籍】
5
5 (角川文庫)

5の評価: 3.88/5点 レビュー 24件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 1~20 1/2ページ
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No.24:
(5pt)

うまい

「鳩の撃退法」の津田伸一の前日譚。性格がひねくれて相手を傷つける会話しかできない男(のくせして女性に不自由しない男)という、あまり好きになれない主人公なので、先にこちらを読んでいれば「鳩」を読まなかったかもしれません。書いた順とは逆ですが、読む順としては「鳩」→「5」が正解だと思います。そしてまた「鳩」の上巻へと・・・。
5 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:5 (角川文庫)より
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No.23:
(3pt)

超能力、あればいいな!

津田伸一のような駄目人間、すごく魅力的。何でもこなしちゃう完璧人間よりもこういう人の方が万人受けはしないと思うけど、私は好きだな~。こういう人種と出会えるなら出会い系も悪くないかもと思ってしまった。フィクションだから成立しているとわかっとりますが。

5の数字が好きってだけで買った一冊だったけど、愛の脆さというか不完全さというかやっぱ絶対的なものではないなと。ますます他人を愛するなんて私にはできないと思った。絶対的主義、完璧主義だと恋愛しにくいんですよなまったく~。不完全を好むのにいざ自分がとなると完璧を求めてしまう。…単に興味ないだけか。
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No.22:
(4pt)

万人受けはしないかも。

「鳩の撃退法」に出てきた津田伸一の小説家時代のお話。
「鳩の撃退法」が感動的に面白かったので、佐藤さんの小説をそれから何冊か読んでみると、いずれも面白く、徹夜して読んでしまったものもありました。きっと文章自体が好みなのでしょう。
さて、そんな私でもこの作品は読むのに結構な時間がかかってしまいました。主人公・津田さんの考え方が結構独特で(「鳩の撃退法」の時はそんなこと思わなかったのですが)、それはとっても作品としては興味深いですし、共感できるところもないわけではないのですが、女性としては反感を感じるところもあり…。一応の緩やかなあらすじはありますし、ファンタジー的なこともありますが、やはりメーンは主人公・津田さんの日常のあれこれだと思いますので。
凄く好きか、退屈で読むのがしんどいか、結構好みが分かれるのでは?と感じました。
佐藤さんの文章がとにかく大好き!という方なら文章自体を楽しむという意味で面白く読めるとは思います。
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No.21:
(5pt)

でたらめな物語と思わせながら、実はどんな恋愛小説よりも明日への希望を見せてくれるみごとな小説

かつて筆禍事件を2度起こしながらも作家・津田伸一はなんとか文壇に生き残り続けていた。2度の離婚を経て、今はネットを使っては次々と複数の女性との逢瀬を、手軽に気楽に、そして自棄ともいえる具合に続けている。
 ある日、津田は密会相手の夫から、不思議な体験を聞かされる。夫婦で出かけたバリ旅行中に出会った石橋という女と手を合わせたところ、その手を介して何かが自分に移ってきたというのだ…。

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 この小説『』を私は単行本で出た直後の2007年に一度読んでいます。その時、津田伸一という主人公の、出鱈目だらけに見える日常と、石橋という女との幻想的な邂逅を通して描かれる、愛の苦みに接して、大いに感応(かんのう)した自分を見出していたことをよく覚えています。
 今回、9年ぶりに文庫本で読み返してみることにしました。669頁もあって手にずしりと重い書ですが、それでもあの時と同じく、津田の物語に魅せられました。

 佐藤正午の文章のリーダビリティの高さには、本当にうならされます。衒学的な漢字熟語が並ぶでもなく、馥郁たる文学表現が豪奢に散りばめられるでもなく、ごく当たり前の日本語によって綴られる彼の文章はするすると読者の目を通して体内へと取り込まれます。それでいて、心内で文章が緩(ゆる)りと発酵を始めるような感覚を味わうのです。

 かつて作家・関川夏央がこの小説を評して、夏目漱石『明暗』の実にみごとなパロディになっている、と言ったことがあります。(NHK『週刊ブックレビュー』出演時)
 なるほど、そう言われて読み返すと、漱石のあの、どこか世間に倦み疲れた高等遊民がごとき主人公が和光同塵という体(てい)でたどる、どこへ向かうとも知れぬ日々と似た物語がここにはあります。事実、『5』の主人公・津田は、物語の中で幾度も夏目漱石の名を口にしていて、読者にあの文豪の小説を思い返すよう重ねて念を押しているようです。

