誰彼

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誰彼の評価:

3.60/5点 レビュー 25件。 B ランク

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全62件 41〜60 3/4ページ
No.22
(5pt)

ハードパズラーの奇蹟的な達成

新興宗教《汎エーテル教団》の教祖・メンターこと甲斐辰郎のもとに、
「異来邪」と名乗る脅迫者から、奇妙なメッセージが送られてくる。

綸太郎は犯人探しをはじめるが、瞑想のため、地上八十メートルにある塔
最上部の密室状態の部屋に籠った甲斐が、脅迫状通りに姿を消してしまう。

まもなくして、西落合のマンションから、甲斐と思われる首無し死体が発見される。

捜査線上には、甲斐と生き別れた顔が瓜二つの双子の
弟、安倍誓生と安倍兼等が浮上してくるのだが……。

果たして、首無し死体は甲斐なのか?
そして、犯人は何のために首を持ち去ったのか?

当初本作は、偏執的に推理の試行錯誤をするコリン・デクスターの手法を借用することで、
クイーンの《国名》シリーズの再活性を試みるという構想に基づいて書かれていましたが、
最終的には、誰もが臨めない、前人未踏の境地に到達したといえます。

三人の「同じ顔を持つ男」と、甲斐に施されていたという人工内耳の手術の跡。

繰り返される推理の過程で、容疑者たちは三兄弟を軸に「首無し
死体」、「犯人」といった役割を、目まぐるしく交換していきます。

膨張していく推理、酩酊感をもたらすどんでん返しのつるべ打ちに、
「誰が誰でもええわ」と思う人もいるかもしれませんが、本作における
複雑かつアクロバティックな論理展開は、パズラーとして奇跡的な達成
といえます。

著者と同じく、クイーンを信奉する作家・有栖川有栖氏をして、
「クイーンの傑作数本分に匹敵する凝集度」と言わしめたのは、
伊達ではありません。
誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス)より
4061814427
No.21
(5pt)

ハードパズラーの奇蹟的な達成

新興宗教《汎エーテル教団》の教祖・メンターこと甲斐辰郎のもとに、
「異来邪」と名乗る脅迫者から、奇妙なメッセージが送られてくる。

綸太郎は犯人探しをはじめるが、瞑想のため、地上八十メートルにある塔
最上部の密室状態の部屋に籠った甲斐が、脅迫状通りに姿を消してしまう。

まもなくして、西落合のマンションから、甲斐と思われる首無し死体が発見される。

捜査線上には、甲斐と生き別れた顔が瓜二つの双子の
弟、安倍誓生と安倍兼等が浮上してくるのだが……。

果たして、首無し死体は甲斐なのか?
そして、犯人は何のために首を持ち去ったのか?

当初本作は、偏執的に推理の試行錯誤をするコリン・デクスターの手法を借用することで、
クイーンの《国名》シリーズの再活性を試みるという構想に基づいて書かれていましたが、
最終的には、誰もが臨めない、前人未踏の境地に到達したといえます。

三人の「同じ顔を持つ男」と、甲斐に施されていたという人工内耳の手術の跡。

繰り返される推理の過程で、容疑者たちは三兄弟を軸に「首無し
死体」、「犯人」といった役割を、目まぐるしく交換していきます。

膨張していく推理、酩酊感をもたらすどんでん返しのつるべ打ちに、
「誰が誰でもええわ」と思う人もいるかもしれませんが、本作における
複雑かつアクロバティックな論理展開は、パズラーとして奇跡的な達成
といえます。

著者と同じく、クイーンを信奉する作家・有栖川有栖氏をして、
「クイーンの傑作数本分に匹敵する凝集度」と言わしめたのは、
伊達ではありません。
誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス)より
4061814427
No.20
(5pt)

ハードパズラーの奇蹟的な達成

新興宗教《汎エーテル教団》の教祖・メンターこと甲斐辰郎のもとに、
「異来邪」と名乗る脅迫者から、奇妙なメッセージが送られてくる。

綸太郎は犯人探しをはじめるが、瞑想のため、地上八十メートルにある塔
最上部の密室状態の部屋に籠った甲斐が、脅迫状通りに姿を消してしまう。

まもなくして、西落合のマンションから、甲斐と思われる首無し死体が発見される。

捜査線上には、甲斐と生き別れた顔が瓜二つの双子の
弟、安倍誓生と安倍兼等が浮上してくるのだが……。

果たして、首無し死体は甲斐なのか?
そして、犯人は何のために首を持ち去ったのか?

当初本作は、偏執的に推理の試行錯誤をするコリン・デクスターの手法を借用することで、
クイーンの《国名》シリーズの再活性を試みるという構想に基づいて書かれていましたが、
最終的には、誰もが臨めない、前人未踏の境地に到達したといえます。

三人の「同じ顔を持つ男」と、甲斐に施されていたという人工内耳の手術の跡。

繰り返される推理の過程で、容疑者たちは三兄弟を軸に「首無し
死体」、「犯人」といった役割を、目まぐるしく交換していきます。

膨張していく推理、酩酊感をもたらすどんでん返しのつるべ打ちに、
「誰が誰でもええわ」と思う人もいるかもしれませんが、本作における
複雑かつアクロバティックな論理展開は、パズラーとして奇跡的な達成
といえます。

著者と同じく、クイーンを信奉する作家・有栖川有栖氏をして、
「クイーンの傑作数本分に匹敵する凝集度」と言わしめたのは、
伊達ではありません。
誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス)より
4061814427
No.19
(5pt)

ハードパズラーの奇蹟的な達成

新興宗教《汎エーテル教団》の教祖・メンターこと甲斐辰郎のもとに、
「異来邪」と名乗る脅迫者から、奇妙なメッセージが送られてくる。

綸太郎は犯人探しをはじめるが、瞑想のため、地上八十メートルにある塔
最上部の密室状態の部屋に籠った甲斐が、脅迫状通りに姿を消してしまう。

まもなくして、西落合のマンションから、甲斐と思われる首無し死体が発見される。

捜査線上には、甲斐と生き別れた顔が瓜二つの双子の
弟、安倍誓生と安倍兼等が浮上してくるのだが……。

果たして、首無し死体は甲斐なのか?
そして、犯人は何のために首を持ち去ったのか?



当初本作は、偏執的に推理の試行錯誤をするコリン・デクスターの手法を借用することで、
クイーンの《国名》シリーズの再活性を試みるという構想に基づいて書かれていましたが、
最終的には、誰もが臨めない、前人未踏の境地に到達したといえます。


三人の「同じ顔を持つ男」と、甲斐に施されていたという人工内耳の手術の跡。

繰り返される推理の過程で、容疑者たちは三兄弟を軸に「首無し
死体」、「犯人」といった役割を、目まぐるしく交換していきます。


膨張していく推理、酩酊感をもたらすどんでん返しのつるべ打ちに、
「誰が誰でもええわ」と思う人もいるかもしれませんが、本作における
複雑かつアクロバティックな論理展開は、パズラーとして奇跡的な達成
といえます。


著者と同じく、クイーンを信奉する作家・有栖川有栖氏をして、
「クイーンの傑作数本分に匹敵する凝集度」と言わしめたのは、
伊達ではありません。


誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス)より
4061814427
No.18
(5pt)

ハードパズラーの奇蹟的な達成

新興宗教《汎エーテル教団》の教祖・メンターこと甲斐辰郎のもとに、
「異来邪」と名乗る脅迫者から、奇妙なメッセージが送られてくる。

綸太郎は犯人探しをはじめるが、瞑想のため、地上八十メートルにある塔
最上部の密室状態の部屋に籠った甲斐が、脅迫状通りに姿を消してしまう。

まもなくして、西落合のマンションから、甲斐と思われる首無し死体が発見される。

捜査線上には、甲斐と生き別れた顔が瓜二つの双子の
弟、安倍誓生と安倍兼等が浮上してくるのだが……。

果たして、首無し死体は甲斐なのか?
そして、犯人は何のために首を持ち去ったのか?



