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少女
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少女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全55件 21~40 2/3ページ
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湊かなえの本は往復書簡を最近読んで面白いと思ったので続けて買いました。作品も内容も面白いです。私個人としては、作品の少女のような感覚がいかにも普通の少女の中に何気なくあるかと思いちょっと怖い。(小説なのに自分に引き付けてしまう私としては)そう思わなければとても面白い作り方と内容の作品で、湊かなえという作家はの力量が伺えます。 | ||||
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著者の作品初読書。 本屋大賞を受賞した著者の代表作『告白』は未読。本ではなくDVDで視聴しました。 主人公である女子生徒は片腕の握力が3しかない。その友達の女生徒は剣道の全国大会覇者。 もう一人の友達は人の死に関わったことがある。主要登場人物は主に前者二人。 最後の一人は偶に出てくる程度です。 面白いエンターテイメント小説でした。告白の時と同様に今作も連鎖が凄まじい。 ゲープロが操るぷよぷよの如く連鎖していく。 一連鎖!二連鎖! お陰で止めるタイミングを失ってしまいます。 少女特有ともいえる不安やすれ違いなどの心理描写も書かれている。 不刊の書とまではいきませんが楽しめる作品でした。 | ||||
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いくつかの伏線が、最後にとてもきれいにまとまった。 だがまとまり過ぎたことによって、小説の余韻がなくなってしまった。 あまりにきれいになりすぎると、それはそれでおもしろくなくなる。 小説は不思議なものだと、あたらためて思った。 | ||||
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ツタヤで文庫になっているのを発見して買いました。 「告白」を読んですごくよかったので、今回もすごく期待をして 読んでみました。 3をつけてしまいましたが、 小説としては読みやすいし、展開も面白いです。 ただ、どうしてもかなり都合のよい流れの部分も多くて、 ちょっと気になってしまうというのが正直なところでした。 もう少し、丁寧に背景を描いたほうがよいなぁと思う部分も。 ただ、テンポを大切にする作品だし、 こういう作風なんだ、と割り切って読めてしまえば よいのだと思います。 | ||||
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一気に読み終えた。湊かなで作品は『告白』以来2作目。 主人公の女子高生2人の短絡的というか、自分可愛さで行動してしまうところ、読者が元女子高生ならきっと身に覚えがあるはず。 友人ではあるのに理解しようとしない距離感とか、思春期の自意識過剰さがイタイ。うまい。 特に敦子の「己可愛さ」が随所にあって、チクチクと毒を撒き散らす。 距離を保ったままの日常が続くのもリアリティはある。他人同士が完全に重ね合わさるなんて現実にはなかなか有り得ない。 どこまで行っても、他人は他人でしかない。でももし一瞬だけ重なる瞬間があるなら、一瞬だけ世界が輝いて見えるだろうな。 あとは、いつまでも「世界と私」で生きるのは難しいなあ。とか。10代20代前半までの特権だ。 全て繋がってる、ってのが読後の感動には繋がらず、クイズの答え合わせをしている感覚だったのと、 一番の盛り上がりのとこでちょっと唐突なことが起こり過ぎて、ポカーンとしてしまった。ちょっと残念。 | ||||
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女子高生2人が交互に物語を進めて行く感じで、最初の方は少し読みにくかったけど、慣れてけば平気でした。 最初から、最後までちゃんと繋がってるんだけど、ちょっと無理矢理な感じがするかな。 いくらなんでも、人が繋がりすぎじゃないかなって思う。 身近にそんな問題な奴ばかりいないだろ〜みたいな。 でも、スラスラ読めたし、女子高生に共感できるとこもあったし、私は、結構楽しかったと思います。 | ||||
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小説を読んでいる最中から、自分の中で少しの違和感を抱き続けていたように思います。 湊さんの作品は『少女』が初めてです。 私自身、高校卒業からそこまで年月もたっていませんし、この小説に登場する少女たちの心情は理解できました。 『女子高生』という微妙な年代の少女たちの、純真さ・残酷さ・潔癖感などが表現されていて、高校時代の苦々しい気持ちが思い出されました。 優越感に浸りたいため・対等な立場に立ちたいために、『少女』たちは「死体を見たい」という欲求をもち、目標に向かって行動し始めます。 「そんな単純な動機で老人ホームでバイトしたり、ボランティアしたりしないと思う」という意見もありますが、私は逆に、そこがリアルな気がしました。単純で不純な動機から始めたために、由紀は途中で投げ出し、敦子ははっきり言えずにだらだら続けます。(まぁ最後は楽しんでますが) 最初から最後まで、テンポ良く読めましたし、*の意味にも気付けたときはスッキリできました。 ただ…矛盾していますが、最初から最後まである種の違和感が拭えませんでした。 その違和感の理由が自分でもよくわからないんですが…うーん… 批判するわけではないのですが、作者さんの『死』に対する考え方・扱い方が好きになれなかったのかも知れません。 他の作品を読んでみたいとは思いました。 | ||||
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「夜光観覧者」で俄然湊かなえに興味を持ったので、本物かどうか少しばかり彼女の本を読んでみようかなと思う。 とはいえ本書の表紙を見て下さい。どこかのヤング・アダルト向き雑誌と見紛いそうだが、これが早川書房なのである。 少なからず恥ずかしかった。読みやすかったので、本書もおそらく売れたと思うが、宮部や桜庭の域に行くかは未知数だ。 才能がある事だけは認めよう。それと、嘘チカン(内容については読んで下さいとしか云いようがない)の生態は少しばかりショックだった。 | ||||
