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迷宮遡行
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迷宮遡行の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.79pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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嫁に頼まれて購入。 満足してました。 | ||||
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おれには過ぎた妻が消えた。 打ち明けたら親友はでろでろに泥酔して,おれに説教をした。 物語のスタートからして情けなさ満載の主人公が,妻にまた会いたいの一心で細い糸を辿ります。 話は膨らんでは縮み,危ない方々が登場するに至っては緊迫の色を深めます。 「おれ」は「絢子」にまた会えるのでしょうか。 それをひたすら知りたくて,気がつけば一気読みです。 | ||||
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これを読むと貫井徳郎か、と思わせるわけだが。シナリオにおいてのトリックというのは解説でも書かれているが面白いわけだが。今回も読めなかった。 深いなあ。どこまで行くのかと思ったんだが終盤でようやく伏線がつながり始めた。最終的な面白味は本当に終盤にあるわけだが。 語り手おれ、である迫水が本作では獅子奮迅している。最終的には命をも省みなくなっているわけで妻より友人を大切に捕らえてしまうところは人間味も感じた。同じ場面に立ってみればそりゃそうだろう。あとは度胸があるかどうかな訳だが。 自身2作目である烙印を元に書き下ろされたのが本作だがあらすじを見ていると全く違う。烙印では迫水の妻が投身自殺ということになっている。そうなれば本作の場合は全く別のものになるわけかと思うと烙印もそれ相応に面白いんだろうなあ。 本作は「光と影の誘惑」に収録の「二十四話の目撃者」のタッチに似るところがある。だからといって全く読めないわけでもなんでもなく面白いんだこれは。ラストも十分に余韻を残してくれた。そこは貫井らしい。 | ||||
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これを読むと貫井徳郎か、と思わせるわけだが。シナリオにおいてのトリックというのは解説でも書かれているが面白いわけだが。今回も読めなかった。 深いなあ。どこまで行くのかと思ったんだが終盤でようやく伏線がつながり始めた。最終的な面白味は本当に終盤にあるわけだが。 語り手おれ、である迫水が本作では獅子奮迅している。最終的には命をも省みなくなっているわけで妻より友人を大切に捕らえてしまうところは人間味も感じた。同じ場面に立ってみればそりゃそうだろう。あとは度胸があるかどうかな訳だが。 自身2作目である烙印を元に書き下ろされたのが本作だがあらすじを見ていると全く違う。烙印では迫水の妻が投身自殺ということになっている。そうなれば本作の場合は全く別のものになるわけかと思うと烙印もそれ相応に面白いんだろうなあ。 本作は「光と影の誘惑」に収録の「二十四話の目撃者」のタッチに似るところがある。だからといって全く読めないわけでもなんでもなく面白いんだこれは。ラストも十分に余韻を残してくれた。そこは貫井らしい。 | ||||
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この物語のようなドラマチックは人生はなかなか経験できないだろうが、そのエッセンスはまさしく「人生が迷宮であること」を我々に知らしめてくれる。 作品としての完成度は低いかもしれないが、私自身はこの主人公とこの物語を非常に近しいものとして感じ、引き込まれていったのは確かである。 | ||||
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この物語のようなドラマチックは人生はなかなか経験できないだろうが、そのエッセンスはまさしく「人生が迷宮であること」を我々に知らしめてくれる。作品としての完成度は低いかもしれないが、私自身はこの主人公とこの物語を非常に近しいものとして感じ、引き込まれていったのは確かである。 | ||||
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本書は、作家の2冊目の著書である「烙印」をもとに書かれたものです。 私は最初「烙印」を読んでいたのですが、どうしても文章が頭に入ってこずなかなか先に進めない。主人公の姿がつかみにくく、物語に集中出来なかったのです。 しかし、この「迷宮遡行」は「烙印」が下地ではあるものの、全く新しい息吹が吹き込まれ、活き活きとしたものとなっています。同じ作家が書いたものなの?と、驚くほどです。 「烙印」と「迷宮遡行」を読み比べてみるのも、面白いかもしれませんよ。 | ||||
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本書は、作家の2冊目の著書である「烙印」をもとに書かれたものです。 私は最初「烙印」を読んでいたのですが、どうしても文章が頭に入ってこずなかなか先に進めない。主人公の姿がつかみにくく、物語に集中出来なかったのです。 しかし、この「迷宮遡行」は「烙印」が下地ではあるものの、全く新しい息吹が吹き込まれ、活き活きとしたものとなっています。同じ作家が書いたものなの?と、驚くほどです。 「烙印」と「迷宮遡行」を読み比べてみるのも、面白いかもしれませんよ。 | ||||
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氏のデビュー作「慟哭」を読んでいたく心動かされた私はこの寡作の作家の作品を少しずつ読んでいくことにしている。今回は前回とはうって変わって軽い読み口であるし、あっと驚くトリックもない。しかしどうも読後感は似ている。「失われたもの」に対する哀切な思いがいっしょなのだ。 妻が失踪する。彼女を探して行くうちに、いかに彼女を大切に思っていたのか主人公は思い知らされるし、いかに彼女を知らなかったのか知らされるのである。なかなかしんみりとする読後感であった。 | ||||
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氏のデビュー作「慟哭」を読んでいたく心動かされた私はこの寡作の作家の作品を少しずつ読んでいくことにしている。今回は前回とはうって変わって軽い読み口であるし、あっと驚くトリックもない。しかしどうも読後感は似ている。「失われたもの」に対する哀切な思いがいっしょなのだ。妻が失踪する。彼女を探して行くうちに、いかに彼女を大切に思っていたのか主人公は思い知らされるし、いかに彼女を知らなかったのか知らされるのである。なかなかしんみりとする読後感であった。 | ||||
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