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ギャングスター・レッスン
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ギャングスター・レッスンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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垣根涼介さんの「ヒートアイランド」続編です。シリーズ化しているようで、2巻目にあたります。 1巻で、アキが裏金強奪グループに誘われ、その続きで、アキが柿沢と桃井の裏金強奪グループに入ることに。 柿沢と桃井に、アキはさまざまなことを学び、裏金強奪をおこなう準備をする。 テストを経て、ヤクザの金を強奪することになるが、はたして…。 とりあえず、裏金強奪っていうから、腕っ節だけで、粗暴なのかな、と思いきや、 いやいや、とんでもなく、たくさんの知識を必要とする、つまり勉強ができないとダメってことで、 強盗をするのも大変そうだなぁ。 この本では、垣根さんはかなり肩の力を抜いているというか、軽く書いている感じがあります。 あと、ハルカリというグループの「ギリギリ・サーフライダー」という歌が、なぜかでてくるのですが、なんかナメている感じがしているのですが、 それが妙な愛嬌になっていて、笑えます。 軽く読めて、なかなか面白い作品でした。 | ||||
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学ぶ意欲がある人がいて、この人に教われば間違いがない、という優秀な講師が整えられた話は屈託なく楽しい。 | ||||
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ボーダー、ヒートアイランドに比べると、ちょっと物足りない感が・・・ ボーダーがかなりインパクト大だったので、期待しすぎました。 | ||||
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代表作にして大ヒット作「ヒート・アイランド」の続編的作品。 裏社会に入ることを決意したアキは、先輩の柿沢、桃井の指導の下、徐々に技術を身につけてゆく。そして最初の仕事。それは、ある島で行われるやくざの賭場金を強奪する計画だった。 僕はヒート・アイランドを読んでいないのでなんとも言えないのですが、これ単体でも爽快かつユーモラスなハードボイルドとしては立派に成立していると思いました。 (と、同作家の「サウダージ」でも同じことを書きました) ちなみにですが「ヒート・アイランド」を読んでいると二倍楽しめるはずです。というのも、僕は「サウダージ」を読んでいたのですが、おかげで二倍楽しめたからです。 まったく同じ人物が登場し同じシーンが描かれます。それでいて違う作品に仕上げている辺りがすごいです。 シリーズ好きの方は必読。ハマるとやめられなくなります。 | ||||
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ヒートアイランド後のアキの成長ぶりを見られたのはよかったのだが、ヒートアイランド、サウダージに比べると物足りなかった。事故を起こしたやくざに修理代を請求する場面も、一方的にやくざをのしてしまったため盛り上がりに欠けた。アキが早く一人前になることを信じて次回作に期待したい。 | ||||
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「ヒートアイランド」のアキがプロのギャングに成長する為の修行編。 渋谷のチーマー百人を率いたアキは、チーム解散後、海外放浪を経て帰国。犯罪のプロになる為、戸籍を別人にし、車のチュ−ンナップ、銃の使い方を学び、そしてヤクザの襲名披露金を強奪する実践へと、プロになる為に育っていくアキの過程が描かれています。 アキのレッスン過程がメインの為、強奪の際の予期せぬトラブル発生が、唯一の緊迫したストーリになってしまっているのが、ちょっと残念です。 | ||||
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もっとアキの内面を掘り下げてほしかった。 「なんとなく書いてみました」っていうのが見えて、作品的にはいまいち。 ギャングであるが故のクールさを狙ったのかもしれないが、ヒートアイランドやワイルドソウルから感じた熱がまったくといっていいほど伝わらなかったのが残念。 とりあえず、サウダージに期待。 | ||||
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いずれ読もうと思っていたのだが、文庫化されたので渡りに船と呼んでみた。「ヒートアイランド」の続編という位置づけなので、「ヒートアイランド」を読んでからでないと、あまり面白くないかもしれない。クライムノベルなのかハードボイルドなのかジャンルがよく分からないが、題名のとおり、「ヒートアイランド」で主人公だったアキがいっぱしのギャングスターに育っていくまでの過程を書いている。章立てもレッスンの進化に合わせて「裏戸籍」「試走」「実射」「予行演習」「実戦」となっている。それなりに楽しめるが、続編ものの常で、やはり一作目の方が面白かった。なお、この後「サウタージ」という三作目につながっていくが、面白さという点では三作目で盛り返しているのではないか。文庫であればという前提でこの本も買って損はないだろう。 | ||||