当初本作は、偏執的に推理の試行錯誤をするコリン・デクスターの手法を借用することで、
クイーンの《国名》シリーズの再活性を試みるという構想に基づいて書かれていましたが、
最終的には、誰もが臨めない、前人未踏の境地に到達したといえます。


三人の「同じ顔を持つ男」と、甲斐に施されていたという人工内耳の手術の跡。

繰り返される推理の過程で、容疑者たちは三兄弟を軸に「首無し
死体」、「犯人」といった役割を、目まぐるしく交換していきます。


膨張していく推理、酩酊感をもたらすどんでん返しのつるべ打ちに、
「誰が誰でもええわ」と思う人もいるかもしれませんが、本作における
複雑かつアクロバティックな論理展開は、パズラーとして奇跡的な達成
といえます。


著者と同じく、クイーンを信奉する作家・有栖川有栖氏をして、
「クイーンの傑作数本分に匹敵する凝集度」と言わしめたのは、
伊達ではありません。


誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス)より
4061814427
No.17
(5pt)

ハードパズラーの奇蹟的な達成

新興宗教《汎エーテル教団》の教祖・メンターこと甲斐辰郎のもとに、
「異来邪」と名乗る脅迫者から、奇妙なメッセージが送られてくる。

綸太郎は犯人探しをはじめるが、瞑想のため、地上八十メートルにある塔
最上部の密室状態の部屋に籠った甲斐が、脅迫状通りに姿を消してしまう。

まもなくして、西落合のマンションから、甲斐と思われる首無し死体が発見される。

捜査線上には、甲斐と生き別れた顔が瓜二つの双子の
弟、安倍誓生と安倍兼等が浮上してくるのだが……。

果たして、首無し死体は甲斐なのか?
そして、犯人は何のために首を持ち去ったのか?



当初本作は、偏執的に推理の試行錯誤をするコリン・デクスターの手法を借用することで、
クイーンの《国名》シリーズの再活性を試みるという構想に基づいて書かれていましたが、
最終的には、誰もが臨めない、前人未踏の境地に到達したといえます。


三人の「同じ顔を持つ男」と、甲斐に施されていたという人工内耳の手術の跡。

繰り返される推理の過程で、容疑者たちは三兄弟を軸に「首無し
死体」、「犯人」といった役割を、目まぐるしく交換していきます。


膨張していく推理、酩酊感をもたらすどんでん返しのつるべ打ちに、
「誰が誰でもええわ」と思う人もいるかもしれませんが、本作における
複雑かつアクロバティックな論理展開は、パズラーとして奇跡的な達成
といえます。


著者と同じく、クイーンを信奉する作家・有栖川有栖氏をして、
「クイーンの傑作数本分に匹敵する凝集度」と言わしめたのは、
伊達ではありません。


誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス)より
4061814427
No.16
(5pt)

ハードパズラーの奇蹟的な達成

新興宗教《汎エーテル教団》の教祖・メンターこと甲斐辰郎のもとに、
「異来邪」と名乗る脅迫者から、奇妙なメッセージが送られてくる。

綸太郎は犯人探しをはじめるが、瞑想のため、地上八十メートルにある塔
最上部の密室状態の部屋に籠った甲斐が、脅迫状通りに姿を消してしまう。

まもなくして、西落合のマンションから、甲斐と思われる首無し死体が発見される。

捜査線上には、甲斐と生き別れた顔が瓜二つの双子の
弟、安倍誓生と安倍兼等が浮上してくるのだが……。

果たして、首無し死体は甲斐なのか?
そして、犯人は何のために首を持ち去ったのか?



当初本作は、偏執的に推理の試行錯誤をするコリン・デクスターの手法を借用することで、
クイーンの《国名》シリーズの再活性を試みるという構想に基づいて書かれていましたが、
最終的には、誰もが臨めない、前人未踏の境地に到達したといえます。


三人の「同じ顔を持つ男」と、甲斐に施されていたという人工内耳の手術の跡。

繰り返される推理の過程で、容疑者たちは三兄弟を軸に「首無し
死体」、「犯人」といった役割を、目まぐるしく交換していきます。


膨張していく推理、酩酊感をもたらすどんでん返しのつるべ打ちに、
「誰が誰でもええわ」と思う人もいるかもしれませんが、本作における
複雑かつアクロバティックな論理展開は、パズラーとして奇跡的な達成
といえます。


著者と同じく、クイーンを信奉する作家・有栖川有栖氏をして、
「クイーンの傑作数本分に匹敵する凝集度」と言わしめたのは、
伊達ではありません。


誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス)より
4061814427
No.15
(5pt)

ハードパズラーの奇蹟的な達成

新興宗教《汎エーテル教団》の教祖・メンターこと甲斐辰郎のもとに、
「異来邪」と名乗る脅迫者から、奇妙なメッセージが送られてくる。

綸太郎は犯人探しをはじめるが、瞑想のため、地上八十メートルにある塔
最上部の密室状態の部屋に籠った甲斐が、脅迫状通りに姿を消してしまう。

まもなくして、西落合のマンションから、甲斐と思われる首無し死体が発見される。

捜査線上には、甲斐と生き別れた顔が瓜二つの双子の
弟、安倍誓生と安倍兼等が浮上してくるのだが……。

果たして、首無し死体は甲斐なのか?
そして、犯人は何のために首を持ち去ったのか?



当初本作は、偏執的に推理の試行錯誤をするコリン・デクスターの手法を借用することで、
クイーンの《国名》シリーズの再活性を試みるという構想に基づいて書かれていましたが、
最終的には、誰もが臨めない、前人未踏の境地に到達したといえます。


三人の「同じ顔を持つ男」と、甲斐に施されていたという人工内耳の手術の跡。

繰り返される推理の過程で、容疑者たちは三兄弟を軸に「首無し
死体」、「犯人」といった役割を、目まぐるしく交換していきます。


膨張していく推理、酩酊感をもたらすどんでん返しのつるべ打ちに、
「誰が誰でもええわ」と思う人もいるかもしれませんが、本作における
複雑かつアクロバティックな論理展開は、パズラーとして奇跡的な達成
といえます。


著者と同じく、クイーンを信奉する作家・有栖川有栖氏をして、
「クイーンの傑作数本分に匹敵する凝集度」と言わしめたのは、
伊達ではありません。


誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス)より
4061814427
No.14
(5pt)

ハードパズラーの奇蹟的な達成

新興宗教《汎エーテル教団》の教祖・メンターこと甲斐辰郎のもとに、
「異来邪」と名乗る脅迫者から、奇妙なメッセージが送られてくる。

綸太郎は犯人探しをはじめるが、瞑想のため、地上八十メートルにある塔
最上部の密室状態の部屋に籠った甲斐が、脅迫状通りに姿を消してしまう。

まもなくして、西落合のマンションから、甲斐と思われる首無し死体が発見される。

捜査線上には、甲斐と生き別れた顔が瓜二つの双子の
弟、安倍誓生と安倍兼等が浮上してくるのだが……。

果たして、首無し死体は甲斐なのか?
そして、犯人は何のために首を持ち去ったのか?



当初本作は、偏執的に推理の試行錯誤をするコリン・デクスターの手法を借用することで、
クイーンの《国名》シリーズの再活性を試みるという構想に基づいて書かれていましたが、
最終的には、誰もが臨めない、前人未踏の境地に到達したといえます。


三人の「同じ顔を持つ男」と、甲斐に施されていたという人工内耳の手術の跡。

繰り返される推理の過程で、容疑者たちは三兄弟を軸に「首無し
死体」、「犯人」といった役割を、目まぐるしく交換していきます。


膨張していく推理、酩酊感をもたらすどんでん返しのつるべ打ちに、
「誰が誰でもええわ」と思う人もいるかもしれませんが、本作における
複雑かつアクロバティックな論理展開は、パズラーとして奇跡的な達成
といえます。


著者と同じく、クイーンを信奉する作家・有栖川有栖氏をして、
「クイーンの傑作数本分に匹敵する凝集度」と言わしめたのは、
伊達ではありません。


誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス)より
4061814427
No.13
(5pt)

ハードパズラーの奇蹟的な達成

新興宗教《汎エーテル教団》の教祖・メンターこと甲斐辰郎のもとに、
「異来邪」と名乗る脅迫者から、奇妙なメッセージが送られてくる。

綸太郎は犯人探しをはじめるが、瞑想のため、地上八十メートルにある塔
最上部の密室状態の部屋に籠った甲斐が、脅迫状通りに姿を消してしまう。

まもなくして、西落合のマンションから、甲斐と思われる首無し死体が発見される。

捜査線上には、甲斐と生き別れた顔が瓜二つの双子の
弟、安倍誓生と安倍兼等が浮上してくるのだが……。

果たして、首無し死体は甲斐なのか?
そして、犯人は何のために首を持ち去ったのか?



当初本作は、偏執的に推理の試行錯誤をするコリン・デクスターの手法を借用することで、
クイーンの《国名》シリーズの再活性を試みるという構想に基づいて書かれていましたが、
最終的には、誰もが臨めない、前人未踏の境地に到達したといえます。


三人の「同じ顔を持つ男」と、甲斐に施されていたという人工内耳の手術の跡。

繰り返される推理の過程で、容疑者たちは三兄弟を軸に「首無し
死体」、「犯人」といった役割を、目まぐるしく交換していきます。


膨張していく推理、酩酊感をもたらすどんでん返しのつるべ打ちに、
「誰が誰でもええわ」と思う人もいるかもしれませんが、本作における
複雑かつアクロバティックな論理展開は、パズラーとして奇跡的な達成
といえます。


著者と同じく、クイーンを信奉する作家・有栖川有栖氏をして、
「クイーンの傑作数本分に匹敵する凝集度」と言わしめたのは、
伊達ではありません。


誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス)より
4061814427
No.12
(5pt)

ハードパズラーの奇蹟的な達成

新興宗教《汎エーテル教団》の教祖・メンターこと甲斐辰郎のもとに、
「異来邪」と名乗る脅迫者から、奇妙なメッセージが送られてくる。

綸太郎は犯人探しをはじめるが、瞑想のため、地上八十メートルにある塔
最上部の密室状態の部屋に籠った甲斐が、脅迫状通りに姿を消してしまう。

まもなくして、西落合のマンションから、甲斐と思われる首無し死体が発見される。

捜査線上には、甲斐と生き別れた顔が瓜二つの双子の
弟、安倍誓生と安倍兼等が浮上してくるのだが……。

果たして、首無し死体は甲斐なのか?
そして、犯人は何のために首を持ち去ったのか?



当初本作は、偏執的に推理の試行錯誤をするコリン・デクスターの手法を借用することで、
クイーンの《国名》シリーズの再活性を試みるという構想に基づいて書かれていましたが、
最終的には、誰もが臨めない、前人未踏の境地に到達したといえます。


三人の「同じ顔を持つ男」と、甲斐に施されていたという人工内耳の手術の跡。

繰り返される推理の過程で、容疑者たちは三兄弟を軸に「首無し
死体」、「犯人」といった役割を、目まぐるしく交換していきます。


膨張していく推理、酩酊感をもたらすどんでん返しのつるべ打ちに、
「誰が誰でもええわ」と思う人もいるかもしれませんが、本作における
複雑かつアクロバティックな論理展開は、パズラーとして奇跡的な達成
といえます。


著者と同じく、クイーンを信奉する作家・有栖川有栖氏をして、
「クイーンの傑作数本分に匹敵する凝集度」と言わしめたのは、
伊達ではありません。


誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス)より
4061814427
No.11
(5pt)

