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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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贈り物にしたく、文庫とは思わず買ってしまった | ||||
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内容は以前読んでいるので☆4つ 同一マーケットプレイスで購入したが、複数なら送料のお値引きも検討ください。 | ||||
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この小説をタイムリープ系のSFと思って読むと、非常に違和感を感じると思います。 主人公は記憶が欠落してしまったことを、非現実的な事態が起きたと解釈します。 “これは病気ではない、時間をスキップしたんだ、だからいつか必ず17歳の自分に戻れる” という考えを心の支えにして、毎日を生きていきます。 なにかSF的な事件や展開があるわけではなく、42歳(精神年齢17歳)のベテラン教師(新人教師)の闘病生活が淡々と続きます。 記憶障害の闘病記として読むと、42歳の自分をライバルとして良く生きようとする、17歳の女子高生の悲しいお話です。 SFとして読むなら星二つ、闘病記として読むなら星四つ(話がすぐに余談に逸れて読み難さがあるので)です。 | ||||
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高校生だった主人公が、未来の自分になってしまうというので、例えば戻る方法を模索するような展開に向かうのかと思っていましたが、そんなことはなく、高校教師になった自分を受けいれ、何とかそこで上手くやるように頑張る主人公に、正直違和感を感じてしまいました。 しかも大学も卒業していない高校生が、高校教師として結構上手く立ち回り、なんでそんなに堂々と出来るんだろうと疑問に思うぐらいのこともやってのけてしまいます。 また、バレーボール大会が始まったり、文化祭がはじまったりと、青春小説を読んでいるかのような清清しい展開は、期待していたのとは違うあらすじだったので少しがっかりしました。 ただ、最後は予想外といいますか、普通ならハッピーエンドだろうなと思っていたので、結構残酷な終わりかただったので、そこは楽しめたと思います。 | ||||
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高校2年生だった主人公がいきなり25年先の自分になってしまうという物語。 全体的に面白い仕上がりになっている。 どこかで読んだことのあるような小説でありながら、新しいジャンルの本だった。 SF的な内容かと思ったら人情あふれる心温まる小説だった。 ただ、自分が思い描いていた小説とは少し違っていた。 主人公は結局どういう状態になっていたのかまったくわからない。結局ただの記憶消失だったのか、それとも時空のゆがみ的な何かだったのだろうか・・・。 自分がこんな状態になったら、もう少し記憶を取り戻すために足掻くと思うんだけど、この主人公は早い段階でこの状態を受け入れている。少し違和感を感じた。 結末も少し納得いかない。詳細を書くとネタバレになってしまうので記載しないが、もう少し何かあったのではないだろうか。 内容は悪くないので、人にはおススメしたい小説。合うか合わないかは本人しだいなので別の話。 私にとっての星3つは他の人の星5つになり得るのである。 | ||||
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どうも主人公の前向きさや、旦那、娘や生徒たちがいい人過ぎて自分的には面白くなかった。ドロドロするのも好きじゃないが、彼女の境遇で波がないのもどうかと思う。またラストも自分的にはべたでも過去に戻って欲しかったな。記憶が戻らなければ結局悲劇以外の何物でもない。娘や旦那は彼女を受け入れているが、元の彼女じゃないのをどう考えているのだろうか?フレッシュな感じになったことに好意的にとらえた描写があるが、それは元の42歳の彼女にプラスされればの話しであって。彼女は彼女であって彼女じゃないのだ。 | ||||
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おすすめの本だと言える。 序盤の瑞々しさ、中盤の暖かさ、そして結末、どれも良かった。読後の感慨に浸ることも出来た。 しかし1つの作品として捉えた時、一貫性に欠けている印象がある。そこが口惜しい。「あと書き」が示すように「書き上げるのに6年もかかってしまった」ことが原因かもしれないし、中盤の執筆中に作者自信の経験が翼になって筆を調子づかせてしまったのが、いけなかったのかもしれない。 この本には「人生」という切り口と「新任教師奮闘記」という切り口の2つの側面がある。しかし2つはうまく交わっていないように思う。 作者にもう一度手を加える機会を与えられたなら、傑作になっていたのではないか。口惜しい。☆3つです。しかしおすすめ。 | ||||
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面白さを予感させるような表紙です。 17歳の一ノ瀬真理子が、25歳後の自分にワープして、42歳の桜木真理子になる、という設定には、意表を突かれました。 現在の自分が、未来の世界に行くという話は読んだことがありますが、入れ替わりは初めてです。 面白く読んでいましたが、一ノ瀬真理子が、桜木真理子として高校教師を務めるという段階で、必然性がなくなってしまいました。 一ノ瀬真理子が、桜木真理子の25年間の人生の蓄積を持たずに、25年後の人間関係の中を生きるのは無理でしょう。 夫、娘の美也子などキャラクターの設定も、25年後の生活ぶりもリアリティがあります。 でも、それであるからこそ逆に、ストーリー自体がリアリティのないものとして感じてしまいました。 3部作ということなので、読む順番が違ったのかなとも思いますし、作者の狙いと自分の感じることがずれているのかな、とも心配していますが・・・。 (198) | ||||
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主人公の心だけが未来へタイムスリップするという 設定は斬新で非常に面白い。 が、心だけ17歳の真理子が、大した苦労もなく教師を務めてしまうあたり、 ちょっとうまくいきすぎでリアリティに欠けると思う。 話も日常の描写が中心で、盛り上がりにかけるというか、読んでて何を楽しめば いいのか分からない作品だった。 | ||||
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もやもやして、何も確かなことがない年代。それゆえに不安で、危ういが、とても潔癖で、きれいで純真な年代、17才。 仕事に熟練し、家庭に恵まれ、自分のことを考えるよりは他人のことを考えられるようになり、確かに誰かに必要とされる年代、40代。 主人公の真理子はこの二つの年代をスキップする。それは二つの年代の読者を引きつける設定である。 私と同じようにまだ「若者」に属する人が読むと、未来の自分を覗き見てみたいという誰にでもありがちな欲求をそのままかなえてくれるような作品。逆に年齢を重ねた人なら、忘れかけていた、甘くさわやかだった自分の若い頃をにわかに思い起こさせる作品なのだろう。 「スキップ」は、どちらの年代に属す読者もひきつける確かな魅力を持った作品だと思う。 しかも現実には有り得ない設定を、いかにも本当らしく、舌を巻くような丁寧で精緻に描写しきっていることがまたすごい。 おもしろかったといえば、おもしろかった!!普段考えないようなことを、考えられたし、想像できたからだ。 しかし…北村さんの作品は時の三部作しか読んでいないので一概には言えないが、彼が描く主人公の、あまりにも潔癖できれいで、古きよき時代の大和撫子風、女学生風の調子が、どうしても、肌に合わない。 なんだろう、悪意や犯罪や欺瞞など、人間誰でも持っているはずの部分と、水と油のようにはじき合う対岸に主人公がいる。理想化されすぎた女性がそこにいる気がして、馴染めない不良な自分がいる。情景描写や展開にはリアリティがあるのに、主人公の調子のみが浮世離れしている気がして、私には付いていけないので、星3つで。きれい過ぎるのです。 | ||||
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始めての北村作品です。物語の設定はよいと思いました。ただ、「高校生」時代の真理子を語っている部分は、人物描写に一生懸命過ぎて面白みに欠け、途中で読むのをやめようかと思ってしまいました。ただ、主人公をはじめ、その「娘」などが現実ばなれした魅力的な高校生すぎ、疑問に思ってしまう半面、物語の進行はありふれた日常を淡々と語っていて、ちょっと変な感じがしました。そこが「物語」なんだろうけど。これが「大学生」ぐらいならしっくりくるだろうなと思い、星3つ。 | ||||
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