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『ヒートアイランド』の終わり方から、アキを新メンバーとしたシリーズが続くだろうことは読者への「お約束」であった。アキがどのように成長し先輩2人がどんな風に彼を迎えるのか? 更にはアキのチーム内での役どころとコンビネーションはどうか? 等々興味は尽きず、胸を躍らせながら『ギャングスター・レッスン』読み始めた。結果から言えば、「少し残念!」と言わざるを得ない。読者に早く続編を提供したいという作者のサービス精神は評価できるし、こんなにも早くアキが入ったチームの活躍が見られるのは確かにありがたい限りではある。しかしながら、これまで培われた「垣根ワールド」とも言うべき作品群と比較すると、どこかしら印象が弱い。 彼の作品を読んで気付くのはその独特の作風(肌触り?)で、若い時分に初めてデルタ・ブルースを聞いた時のような雰囲気を感じたことを覚えている。その底辺に脈々と流れるのは「アウトローの怒り」のように感じるのだが、今回はその「怒りのパワー」が少し弱いようだ。具体的に書くとネタバレになりかねないが、街のヤクザ(キャラクターは好きです)の前に3人揃って雁首を並べたり、後半に起こるトラブルへの対応を前もって考慮していない等々、前作の完璧さと比べると温度差がありすぎる。新メンバーの加入でギクシャクしたチームワークを描きたかったとすれば、作者のトリックにモロに引っかかってしまったとも言えるのだが・・・ | ||||
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「ヒートアイランド」のそのまんま続編です。同書が楽しかったなら読むべき。いまいちだと思うなら読む必要はなし。 前作に比べると深みは無い。ただそれでも面白い。前作のイメージのままギャングには入っていけるので、シリーズものとしてはありの内容。 結局「サウダージ」(第三弾)やいずれ刊行されるであろう第四弾へのつなぎにはちょうどよい作品かもしれない。 | ||||
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ヒートアイランドの続編で、アキが前回の2人組みと手を組み汚い金を強奪するためのレッスンから記念すべき第一回目の強奪までをえがいた作品。はっきりいって前作「ヒートアイランド」を読まないとほとんど面白さは感じないと思います。そして、ヒートアイランドより内容が明らかに薄いです。前回の2人組みの経緯などが書かれているのは良いのですが、重点は主人公アキのレッスンですのでこの小説の結構な部分を使って細かいところまでレッスンについてかかれています。しかし、書きすぎかと;;車の改造の話のところなどは専門用語がダダーーっとでており車に興味の無い私などは???でした。(少し解説はしてるのですが簡略しすぎで分かりません)つまらなくは無いのですが、物足りない。まるで長編映画のラストいっこ前のつなぎみたいな感じです。ターミネーター3のような。 | ||||
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登場人物の個性が良く出ていて、面白い作品でした。ギャングスターの養成など、中々と面白い話しの展開で、飽きの来ない内容にもかかわらず、特筆すべき長所が見当たらない。心に響いてこない。と言えば大袈裟ですが、「別にこの本を読まなくても、損した気分にはならないよね」といったものです。次回作はぜひにも、これを逃したら損をするといった物にして下さい。 | ||||
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今回は「ヒートアイランド」で大活躍した渋谷のヘッド、アキが、犯罪のプロになる為のレッスンを、チャプターごとにクリアしていくという、ミッションクリア系のシミュレーションゲームのような構成です。強盗を一つの職業と捉えた、すこぶるストイックなところが見所ですが、多分に作者の趣味が窺い知れる部分も面白いところです。特に車に関する描写では、オタク的な知識をこれでもかとばかりに披露しています。後半の、少々スラップスティックな展開や、お遊び的要素(コンパニオンが唄っている歌など)には賛否両論あるかもしれませんが、「ワイルド・ソウル」にしても、どこか突き抜けた明るさがあるのが、垣根作品の長所でもあるので、一概に否定はしづらいところです。また、作中に前作のフォローがあまりないので、本作からいきなり読むと多分面白さが損なわれます。ぜひ「ヒートアイランド」を読了後に手にとって下さい。さらに続編「サウダージ」のリリース予定もあるそうなので、乗り遅れないように是非。 | ||||
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