圧倒的なまでのロジックの凝縮度

新興宗教《汎エーテル教団》の教祖・メンターこと甲斐辰郎のもとに、
「異来邪」と名乗る脅迫者から、奇妙なメッセージが送られてくる。
綸太郎は犯人探しをはじめるが、瞑想のため、地上八十メートルにある塔
最上部の密室状態の部屋に籠った甲斐が、脅迫状通りに姿を消してしまう。
まもなくして、西落合のマンションから、甲斐と思われる首無し死体が発見される。
捜査線上には、甲斐と生き別れた顔が瓜二つの双子の
弟、安倍誓生と安倍兼等が浮上してくるのだが……。
果たして、首無し死体は甲斐なのか?
そして、犯人は何のために首を持ち去ったのか?
当初本作は、偏執的に推理の試行錯誤をするコリン・デクスターの手法を借用することで、
クイーンの《国名》シリーズの再活性を試みるという構想に基づいて書かれていましたが、
最終的には、誰もが臨めない、前人未踏の境地に到達したといえます。
三人の「同じ顔を持つ男」と、甲斐に施されていたという人工内耳の手術の跡。
繰り返される推理の過程で、容疑者たちは三兄弟を軸に「首無し
死体」、「犯人」といった役割を、目まぐるしく交換していきます。
膨張していく推理、酩酊感をもたらすどんでん返しのつるべ打ちに、
「誰が誰でもええわ」と思う人もいるかもしれませんが、本作における
複雑かつアクロバティックな論理展開は、パズラーとして奇跡的な達成
といえます。
著者と同じく、クイーンを信奉する作家・有栖川有栖氏をして、
「クイーンの傑作数本分に匹敵する凝集度」と言わしめたのは、
伊達ではありません。
誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス)より
4061814427
No.10
(5pt)

ハードパズラーの奇蹟的な達成

新興宗教《汎エーテル教団》の教祖・メンターこと甲斐辰郎のもとに、
「異来邪」と名乗る脅迫者から、奇妙なメッセージが送られてくる。
綸太郎は犯人探しをはじめるが、瞑想のため、地上八十メートルにある塔
最上部の密室状態の部屋に籠った甲斐が、脅迫状通りに姿を消してしまう。
まもなくして、西落合のマンションから、甲斐と思われる首無し死体が発見される。
捜査線上には、甲斐と生き別れた顔が瓜二つの双子の
弟、安倍誓生と安倍兼等が浮上してくるのだが……。
果たして、首無し死体は甲斐なのか?
そして、犯人は何のために首を持ち去ったのか?
当初本作は、偏執的に推理の試行錯誤をするコリン・デクスターの手法を借用することで、
クイーンの《国名》シリーズの再活性を試みるという構想に基づいて書かれていましたが、
最終的には、誰もが臨めない、前人未踏の境地に到達したといえます。
三人の「同じ顔を持つ男」と、甲斐に施されていたという人工内耳の手術の跡。
繰り返される推理の過程で、容疑者たちは三兄弟を軸に「首無し
死体」、「犯人」といった役割を、目まぐるしく交換していきます。
膨張していく推理、酩酊感をもたらすどんでん返しのつるべ打ちに、
「誰が誰でもええわ」と思う人もいるかもしれませんが、本作における
複雑かつアクロバティックな論理展開は、パズラーとして奇跡的な達成
といえます。
著者と同じく、クイーンを信奉する作家・有栖川有栖氏をして、
「クイーンの傑作数本分に匹敵する凝集度」と言わしめたのは、
伊達ではありません。
誰彼(たそがれ) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 誰彼(たそがれ) (講談社文庫)より
406185240X
No.9
(3pt)

法月氏全長編レビュー

法月氏が双子をネタにグッリグリにこねくり回した長編がこれ。

双子の入れ代わりをもとに
あいつが誰とかこいつが実は誰とか
実は死んでたとか生きてたとか何たらかんたら・・・・・

はあ。

はっきり言って、読んでるうちに誰が誰でも良くなりました。。

これを私はXファイル現象-
(宇宙人が居るとか居ないとか延々議論し続け過ぎた結果、居ても居なくても
どっちでもいいですという気持ちになったことから転じ、議論が紛糾しすぎる内に
当初の興味を削がれ諦観の境地に至る事)
と呼んでます。

最終的な着地点もあまり居心地がよろしくない。

プロットを練りまわした苦労のあとは伺えるが上手には成功していない。

ファンならば読んでおけばいいという作品。
誰彼(たそがれ) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 誰彼(たそがれ) (講談社文庫)より
406185240X
No.8
(4pt)

法月作品ではこれが一番好きです。

偏執的な執拗さがたまりません。

ただ、それが万人に受けら入れるかどうかは分かりません。

法月作品は新書、文庫で出ているものはほとんど読んでいますが、この「誰彼」が一番好きです。次点が「密閉教室」。
(つまりは初期のものか?、、、)