 さて、私は単行本で読んだ際にはこれを痛ましくも苦い愛の現実を描いた悲劇として読んだのですが、今回文庫本で読み返してみて思うところに変化がありました。

「必ず冷めるもののことをスープと呼び愛と呼ぶ」(234頁)
「愛の記憶と、愛は別のものだ」(519頁)
「人は思い出すだけじゃだめなんじゃないかな? たぶん、だめだというか、足りないんだ。古い記憶をどれだけなまなましく取り戻すことができても、いま生きている実感とのあいだには、ずれがあるんだよ。(中略)だから人は、これからも生きていくつもりなら、思い出すだけじゃ足りないんだ。思い出した記憶はまたいずれ消えるだろう。でもひとりの男がひとりの女を愛する、いま愛している、その自然な感情は永遠に続いていくだろう」(523頁)

 愛をめぐるこうした言辞があちらこちらで顔を出す小説が描こうとしているのは、かつて誰かを愛した記憶に淫することなく、明日への一歩を踏み出すことこそが大切さなのだ、という点だと私は思い直したのです。最終章で津田は、石橋の手から身内へと移動してきたものに背中を押されるように一歩を踏み始めます――少なくとも私にはそう見えます。
 冷めないスープは確かにない。ないのだけれども一方で、ならば温め直すか、もしくはもう一度スープを作りなおせばよい。
 そんなことを、かなりの程度いい加減な主人公の人生に託して、佐藤正午は読者に語りかけているように思えてなりません。

 ひとつの小説を9年の歳月を経たのちに読み返すことで、見えてくるもの、感じることに違いが生まれる。それは読書の醍醐味でもありますし、同時にみずからの人生のたどった月日を想うよすがにもなるということです。
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No.20:
(1pt)

夜郎自大の作家の日常をダラダラと綴っただけの駄作

作家を主人公として私小説風に描いた理解不能の創作。冒頭に、「記憶術」をマスターしていて、"手のひら"を相手と重ねるだけで、相手に「(愛を主とした)「記憶」を蘇らせる」能力を持った女が登場するので、「愛」と「記憶」の考察を主体とした物語が紡がれるかと思いきや、夜郎自大の作家の日常がダラダラと綴られるだけ。

それも、読者が本作を途中で投げ出す事を予期しているかの様な投遣りな文体・台詞(作者も計算済みなのだろうが)で、読み通すのに苦労した。現代の文壇に対する不満、本当の文学のあり方といったものを描きたかったのかも知れないが、トンだ空回りといった所。困った作家の困った小説だと思った。
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No.19:
(5pt)

懲りない。

津田さん(主人公の小説家)今『鳩の撃退法』でまた・・・もてるんですね。ほんとに・・・・
他人の嫁口説いて騒動起こすのはなぜだろう
5Amazon書評・レビュー:5より
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No.18:
(4pt)

大好き…だけど…正午ファンじゃないと…

こ、これは好き嫌いの分かれる本だ。
正午ファンとしてはもうまさに正午節全開!の本だけど、
いきなり佐藤正午の本を読むのはこれが初めて!という人には向かないかも…
とにかくダメすぎる男の話ですからね(笑)
5Amazon書評・レビュー:5より
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No.17:
(5pt)

冷めない情熱がひとつだけ

佐藤正午氏の最高傑作の触れ込みのとうり、堪能させていただきました。 細かい内容に就いては、控えさせていただきますが、今作も文章表現が微に入り細に入り、超絶技巧の限りを尽くしており、また語りの視点を意図的にぶれさせる手法を採っており、正午氏のファンならずとも、この作家が単なるエンターテイメントとしての文学を指向するものではなく、本物の文学を究めつつある道程にあるのはわかっていただきたいと、一ファンとしておもいました。 最後の名文句がありますが、書くことに関してはたとえ手書きであろうと情熱は失わないという、隠れた作者の決意をよんだ気がして、頼もしく感じました。一切内容に触れない、レビューなんてすみません。
5 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:5 (角川文庫)より
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No.16:
(2pt)

理屈っぽさがかえって裏目に出た1冊?

休み休み、浮気もしつつ読んでいたら結局1か月くらいかかってしまった1冊。
結果から言うと好きになれなかった。。。

佐藤正午さんの文章って、すごく理屈っぽくて、間が全くなくて、
読んでいて苦しくなってくるんだけど、それがかえって魅力的だなと
「身の上話」を読んだ時思ったわけだが。

これは理屈っぽすぎるというか、必要のなさそうなエピソードが多かったり
500ページかけてまで書き上げなくても…という印象でした。
頑張って読んだ割に最後も「???」な感じで終わってしまうし。

主人公の「津田」がどうしても好きになれなかったのが大きかったな。
どうしても彼の行動が理解できなかった。
でも彼みたいな不器用な人って、確かにいるよなー。

男性の方が理解できる本なのかな。
5 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:5 (角川文庫)より
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No.15:
(5pt)

