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滅びのモノクローム



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【この小説が収録されている参考書籍】
滅びのモノクローム
滅びのモノクローム (講談社文庫)

滅びのモノクロームの評価: 2.50/5点 レビュー 18件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(3pt)

期待させておいて 肩透かし 

何の予備知識もなくこの本を読みました。のっけから今住んでいる仙台が出てきて、次に大好きなフライフィッシング、憧れのHARDY PERFECTリールが出てきて おやおやと思っていたら学生時代にバイトしていた日光中禅寺湖畔の風景と次々に自分と重なる部分に深くひきつけられました。しかしながら 不気味な謎解きの展開があって その原因が判ると一気にあっさりと不満足な結末を迎えて 幽霊の正体みたり枯れ尾花みたいな話でした。 主役の二人がディーン・クーンツの主人公の善人パターンで 悪役もなんだか悪モノぶりが物足りないし、フライフィッシングの薀蓄も物足りなかった。 全部中途半端。
滅びのモノクロームAmazon書評・レビュー:滅びのモノクロームより
4062114585
No.4:
(3pt)

期待させておいて 肩透かし

何の予備知識もなくこの本を読みました。のっけから今住んでいる仙台が出てきて、次に大好きなフライフィッシング、憧れのHARDY PERFECTリールが出てきて おやおやと思っていたら学生時代にバイトしていた日光中禅寺湖畔の風景と次々に自分と重なる部分に深くひきつけられました。しかしながら 不気味な謎解きの展開があって その原因が判ると一気にあっさりと不満足な結末を迎えて 幽霊の正体みたり枯れ尾花みたいな話でした。 主役の二人がディーン・クーンツの主人公の善人パターンで 悪役もなんだか悪モノぶりが物足りないし、フライフィッシングの薀蓄も物足りなかった。 全部中途半端。
滅びのモノクロームAmazon書評・レビュー:滅びのモノクロームより
4062114585
No.3:
(3pt)

乱歩賞受賞作としては・・・

第48回江戸川乱歩賞受賞作2002年文春傑作ミステリーベスト10 3位。2003年度版このミス10では上位60作品に入っていない。骨董市で偶然手に入れたフライフィッシュ用のリールの中に古い16ミリフィルムをみつけたCMディレクター日下。すでにぼろぼろになったフィルムは再生困難であったが、一部復元したところ、どうやら湖畔でフライフィッシュをしている映像らしい。このフィルムを政党のPRフィルムに使用することになるが・・・・。作品自体は文体が読みやすくすらすら読める。しかしながら、ページ数を限定された選考作品にたくさんのことを詰め込みすぎて、どれも踏み込みが浅くなってしまっているのが残念だ。作者は、ミステリーを通して「葬り去られた戦時中の犯罪」をえがこうとしているのだが、ミステリーの展開としては強引で、とくに動機に関しては、これほどの罪を犯すものとしては納得がいかなかった。近年の「12YO」「脳男」「テロリストのパラソル」「十三階段」などと比べると、乱歩賞受賞作としては並か並の下程度の作品だと思う。
滅びのモノクローム (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:滅びのモノクローム (講談社文庫)より
4062751682
No.2:
(3pt)

質、量、そして物語速度のバランス不足かな?

仙台に始まり、日光に移る。中禅寺湖畔をほとんどの舞台に描く作品というのは珍しいとは思う。ローカル色が豊かである意味旅情すら味わえる。ぼくは山登りの時代にも日光あたりは好きな場所だったし、読んでいて大抵の場所の土地勘があり、そういう楽しみ方の方が勝ってしまったかもしれない。
 デビュー作にしては、いちいち脇役的キャラクターが楽しいのだけれど、それをあまり大切にしないせいか、数日経ってみると忘れてしまう。スピード感のある筆致であるレベルに達した面白いプロットを描いているせいか、せっかくのキャラクター作りも急かされているように通り過ぎてしまうところが何とももったいない。
 じっくりゆっくり長く書くという作業を一度試していただければ、評価はきっと変わる!だ!!ろうとは思う。残念ながらこの質量では今のぼくの読書感覚にはかなり物足りない。軽いという欠点をどこまで消化し切れるか、今の作家の大半に求めたいことであるのだが。
滅びのモノクロームAmazon書評・レビュー:滅びのモノクロームより
4062114585
No.1:
(3pt)

江戸川乱歩賞らしくないかも?

毎年の様に、江戸川乱歩賞を読んでいますが、全部読み終わった感想としては、江戸川乱歩賞らしくないように思いました。もちろん、読む人それぞれに感性があると思いますが、少なからず私にはそう思いました。
 この小説は、段落ごとに話しが移り変わりますが、その段落が切り替わる際に、何の事を書いているのかが全く不明で、読んでいて一気に読み上げるだけのストーリー性とか、ゾクゾクするような面白さにかけていました。
 こう書いてしまうと、これから読もうとしている方に大変失礼ですね。ただ、釣りという題材を上手く絡ませた内容だと思います。
滅びのモノクロームAmazon書評・レビュー:滅びのモノクロームより
4062114585

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