風の息



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    4.00pt ( 5max) / 4件

    楽天平均点

    0.00pt ( 5max) / 1件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)1974年01月
    分類

    長編小説

    閲覧回数2,937回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    風の息 下 (P+D BOOKS)

    2016年05月10日 風の息 下 (P+D BOOKS)

    日航定期便福岡行き「もく星」号墜落事故の原因究明にあたる中浜宗介らは、事故報告書の「事故の原因は、乗員全員死亡により確認は困難で、航空管制の不手際その他、何らかの間接原因に基づく操縦士の錯誤」という記述のうち、“何らかの間接原因”と“操縦士の錯誤”との因果関係に着目し、報告書作成時のキーマンだった原社長に辿り着く…。昭和の“謎”事件の真相を解明するため、記録的手法を導入して挑んだドキュメンタリータッチの長編小説・下巻。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    風の息の総合評価:8.00/10点レビュー 4件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.4:
    (4pt)

    ドラマのと違いにびっくり

    CS放送で栗原小巻&根津甚八演じるドラマを見てから、原作に興味を持って購入しました。
    ストーリーの違いにびっくり。
    どちらもそれなりに面白かったですが。
    風の息 上 (P+D BOOKS)Amazon書評・レビュー:風の息 上 (P+D BOOKS)より
    4093522561
    No.3:
    (5pt)

    真に迫った調査力

    小説の前段階のニュースの部分はなんとも読むのがおっくうで、つまらない、読み進められる代物だろうか、と大変にいぶかっていたのですが、小説に入ると、真に迫った調査力、迫力は、さすが清張、とうならせるものでした。
    中、下、と実に楽しみにしています。 間違いなくこの緊迫感は続くでしょう。
    風の息 上 (P+D BOOKS)Amazon書評・レビュー:風の息 上 (P+D BOOKS)より
    4093522561
    No.2:
    (2pt)

    松本清張が愛した謀略事件の1つ

    1952年に発生した飛行機事故の「もく星号墜落事故」を題材とした社会派ミステリー小説です。
    松本清張氏はこの事件に並々ならぬ関心を持っているようで、『日本の黒い霧』や『一九五二年日航機「撃墜」事件』などで
    個別に取り上げているだけにとどまらず、小説の『けものみち』にももく星号事件をモチーフにした描写があります。
    というのも松本清張氏はもく星号に乗ったの唯一の女性乗客の職業が「宝石デザイナー」だったことや、
    アメリカ人であった機長と管制塔のミスにより事故につながったこと、
    交信時の録音テープの開示をしぶったことから
    戦時中の隠匿物資のタイヤモンド(これが後にM資金だという都市伝説となるのですが)
    の運び屋を殺すためにわざと事故をおこしたのだ、もく星号墜落事件は謀略だというのが
    彼の鉄板ネタだからです。
    本作ではまだマイルドですが、時代を経るにつれだんだんと謀略の規模が大きくなっていきます。

    この作品は小説という体裁なので、結構自由にいろいろと書いていますし、
    それについては突っ込んでも創作だからの一言で言い返されてしまうものですが、
    膨大な量が眠っていると言われている隠匿ダイヤの運び屋一人を殺したところでどうにかなるものでも
    なければ、ましてや飛行機事故で殺せば彼女の運んでいたダイヤをおじゃんにすることになります。
    いくら横暴で粗雑だと評されるGHQでもそこまで単細胞な「謀略」を行うとは思えません。
    また、墜落後米兵が大急ぎで現場へやってきて日本人を締め出したと清張氏は言っておりますが、
    当時の記録写真では米兵らしき人も日本人も混じって現場検証をしています。

    松本清張の謀略論は確かに面白い面もあるのですが、
    興味を持ってだんだんとほかの事を調べていくと常識レベル考えても明らかにおかしい推理や捏造とも思えるような
    事実が出てくるトンデモ本といってよい類の作品やノンフィクションも多いのです。
    後日新たな資料が発見されたものの当時は分からなかったというようなものもあるとはいえ、
    多くは当時、少しでも写真なり現場を見たり日本人の担当者に問い合わせればわかったようなことも
    無視していたのではないかという指摘もあります。
    本作はまさにその典型と言えます。

    松本清張のミステリーが好きな方には、彼のモチーフとする戦後すぐの事件・事故のあらましと
    彼がどのようなストーリーを思い描いていたのかを知る上ではとても参考となる作品ですが、
    隠された歴史の正史だと思ってしまうと、ムーや陰謀論を信じる中学生レベルになってしまうので
    注意を要する作品です。
    風の息 上 (P+D BOOKS)Amazon書評・レビュー:風の息 上 (P+D BOOKS)より
    4093522561
    No.1:
    (5pt)

    風の息(上)

    大変面白かった。作品紹介は次のとおり。昭和二十七年四月、突然消息を絶った日航機「もく星」号。朝鮮戦争の最中に起ったこの事故の真相を解明するため、記録的手法を導入して真正面から挑んだ長篇小説。
    一般文学通算134作品目の読書完。1977/07/21
    風の息〈中〉 (1978年) (文春文庫)Amazon書評・レビュー:風の息〈中〉 (1978年) (文春文庫)より
    B000J8PFTO



    その他、Amazon書評・レビューが 4件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク