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月の砂漠をさばさばと
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月の砂漠をさばさばとの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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某テレビ番組で、又吉直樹さんが森口博子さんに薦めていたので購入。 読了してから、あとがきを読んで、やや納得した部分もあったけど、正直期待外れ。 ほんわか系が好きな人ならいいのかも。 | ||||
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北村薫の作品は、とてもきめ細やかで丁寧な観察がされている。 そんなベルベットの肌触りが心地よい時もあるが、逆に、まとわりつくような鬱陶しさ息苦しさを感じさせるときもある。 優しすぎる母親、賢すぎる少女、思いやり溢れる大人。それが理想の王国に見えたり、心地よい楽園に見えたりする人もいて、もちろん私にだってそう見えるときもある。しかし同時に、その楽園の住人以外の存在を排除しようとする意識が見え隠れして、柔らかな肌触りの下の頑なな心を恐ろく感じさせもする。 そう、私にとっては北村薫の楽園は住み心地のよい所ではない。むしろ、怖いもの見たさにお化け屋敷に入る心境にも似ている。そして現実の世界が北村薫の楽園ではなくてよかった、と安心するのだ。 | ||||
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