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四季 秋



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【この小説が収録されている参考書籍】
四季 秋 (講談社ノベルス)
四季 秋 (講談社文庫)

四季 秋の評価: 4.21/5点 レビュー 29件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.21pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全22件 21~22 2/2ページ
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No.2:
(5pt)

読み進めるうちに「をいをいをいをい!」と思わずにはいられないのでありました。

 っつうか、ここまでS&MシリーズとVシリーズとがクロスオーバーするとは思わなかったもんで、ちょっと意表を突かれたというか。両シリーズの主役格の「あの人」と「あの人」の関係が「アア」であるとは!(正直、ネタバレ承知でぶちまけたいという気持ちはいっぱいあるのだが、これから読む人のために、ここではやはり伏せたママにしておきましょう)「四季」シリーズの三冊目ということですが、肝心の真賀田四季自身は登場しません。かわりに、真賀田四季に少なからぬ関心を持ち続ける人々の動向や心理を描いています。「不在のままの中心人物に撹拌される周辺の人々」といった感じで、たぶん、次の巻の「冬」で完結すると予想できる「四季」シリーズのなかで、最終巻前の箸休め的というかインターミッションというか、今までの関連シリーズでずーっと敷いてきた伏線とか情報とかを丁寧に整理するようなおもむきもあります。 S&MシリーズとVシリーズ、どちらかしか読んでいない方も、これを機会に全巻読破して予習しておくと、「四季」シリーズの完結が、よりいっそう楽しめるかと思います。
四季 秋 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:四季 秋 (講談社ノベルス)より
4061823531
No.1:
(5pt)

やっと犀川の出番ですよ!

お待たせしました。V シリーズも「四季」春夏も、正直、いま一つでしたよね?あれは、前フリだったんです。たぶん、やっとここで始まる、というのがこの「秋」なんでしょう。作者が、[全作品を一つの作品のようにしたい]というようなことを書いていた覚えがありますが、本書はまさにその結合部となる一作です。ネットで調べたり自力で推理したりして林や秋野などのナゾを知ってた人以外は、本作品で V シリーズの意味について理解することになります。というわけで、これだけ読んで面白いかどうかは保証できませんが、森博嗣の小説を読んできた人は、大興奮まちがいなしです。そして、「冬」には何があるんだろう、とまた待ち遠しい日々を送ることになるのです。
四季 秋 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:四季 秋 (講談社ノベルス)より
4061823531

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