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ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件
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ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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実は、エラリー・クイーンの作品はそれほど読んでいないのですが、それでもこの少しまわりくどい(?)表現方法はクイーンのそれらしいことは私でもわかりました。だから、クイーンファンであれば、彼の作品に触れる部分もありとても楽しめると思います。 ただ、純粋にミステリとしてはどうか。本格は本格なのですが、どうも結論までの持っていきかたというか推理の過程というか、それがすんなりと飲み込めなくて。せっかく「五十円玉二十枚の謎」とからめてあるだけに、少し残念。読み終えたあと、若干の消化不良感が残ってしまいました。もう少しエラリー・クイーンに触れてから、もう1度読み返したらたぶん楽しめるのだと思います。 | ||||
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2005年に出た単行本の文庫化。 第六回本格ミステリ大賞の評論・研究部門を受賞している。 クイーンが来日時に事件に巻き込まれ、解決していたという設定を使った推理小説である。クイーンが帰国後に自身の体験を小説化していたが、諸事情から出版されず、未発表原稿が見つかったのを気に日本語訳されたという形式を取っている。 かなりクイーンぽく、翻訳調の文体も遊び心に満ちていて楽しい。 しかし、ミステリとしては面白くない。 評論・研究として賞を受けているとおり、本書はひとつの「クイーン論」でもある。良く考えられているし、目から鱗といった指摘なのだが、それを小説としてまとめる必要があったのかどうか・・・。 | ||||
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2005年に出た単行本の文庫化。 第六回本格ミステリ大賞の評論・研究部門を受賞している。 クイーンが来日時に事件に巻き込まれ、解決していたという設定を使った推理小説である。クイーンが帰国後に自身の体験を小説化していたが、諸事情から出版されず、未発表原稿が見つかったのを気に日本語訳されたという形式を取っている。 かなりクイーンぽく、翻訳調の文体も遊び心に満ちていて楽しい。 しかし、ミステリとしては面白くない。 評論・研究として賞を受けているとおり、本書はひとつの「クイーン論」でもある。良く考えられているし、目から鱗といった指摘なのだが、それを小説としてまとめる必要があったのかどうか・・・。 | ||||
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