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ノーカット版密閉教室
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ノーカット版密閉教室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21~26 2/2ページ
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教室の机と椅子が全てなくなり。 しかも密室で。 人が死んでいる。 なぜ?どうして? 今回はノーカット版であるということで ノベルズと比べるのも いいかと。 | ||||
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教室の机と椅子が全てなくなり。 しかも密室で。 人が死んでいる。 なぜ?どうして? 今回はノーカット版であるということで ノベルズと比べるのも いいかと。 | ||||
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自分のデビュー作。それも出版社の事情でカットした分を再現して復刊させる。これは、作家にとってはかなり恥ずかしいことだろうと思う。 高校生の素人探偵。ズバリ推理を的中させたかと思うと、外したり、、、そんな雰囲気が、文体の初々しさ=素人っぽい饒舌さと相まってそれっぽい雰囲気を醸し出している。 与えられた事実から推理合戦をする。またはいかにも解説調にトリックを説明する、というタイプのミステリは基本的に嫌いだが、饒舌な高校生のやることなら、まあ、いいか、という気分にさせられてしまった。 淡々とラストまでいくのか、と思ったら、見せ場がいくつか用意されているし、今ではあまり見かけなくなった二転三転の仕掛けが楽しませてくれる。 ただ、最後まで読んだ後、改めて冒頭シーンを読むと、「おいおい、フェアじゃねえよ」と思わず突っ込んでしまった。 | ||||
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自分のデビュー作。それも出版社の事情でカットした分を再現して復刊させる。これは、作家にとってはかなり恥ずかしいことだろうと思う。 高校生の素人探偵。ズバリ推理を的中させたかと思うと、外したり、、、そんな雰囲気が、文体の初々しさ=素人っぽい饒舌さと相まってそれっぽい雰囲気を醸し出している。 与えられた事実から推理合戦をする。またはいかにも解説調にトリックを説明する、というタイプのミステリは基本的に嫌いだが、饒舌な高校生のやることなら、まあ、いいか、という気分にさせられてしまった。 淡々とラストまでいくのか、と思ったら、見せ場がいくつか用意されているし、今ではあまり見かけなくなった二転三転の仕掛けが楽しませてくれる。 ただ、最後まで読んだ後、改めて冒頭シーンを読むと、「おいおい、フェアじゃねえよ」と思わず突っ込んでしまった。 | ||||
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法月綸太郎と言えば、著者と同名の名探偵が活躍する作品群が有名ですが、このデビュー作には探偵・法月は登場せず、工藤順也という高校生が探偵役を務めています。当然舞台は高校で、捜査にあたる警察陣を除けば登場人物は全て高校生か高校教師です。こういうのは一般には“学園もの”と呼ばれますが、その呼称にふさわしいさわやかさはここには微塵もありません。非常に鬱屈した不健康な空気に満ちているのです。しかし、考えてみれば青春というものの実態は意外とそういうものかも知れなあなどと昔を振り返ってみたくなります。トリックはかなり盛り沢山で、謎の奥にまた謎が隠されているというパターンが何度か展開され、読者を飽きさせません。教室の中で生徒の死体が発見されるのですが、その時教室が密室状態になっていたことと、(興をそぐので詳しくは書けませんが)教室内が普段と異なる状況になっていたことの理由を探るという2つの謎がストーリーの中心なのですが、それぞれの謎に対して次々と提示される様々な解答がそれぞれ魅力的です。尚、この本は初回発売時にはカットされた部分を復活させた“ノーカット版”ですが、私はこちらしか読んでいないので初回発売版との違いについてはわかりません。ただ、カットする必要があるほど長すぎるという印象はなく、最後まで楽しく読めました。 | ||||
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法月綸太郎と言えば、著者と同名の名探偵が活躍する作品群が有名ですが、このデビュー作には探偵・法月は登場せず、工藤順也という高校生が探偵役を務めています。当然舞台は高校で、捜査にあたる警察陣を除けば登場人物は全て高校生か高校教師です。こういうのは一般には“学園もの”と呼ばれますが、その呼称にふさわしいさわやかさはここには微塵もありません。非常に鬱屈した不健康な空気に満ちているのです。しかし、考えてみれば青春というものの実態は意外とそういうものかも知れなあなどと昔を振り返ってみたくなります。 トリックはかなり盛り沢山で、謎の奥にまた謎が隠されているというパターンが何度か展開され、読者を飽きさせません。教室の中で生徒の死体が発見されるのですが、その時教室が密室状態になっていたことと、(興をそぐので詳しくは書けませんが)教室内が普段と異なる状況になっていたことの理由を探るという2つの謎がストーリーの中心なのですが、それぞれの謎に対して次々と提示される様々な解答がそれぞれ魅力的です。 尚、この本は初回発売時にはカットされた部分を復活させた“ノーカット版”ですが、私はこちらしか読んでいないので初回発売版との違いについてはわかりません。ただ、カットする必要があるほど長すぎるという印象はなく、最後まで楽しく読めました。 | ||||
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