天を突く石像



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

4.00pt ( 5max) / 1件

楽天平均点

0.00pt ( 5max) / 1件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []-
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)1964年01月
分類

長編小説

閲覧回数1,020回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数0

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

天を突く石像 (P+D BOOKS)

2015年05月25日 天を突く石像 (P+D BOOKS)

汚職と政治が巡る渾身の社会派ミステリー 建設会社の技師・青山は精神異常を装い、妻帯者でありながら、親友・大場と義妹・冬子に、資源開拓公団総裁の娘・理恵子を婚約者だと紹介する。 そして、その夜、青山は総裁の豪邸で総裁秘書・市橋若葉を絞殺し自殺してしまう。青山の発狂と自殺に疑問を抱いた大場は、独自の調査を開始するのが……。 東京、伊豆、秩父と僅かな証拠を頼りに調査を進めていく中、調査に協力する冬子との間には、いつしか愛の炎が燃えていく。そして、大場は、ついにこの事件に隠された驚愕の事実を掴む。 ダム建設に絡む汚職と政治が巡る、笹沢左保、渾身の社会派ミステリー。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

天を突く石像の総合評価:8.00/10点レビュー 1件。-ランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.1:
(4pt)

長い間絶版状態だったものが復刻されました。社会派ミステリーで、設定が面白くそれなりに読ませますが、本格ミステリーとしては、いささか弱いのかな?!!

笹沢佐保(1930年1/15~2002年10/21)さんは、一般的には木枯し紋次郎・シリーズがよく知られていて、また非常に多作でも知られていますが、
 そのスタートは推理小説であったことは、あまり知られていません。
 1960年、「招かれざる客」が、第5回江戸川乱歩賞候補次席になり、本作で作家デビューを果たしています。
 そして、1961年、「人喰い」が第14回探偵作家クラブ賞を受賞し、以後続々と佳作を発表していきます。
 本作は、笹沢佐保が推理小説の佳作を、次々と出していた1964年発表の作品で、過去一度、旺文社文庫に収録されていましたが、
 長い間絶版状態にあった作品です。
 本作の主人公、大場明徳は、新興の建設会社、朝日建設の社員、半年ぶりに東京本社に戻ってきて、
 まず最初に大学時代からの親友、青山清一郎に会いに行きます。しかし、青山は、既婚で美津江という妻がいるにもかかわらず、
 資源開発公団の総裁の娘、理恵子と婚約している、などと訳のわからないことを言い出します。
 ふとしたことで知り合った美津子の妹、冬子、青山、そして、大場の3人は、理恵子に会いに行きますが、
 彼女は、当然のことながら青山など知らないといい、青山は精神異常者扱いされます。
 そして、その夜、青山は、総裁の自宅で秘書の市橋若葉を絞殺し、自身も自殺してしまいます。
 しかし、その死に疑問を持った青山と冬子は、調査を開始します。
 当時流行していた社会派ミステリーで、笹沢さんのベストの作品ではありませんが、設定は面白いし、それなりに読ませます。
 しかし、本格ミステリーとしては、いささか弱いのかな?!!
天を突く石像 (P+D BOOKS)Amazon書評・レビュー:天を突く石像 (P+D BOOKS)より
4093522030



その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク