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セブン殺人事件
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セブン殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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滅多に途中で投げ出すこともないのですが、これはヒドイ。キャラの作り込みも弱く、魅力的ではないし、とても悪い意味で淡々とし過ぎて、愉しめるシロモノではありません。 出版社も読者のことを考えてください。この社の本は信用を失いますよ! | ||||
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帯から二人のライバル刑事の対決、短編でいくつものトリックがあるものと思って買ってみました。 残念ながら肝心の二人がいつまで経ってもどっちがどっちか覚えられないくらいの描写で、一つの事件についてどちらかの推理が正しいという結末なのですが、どちらでも何も変わらないというところが残念です。 またトリックや動機に相当無理があるので、なるほどとか、そう来たかとか、そういう読後感は皆無です。推理小説とかミステリーものいうよりは、はぁ?という感じの脱力系の読み物です。 | ||||
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帯に惹かれて買いましたが、駄作でした。 むしろこんな悪い意味で時代錯誤の小説をなぜ今更売り出したのか本当にわかりません。 男尊女卑や職業差別、トリックにすら関わる悪い意味での時代性がふんだんに入っています。 それによってトリックにも多数無理があります。まあそれだけなら「昔の小説」として読めたのですが、それら以上に文章力が皆無。 地の分はひどく説明的で、二度も三度も同じことを説明されます(書き方が違うだけです。 かと思えば会話文は箇条書きか、さもなくば英語の教科書のようです。 犯人もすぐわかるし、帯にあったような「二つの推理が対立」みたいなことはありません。一人が推理をし、もう一人がそれを否定使用としたんだよーぐらいの扱いです。 本当に、今更なんでこの本を売ろうと思ったのか謎です。 推理小説はいろいろ読んできましたが、ここまで読む価値のない作品は初めてでした。 この本で一番面白いのは帯です。なので書店で帯を見たらそれで充分です。 著者が死んだらなんでも名作なのでしょうか。 | ||||
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宮本という所轄のベテラン刑事と佐々木という若手キャリア警部補とが7つの事件を巡って推理合戦を繰り広げる(宮本武蔵vs佐々木小次郎のパスティーシュ)という体裁の連作ミステリ短編集。各短編の題名が「***殺人事件」という7文字で統一されている辺りにも作者の遊び心が窺える。文体といい、遊び心といい、推理合戦という趣向といい、私は読んでいて安吾の「安吾捕物帖(勝海舟(!)が引き立て役)」を思い浮かべた。 そして、各編の内容も安吾のミステリ同様、人間模様がジックリと描き込まれていて一応読ませるのだが、それも却って災いして、肝心のトリックに冴えがない。読者にとって分かり易過ぎる(あるいは蓋然性の低い)トリック・犯人しか出て来ず、(執筆年を勘案しても)新規性を全く感じなかった。これでは推理合戦もへったくれもない。特に、ミステリの世界においては忌み嫌われる"万能接着剤"である男女の仲を中心としたものが多く、私の好みには合わなかった。 デビュー当時の作者はバリバリの本格ミステリ派。それだけに推理合戦という趣向に期待したのだが、裏切られた感が強い。これなら、推理合戦ではなく、犯人側から見たエロティック・サスペンスあるいは倒述ミステリにした方が良かったとさえ思った。 | ||||
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