短編集、最新長編「生首に聞いてみろ」(2004)も読んでいますが、どれも佳作、というか決定的な面白さを感じず、「また法月綸太郎を読んでしまったか」、と感じています。
(氏独特の暗さ、閉塞的な雰囲気は嫌いではないのですが。)

何度もそう感じながらもなお新刊を待っているのは、この「誰彼」が忘れられないため、だと思います。
誰彼(たそがれ) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 誰彼(たそがれ) (講談社文庫)より
406185240X
No.7
(5pt)

推理の迷宮

法月倫太郎の長編3作目。前作『雪密室』が割とまっとうな本格推理だったので、この人はそういう路線に転向したのかと思っていたのですが、今作ではデビュー『密閉教室』で見られた推理の迷宮とでも呼ぶべき、真相(と思われるもの)が次々と変わっていくという技が復活しています。推理小説では双子というモチーフはよく出て来ますが、今作では3人兄弟という設定にすることによって大いに幅を広げています。3人兄弟という設定でどんなネタがあり得るかを全部盛り込んでみたという感じがします。

もう一点面白いのが、新興宗教やジャパゆきさんといった時事ネタを盛り込んでいるところ。もちろん社会派に色目を使ったわけではなく、むしろやたらと人工的な作り物であることを隠していない種類の作品なのですが、それが現実の時事ネタと接点を持つことによって、日常のすぐ裏に非日常があるような、独特の雰囲気を醸し出すことに成功しています。
誰彼(たそがれ) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 誰彼(たそがれ) (講談社文庫)より
406185240X
No.6
(3pt)

密閉教室の好きな方であればおすすめ。

とあるヒントに対しての推理から容疑者を特定するが、それが間違っていて、また考え直す。というトライアンドエラーの繰り返し。たくさんある事象ががっちりと組み合わさった瞬間がこういうロジカルな謎解きを読む快感だと思う。しかしながらこの本は「そうだったのか」と読者を納得させてから「それ違ってました」というどんでん返しの連続。密閉教室のようなコロコロと推理が変わっていく感じが好きな方には楽しめると思います。
誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰彼(たそがれ) (講談社ノベルス)より
4061814427
No.5
(4pt)

いくつもの謎

 1989年に出た講談社ノベルスの文庫化。
 著者のデビュー3作目にして、名探偵法月綸太郎が主役を張る最初の作品(登場は2作目)。
 相変わらずキレのあるトリックを見せつけてくれる。後半はどんでん返しの連続で、良くこれだけ練り込んだものだと半ば呆れてしまうくらい。双子を使ったトリックは色々と知られているが、使いようによってはまだまだ新しいパターンが出てきそうだ。
 トリックとは別に、結末のやるせなさ、納得のいかなさも嬉しい。法月の魅力はラストの虚しさにあると思う。
誰彼(たそがれ) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 誰彼(たそがれ) (講談社文庫)より
406185240X
No.4
(3pt)

誰だ!

顔の同じ3人による、三人一役と物理密室トリックを組み合わせた
作者の範としているクイーンらしくない作品。
誰がどうなったのかという謎。三人が絡み合うおかげでかなり複雑です。
そして、殺人がどうやって行われたのかを解く謎。
どちらも興味深く書かれています。
誰彼(たそがれ) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 誰彼(たそがれ) (講談社文庫)より
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No.3
(3pt)

テーマは面白いが犯人探しに手間をかけすぎかも

法月の比較的初期の作品。新興宗教の教祖に届いた謎の脅迫状から事件は始まる。教祖にある隠された過去から浮かび上がる二人の双子の弟達。
ここでは法月綸太郎は警視の父とともにかなり試行錯誤を強いられる。
教祖の取り巻きの人物達にも過去や利害関係があり物語の世界へ引きずりこんでくれる。
ただ後半になると犯人探しに追われ誰でもなく彼でもない(タイトルをもじってみた)話が続き、読んでいる側は当然、二つ三つのどんでん返しはあるだろうと知っているわけで、悪い言い方をすれば誰が犯人でもどうでも良くなってしまう。
誰彼(たそがれ) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 誰彼(たそがれ) (講談社文庫)より
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