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「夜光観覧者」で俄然湊かなえに興味を持ったので、本物かどうか少しばかり彼女の本を読んでみようかなと思う。 とはいえ本書の表紙を見て下さい。どこかのヤング・アダルト向き雑誌と見紛いそうだが、これが早川書房なのである。 少なからず恥ずかしかった。読みやすかったので、本書もおそらく売れたと思うが、宮部や桜庭の域に行くかは未知数だ。 才能がある事だけは認めよう。それと、嘘チカン(内容については読んで下さいとしか云いようがない)の生態は少しばかりショックだった。 | ||||
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女子高校生2人の手記です。 それにミステリー仕立ての謎がからんでます。 登場人物の言動は、かなり毒があり、「告白」の生徒たちを思い起こせますが 実はかなり前向きな青春小説です。 おどろおどろしい湊かなえワールドを期待した人には、肩すかしかもしれません。 | ||||
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女子高校生2人の手記です。 それにミステリー仕立ての謎がからんでます。 登場人物の言動は、かなり毒があり、「告白」の生徒たちを思い起こせますが 実はかなり前向きな青春小説です。 おどろおどろしい湊かなえワールドを期待した人には、肩すかしかもしれません。 | ||||
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「告白」があまりにも衝撃的で出来すぎていたので、これを超える作品を期待するのは酷かも。 しかし文体は告白と同じ しゃべり口調でサクサクと進み、とても読みやすくちょうどいい長さでした。 ただ 少女、おっさん、子供、彼氏、みんなそんなにひねくれているのか?と思ってしまいました。 | ||||
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「告白」があまりにも衝撃的で出来すぎていたので、これを超える作品を期待するのは酷かも。 しかし文体は告白と同じ しゃべり口調でサクサクと進み、とても読みやすくちょうどいい長さでした。 ただ 少女、おっさん、子供、彼氏、みんなそんなにひねくれているのか?と思ってしまいました。 | ||||
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告白がおもしろかったので読んでみる。 ほかの方が言ってるように 面白いには面白いんだけど、告白と比べると…う〜んって感じ。 読んでいて気持ちいい所もある、感動する所もある、伏線もうまい具合に回収してる。 しかし腑に落ちない所もある。ミステリとしても今ひとつだった気がする。 最近の女子高生って皆ああなの?こわい | ||||
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告白がおもしろかったので読んでみる。 ほかの方が言ってるように 面白いには面白いんだけど、告白と比べると…う〜んって感じ。 読んでいて気持ちいい所もある、感動する所もある、伏線もうまい具合に回収してる。 しかし腑に落ちない所もある。ミステリとしても今ひとつだった気がする。 最近の女子高生って皆ああなの?こわい | ||||
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告白がすごかったので期待も大きい。 告白がなかったら星4つかも。 色々詰め込みすぎ、都合のいい偶然が多い。 一人称の区別がつきにくい。 でも十分面白い。良くこんな話考えられるなと感心します。 次回作に期待します。 | ||||
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告白がすごかったので期待も大きい。 告白がなかったら星4つかも。 色々詰め込みすぎ、都合のいい偶然が多い。 一人称の区別がつきにくい。 でも十分面白い。良くこんな話考えられるなと感心します。 次回作に期待します。 | ||||
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「告白」が非常に面白かったので期待して読みましたが、 やっぱり前作ほどの衝撃、興奮は得られませんでした。それが非常に残念。 ただ、読みやすいし書き方もウマいので一気に読めました。 色んな糸が繋がって繋がって、ここまでやるか!っていうくらい絡めてきますけど、 それが面白さに特に繋がっていないのが本作の惜しいところです。 そういうミステリー要素よりも、主人公二人の「少女」らしさが上手く描けているのを評価したいと思います。 少女の時って、ここまで顕著じゃないにしろ、誰もが嫉妬や猜疑心や虚勢に苛まれていて。 少女の時期だけ、少女特有の感じを非常に鮮明に描けてます。 自分が女だから言えますけど、少女っていう生き物は本当怖いです! | ||||
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「告白」が非常に面白かったので期待して読みましたが、 やっぱり前作ほどの衝撃、興奮は得られませんでした。それが非常に残念。 ただ、読みやすいし書き方もウマいので一気に読めました。 色んな糸が繋がって繋がって、ここまでやるか!っていうくらい絡めてきますけど、 それが面白さに特に繋がっていないのが本作の惜しいところです。 そういうミステリー要素よりも、主人公二人の「少女」らしさが上手く描けているのを評価したいと思います。 少女の時って、ここまで顕著じゃないにしろ、誰もが嫉妬や猜疑心や虚勢に苛まれていて。 少女の時期だけ、少女特有の感じを非常に鮮明に描けてます。 自分が女だから言えますけど、少女っていう生き物は本当怖いです! | ||||
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由紀と敦子のような女子高生像は、「そんな理由のために病院や老人ホームに行く人間は常識的にありえない」という不謹慎さは感じますが、周囲の人物に対するドロドロした感情は、現実にありそうなリアルさは感じました。 ただ、ストーリー展開のほとんどがそんな2人のドロドロした感情をひたすら読まされている印象はあり、平易な文章ではありますが、裏表紙の「衝撃の結末」という言葉がなければ、読むのはちょっと苦心していたかもしれません。 ただそれよりも致命的なのは、由紀と敦子の2人の視点が交互に入れ替わりつつ話が進んでいくのですが、その2人の視点の入れ替わりが非常にわかりにくいことです。 突然視点を交代させ読者を驚かせようとしているのかはわかりませんが、話の中で固有名詞を拾いつつ読み進めないと、「ここは由紀の視点か?敦子の視点か?」が非常にわかりにくかったです。 読み進めるにつれて、著者がかなり作り込んでこのストーリーを書きあげたことがわかりますが、この視点の切り替えの混乱もあり、テンポが失われ驚きも半減していました。 | ||||
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