面白い小説をまっとうな文章で

登場人物に共感できない、という感想がとても嫌いだ
評価としてはまっとうで、素直な気持ちなんだろうが だったらミクシィのコミュニティで遊んでればよいじゃないって攻撃的な気持ちになる。
冷めた夫婦の愛が「次第に」復活する話しかと思ってみたらば、序盤から裏切られる。
女たらしな小説家先生が登場し不埒な男女関係が美しくなく連ねられていく。
だけれど、恋愛語りをアクセサリーのように自己陶酔の道具にはしない、 簡単に酔えない頭の良い男女のようすはサクサクよめます。
読売新聞で読んだ作者の言葉を思い出した。
「最近は、登場人物の生き方が『道徳的でない』と非難するような読み方ばかり。だったら小説など読む必要はない。僕は少なくとも、面白い小説を、まともな文章で書きたい」
もともとアウトローな作家の主張など、上品な方のお耳には届かないかもしれない
だけど お茶の間に大人気で、子供に見せたい映画ナンバーワンであろう、
あのアニメーション監督も
「理屈にあわないと言ってくる人がいる。そういう人は映画を見ないほうがいい」と(たしか)ポニョ公開前に言っていた。
原稿用紙やセル画に世界を誠実に写しとれば、
不都合なディテールも汚い気持ちも写って当然だ
生きてる作品の証拠。
5Amazon書評・レビュー:5より
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No.14:
(5pt)

なかなか

佐藤正午の小説は、読めば必ず読んだだけのことはある。
その意味で読者を裏切らない作家である。
最近の日本の長編小説はエピソードをたくさん挿入することで長くなっている。
そのエピソードの多くが未解決で放置され、「何だったのかな」と思わされる事態が続いている。一種の放置プレイだが、大部分は50ページで済むような話である。
少なくとも佐藤正午はそうならないように、必死に考えて書いている。もくろみのすべてが成功しているとは思わないが、それが伝わってくる。
某作家のベストセラーなんか、何だったのか全然わからないし、長くある必要があったのかとさえ思う。何で四国に行って、図書館の人と知り合うのか。
そうかと思うと、別のベストセラーでは延々と風呂に入ったり。ただ、長引かせているだけではないのか。
そういう本に星を5つつけているレビュアーは、時代の雰囲気に追随しているだけでしょう。
そんな人に「佐藤正午はいいぞ」といっても、たぶん伝わらないだろうが、たまには自分の目で読んで、自分の文章で評価してみろよ。そういいたい。
5Amazon書評・レビュー:5より
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No.13:
(4pt)

続「放蕩記」?

主人公の小説家「津田伸一」は佐藤正午の小説ではおなじみの皮肉屋タイプの人物で、
前半は彼が多数の女性と関係を持つ話が長々と続き、読み進めるのに正直苦労した。
ところが、一夜を共にしたある女性に出版前の小説の生原稿を持ち去られてしまうところから
一挙に事態が急変し、主人公は小説家として破滅への道をたどることになる・・・。
主人公は今の生活にけりをつけるためにも、わざとはちゃめちゃな女性関係を続けてたように思えてならない。
この本は小説家が主人公という部分でも、昔読んだ「放蕩記」の続編のような気がした。
5Amazon書評・レビュー:5より
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No.12:
(1pt)

私には向かない小説でした

途中で何度も読むのをやめようと思いながら、何とか読破しましたが、
文字で埋められた真っ黒なページのなかに、これといった感動がひとつもなく、
結末に至っては、ここまで頑張って読んだのに、これが結末?というのが正直な感想です。
書評にあったように、巷で反復量産される純愛小説とは確かに違いましたが、
こちらのほうが面白いとも思えませんでした。
身勝手な男の話が好きな方にはお勧めです。
5Amazon書評・レビュー:5より
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No.11:
(4pt)

かならず冷めるものそれはスープと愛とよぶ

当然のように冷める愛を蘇らせ超能力を授かったとしても・・・
ここでいう愛はエロスのことをさしているのだと思う。
逆に冷めなかったら、人は四六時中いちゃついて仕事にもいけないし
日常に障りがあるでしょうね。
それでもやっぱり永遠を求めてしまいます。
5Amazon書評・レビュー:5より
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No.10:
(3pt)

本当はもっとおもしろくなる(ご免なさい!)

