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(短編集)
名探偵、初心者ですが 舞田ひとみの推理ノート(舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵)
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【この小説が収録されている参考書籍】
名探偵、初心者ですが 舞田ひとみの推理ノート(舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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歌野晶午の連作短編ミステリの新シリーズである。2010年発表作品の文庫化。 サブタイトルにある「舞田ひとみ」は小学5年生という設定。叔父にあたる刑事が直面する事件を解決するという趣向のようだ。帯紙には「おじ&めい探偵コンビのどんでん返し6連発!」などとある。「退職刑事」の逆張りとかなのかなあ、などと思いつつ、そう思わせておいて歌野はこんどは何を仕掛けてるんだろう?と手に取った。 最初の事件は放火殺人事件。小学生女子ひとみちゃんのおちゃらけな言動に苦笑しながら読み進めていき、そして第1の結末。え~(汗)、あれっ?何か読み飛ばしたのかしらん。○○がまるで○○してないような気が?(パラパラと戻って確認。うーん。) 続けて第2の事件。なんだか切ない展開の話に、そうか~そうなっちゃうか~なんとも重い…。ん?あれっ?やっぱり○○は何も○○してないのでは? そしてそのまま、第6の事件まで同様の展開。え~。え~~~~。 えっとですね、あくまで個人の感想ですが、例えば第3の事件と第4の事件とか、これは連作短編としてなかなかキマッていると思うのですよ。そして読者としては、こうきたら第5第6の事件もこの流れ(えっまさか!あの△△が実は▲▲で…のような)を期待するわけですよ。 だがしかし。 しかもメインの看板がこれではですね…。 確かに歌野といえば「葉桜…」なので、その先を突き詰めるとこういう形になるのかもですが。 | ||||
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私は舞田ひとみファンで、「名探偵初心者ですが…」を舞田ひとみものの新刊だと思って買ってしまいました。開けた以前購入し読んだ「舞田ひとみ11歳・ダンス時々探偵」と全く同じ内容。がっくりしました。これって一種の詐欺ですよね。812円損しました。みなさん、間違えないように!! | ||||
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面白かったですが、何度も読み返したくなるような作品ではなかったかな。 パズル要素は少ないので、シリーズとして、もっと各キャラクターを深掘りしていけば、面白くなりそうですが…。 | ||||
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刑事が姪の言動にヒントを得て事件を解決するというミステリ短編集。 kindle版が0円で皆さんの評価もまずまずだったので読ませてもらいましたが、 私もなかなか楽しませてもらいました。 0円とは思えないボリュームでミステリそのものののクオリティもまずまず高く、 これで文句を言ってはいけないかな、という気持ちになりました。(^^;) 他の方も書かれていますが、 11歳の舞田ひとみちゃんがダンスをする描写はあったかに思いますが、 彼女自身が探偵ではないしタイトルには違和感があります。そこだけちょっと。 | ||||
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Everything else you would find in a marsh excellent excellent book A friend purchased this book for me a few months back. I can not recommend this book enough. Read this book to the very end. It does send a message of hope for our own personal growth. | ||||
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I know when I go to sleep tonight, I will have excellent dreams because of this beautiful book. I want everyone to read it. I will say it: this is a book I will reread and often. I can't recommend it enough. Most influential book I’ve ever read! Essential for anyone dealing with other people. Easy to understand. I loved this book. Completely different than I expected, but in a refreshing way. I hate reading reviews that give everything away, so as a heads up, there are no spoilers here. This book is truly captivating, and I read it in one sitting -I couldn't bear to put it down. It is a Must-Read | ||||
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11歳の少女が刑事を動かして事件を解決するものだと思って読んだのですが、ちょっとした日常会話などでヒントを得て刑事が解決するものでした 歌野さんの作品は肌に合っているのか読みやすくすらすら読めます 今までは短編でも本文にしっかり情報提示していたのですが本作では刑事だけに与えられている情報を決め手に事件解決するものがいくつかあり歌野さんらしくないなと思いました カッパノベル版の著者の言葉によると「ミステリの部分よりも枝葉に盛り込んだたわいなやり取りを楽しんでいただければ」とあります 本書はストーリメイン、しかし思わぬところに大きな出来事があるタイフの本です。登場人物の些細な会話など楽しみたい方にお勧めです | ||||
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主人公は刑事 刑事の兄の娘が、舞田ひとみ11歳 刑事が、無邪気な子供の視点からみえた事象をヒントに 事件を解決していきます。 各章ごとに1つづ事件を解決していく一話完結型ですが、 各章の事件は、相互に関連性があったりもします。 本格ミステリでもなく、子供が活躍する探偵物語でもありませんが、 刑事、兄、舞田ひとみの3人の関係が、ほんわか温かくていい感じ ちょっとハートウォーミングな気持ちになれる ライトで、まったり したミステリです。 | ||||
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タイトルからひとみがコナン的な活躍をするのだろうと予想して読むと、 実際は主人公の刑事がひとみのちょっとした言動から事件を解決するという詐欺的な作品 探偵しとらんだろ 昔の小五程度の知能のひとみは全く魅力がなく普通の小学生で、事件もとりわけ大したものは ないので、あまり買う価値はないだろう一冊 | ||||
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ひとみちゃんは探偵役ではない。 ゲームとダンスが好きなごく普通の女の子、彼女の何気ない言動が、街で起こる事件を捜査中の刑事の叔父さんに天啓を与える・・・という話。 短編仕立てでありながら個々の話に繋がりがあり、謎解きとしての読み応えも十分。 あまり書くとネタバレになってしまうんだけど・・・複雑な事情でお父さんお母さんと一緒に暮らしていない子は、昔より増えているように思う。 良くも悪くもひとみちゃんは冷静に現実を受け止めていて、大人のほうが正直子供に甘えてるんだよなぁと感じてしまう。 伊坂幸太郎さんの作品を読んでも思うんだけど、きっと作者には可愛い女の子供さんか姪御さんが居るんでしょうね。 続編もあるようで、難しい年頃に差し掛かってどうなるか・・・気になるところです。 | ||||
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当初タイトルを見た瞬間嫌な予感に囚われましたが、読んでて萎えてしまうようなあまりにも現実離れした超天才的な子供が登場するわけでもなく、歌野氏ならではの捻りの効いた物語を安心して楽しく読むことができました。密室殺人ゲームシリーズのように是非ともシリーズ化してほしい作品です。 | ||||
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ライトでコミカルな連作短編ミステリ6本を収録 若干、題名に偽りありなような気がもする。 姪のひとみの言動がヒントになり、主人公の刑事が事件を解決する話が多い ひとみ自身が探偵役をしない話も多い あっ!だから、ときどきなのか! | ||||
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不思議な連作ミステリ。6編の短編が収められているのだが、それぞれにからまりあったり。 基本は警察小説。しかし、単純な事件というのは少なくて、主人公の警察官は頭を悩ませることになる。そこに「舞田ひとみ」がヒントを与えてくれ、解決へと向かうという話だ。とはいえ、舞田ひとみが本当に事件解決に役立っているのかは微妙なところ。そのあたりのさじ加減が歌野作品ならではだろう。 楽しく読めるミステリであった。 | ||||
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6編から成る作品集ですが、 事件の解決に、やや無理矢理感を覚えました。 カバー裏のあらすじでは、 「 歌野昌午がかわいらしい少女と難事件を巧みに描く 」 とあるのですが、 この文章から期待していたものと、少しズレてしまったのが、残念でした。 少女ひとみは確かに解決のヒントになるようなことを話しますが、 大体においてそれは偶然で、そこから主人公が事件を解決するのは、 実際問題としては苦しいのではないかという印象でした。 文体が軽いので読みやすいのは良いですが、リアリティは感じません。 また、ユーモアミステリと呼べるほど明るくもなく、 それほどの引きは覚えませんでした。 さらに、最初からひとみに関する、ある部分が語られていないので、もどかさを感じました。 最後の話でそれが解消されるのですが、その分、ミステリ部分は弱くなったように思います。 事件に関する部分が後出しでは、世界に入っていけません。 決して面白くないわけではないのですが、感情移入ができない作品でした。 | ||||
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いかにもコージー・ミステリ風のかわいらしいタイトルが つけられ、著者自身も「ゆるミス」と称している本作。 しかし、そうしたことから読者がイメージするものとは微妙に ずらされた現代風でスパイスの効いた連作短編集となっています。 ◆「いいおじさん、わるいおじさん」 ◆「いいおじさん?わるいおじさん?」 タイトルが示すように、この二篇には関連性があります。 青少年の健全育成に力を注いでいた市議会議員が殺害された事件と、 男子大学生の不自然な拉致監禁事件。 一見、無関係に見えた二つの事件なのですが、ある人物の秘密が明らかに なることで、隠されていた繋がりを浮かび上がらせていく構成は実に巧妙です。 特に「いいおじさん、わるいおじさん」の結末における議員の妻の振舞いが、 真相が判明することで、180度違う意味に反転してしまうところは、本作の 白眉といっていいと思います。 | ||||
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地方都市を舞台に刑事・歳三が活躍する 短編ミステリーの連作集6作入りです。 標題のひとみちゃんは、歳三の姪っ子。 本人が探偵として活躍する、わけではなく 歳三との会話の中で、事件解決の糸口になるようなことを ひょいっと教えてくれたりする小学生です。 ひとみちゃんの活躍を期待して読んだので、 ちょっと拍子抜け。 けれどキャラ仕立ては楽しく、 ライトミステリとしておもしろかったです。 | ||||
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