 「ジャンプ」では、特異な構成と主人公がもとめているものがマッチしていて、見事な芸をみたような爽快感があったのですが、本書は、佐藤正午的にいえば、あまりよくわからないというのが読後の第一印象でした。それは、この読者の読解力の乏しさにも大きな要因があるのでしょうが、この材料をつかって、この主人公をつかって、なにをしようとしたのか、読者をどこに連れて行こうとしたのか、一読後ではつかめませんでした。
 推敲が重ねられたと思われる文章はいつもながら魅力的で優れていることはいうまでもありませんが、推敲が重ねられたと思う箇所とそうではない箇所が混在している、全体を等してみると各パーツの完成度にむらがあるように感じました。よい文章がより目立つので。
 半ばくらいまでは、引き込まれるように読めましたが、後半は、複雑な文章につまずいてなかなか読み進むことができず、総合的に読者に提供するものをかなえるのに、こんなに分量が必要だったのだろうかと思いました。
 しかし、この作家は変わらずにたいせつな作家であることは間違いないなと思いました。きっともっと人気が出てくるのでしょうね。次はアンダーリポートを読みます。(^o^)
5Amazon書評・レビュー:5より
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No.9:
(3pt)

無意識に眠る信念

倦怠期を迎えた夫婦が
懸賞で運良く手に入れたチケットで旅行へ行く。
そこで夫は「妻へのかつての情熱を取り戻す能力」を身につける。
大人の恋愛モノかと思いきや、
もう一人の主要人物である作家の津田の登場、
そして超能力まで絡んできて、後半までまったく方向性の見えない作品でした。
読了した今でさえ、私はこの本をどんなジャンルの本なのか判断しかねてしまいます。
津田を担当する編集者の言葉に「作家は信念を持って書くべき」というのがあった。
わかりやすい言葉で書いてはいないけど、
きっとこの作品はそれぞれが無意識の中に持っている
現在や過去の愛に対する信念を描いているのだと思う。
誰も中にでも、そんな大切な思いはあるはず。
それを押しつけがましくなく、
遠回りにだけど、さりげなく感じさせてくれる作品でした。
でもやはり著者が男性なので、
男性的な感覚で書いてあるような・・・。
女性には理解できない部分もあるかもしれません。
5Amazon書評・レビュー:5より
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No.8:
(2pt)

欲望

登場人物は異性への欲望だけで動いている。それを突き放す視点がないので、読後感がよくない。美しくて快楽を与えることの上手な人のみをよしとする価値観を、若い読者に与えてしまうことを恐れます。
5Amazon書評・レビュー:5より
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No.7:
(4pt)

実存主義的

現代の「明暗」という書評に惹きつけられて読んでみたが,それとはちょっと違うような読後感.人間のエゴをむきだしにしていきながら,そこに永遠や愛の本質をからめていき,結局は人間は何も果たせないまま終わる,まるでカミュかサルトルを読むようでもあり,一種の実験小説にもとれる.
5Amazon書評・レビュー:5より
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No.6:
(5pt)

相変わらずの筆力の見事さには感服するが。

 2月初めに購入した本書を2ヶ月掛かりでようやく読破した。と言うと、さぞ読むのに四苦八苦した様に聞こえるかもしれない。確かにある意味そうなのだが、決して詰まらなかった訳ではない。私は、佐藤正午の熱心な読者ではないが、彼の著作である「Y」や「ジャンプ」を読んで、その映画的で巧緻なレトリックと文章力の見事さに舌を巻いたひとりとして今作に接し、相変わらずの筆力の凄さに、文句なく感服した。特に今回は、心理分析と語彙に長けた小説家が狂言廻し的主人公として登場する。不特定多数の女性たちと体を交わしながら生きていくその奔放かつ辛辣な心理描写に煽られ、性描写など殆どないにも拘らず、女性たちとのなんともなまめかしいエロチックなリアル感溢れる会話に当てられながら、小休止しつつ読み続けていたのだ。ただ、主人公のキャラと日常が強靭であった為、“倦怠期を迎えたカップルに再び燃えるような情熱を呼び戻させる超能力”や、“その超能力を持つ石橋”の存在と言う本来なら魅力溢れる作品のテーマ、肝と思える部分が、私的には霞んでしまった。ラストの“愛”の真理の苛酷さが今ひとつ胸に迫ってこないのは、私の読みが浅いのか、それとも、、、。
5Amazon書評・レビュー:5より
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No.5:
(5pt)

こういう「愛」でいいと思いました

例えば、ジョンレノンとオノオーコの愛はまぶしすぎる。あれが本当の愛なら・・・自分は相当まずいんじゃないか!この人生のうちでああいう愛の土俵に上がれる日がくるのか!と愛の模範スタイルに知らず知らずのうち苦しめられている方、などが読むと愛に対して新しいスイッチが入るのではないかと思いました。女性が読むと多分イライラします。ページも残り少なくなってきてるのに多分「・・・まぢ?このまま?」と絶望しかけるでしょう。でも麒麟の田村の実話に「ご飯の味の向こう側」というネタがありますが、多分最後は「ひどい男の向こう側」がほんのり見えてくるでしょう。大丈夫です。
5Amazon書評・レビュー:5より
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