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エッジの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全66件 21~40 2/4ページ
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世界、いや宇宙そのものが謎の相転移で消滅するという壮大な話だが、その割にはスケールが小さ過ぎ。アメリカで天変地異が多発するが、パニック映画を観てるようで、他人事にしか思えず、リアリティがないし、主人公に次々と降りかかる災難も箱庭的。結局のところ島国育ちの日本人には、世界の終わりなど描けないのだろう。ラストも主人公の個人的な範囲で終わっている。ただ、この作家の小説はテンポがよく非常に読みやすく、読むのが遅い私でも短期間で読了した。その点は評価できる。 | ||||
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面白い!逃げようが無いよね。さすがのアメリカもこれには勝てないでしょう。 | ||||
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終末物のSFは数々ありますが、上質な作品は、 なんだか寂しい気持ちになりながらも、読後感が大変良いものです。 この小説、風呂敷を広げる段階の上巻は、 エンターテイメントとして普通に面白かったのですが、 下巻を読み終わった時には「何だコリャ?」でした。 下巻の半分位から「あ〜これはもうダメなやつだな」という 予感はあったのですが、予感を裏切って欲しいと思いつつ読了、 予感は的中で、ガッカリ。 あと、必要以上に描写の細かい文章が長々とありイライラ、 「それ今必要か?」と。 映像化狙いの為なのでしょうか、イヤラシイなあと思いました。 伏線回収のやり方も、ご都合主義過ぎてうんざり。 | ||||
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「読者の知的好奇心を刺激する新知識を随所にちりばめて気をひきつつ物語を展開させていくのが売れる小説の定番」 というセリフをどこかの漫画で読んだことがあります。それだとは言いません。 科学的に面白くてゾクゾクしました。読ませる力も圧倒的で、サイモン・シンみたいでした。 それだけに結末が……なあ……。途中で脱力しちゃったのかなあ。最初からこの構想だったんですか? 途中まで素晴らしい構想ができていて、そんでもってあとはノリにまかせて(これは正しい方法だと思うが)書こうと思ったら こうなっちゃったってことでしょうか。 でも、途中までは十分に楽しめました! ありがとう! | ||||
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レビューというか、難点のみ。 主人公の父親が敵?にたどり着く前まではいいが、対峙した時の両者の描き方が雑ではないか。 前段で表現される物質と反物質のような関係性(対極的な思想&能力の持ち主同士?)ということに集約させ過ぎで乱暴だ。 ここは重要な部分であり、もう少し互いを認識して行く過程、“契約”に至る駆け引きをもっと描いて欲しかった。 その辺が不満。星4つでしたが、マイナス1とします。 | ||||
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上巻を読み終え、続きを読みたくて続けてkindle版を購入したが、途中のページで 「エラーが発生しました。このアイテムをAmazonで購入された場合は、アイテムを 削除してクラウドからダウンロードしてください」との表示がでて、次ページにも 前ページにも移動できなくなった。仕方なく、指示に従い、一旦削除して再度ダウ ンロードしたが、書名をタッチしても前回と同じページが表示され、次ページをめ くると、前回と同様のコメントが出てきて、堂々巡りで進めない。 シリアスな場面だったので続きが読めなくて消化不良の状態。 最後まで読んでいないので、作品に関しては、評価のしようがない。 | ||||
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中学生が読むSF、いや、「仮面ライダー」レベルかも。円周率(半径と円周の比)がパイであらわされる無理数でないならば、そういう公理系に生きているということで、それはコンピューターが磁場の異常で狂ったという話ではない。おそらく「パラレルワールド」「ベビーユニバース」への「ワームホール」での移動に関する物語なのだと思うが、ご都合よくワームホールが自分の知り合いの周りだけにポコポコでてくるというのが、実に白ける(名探偵コナンじゃないんだし)。それから最大のモヤモヤ感は父眞一郎。ネタバレになるので書きませんが、最後の場面など、大きなクエスチョンマークが何個も出てきました。なんじゃこれ? | ||||
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けど、蛇足を紡ぐのも野暮なのかもね。 門外漢ながら数理の世界の楽しみを 教わることができて久方ぶりに読書の豊かさに 触れることが出来ました。 | ||||
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SFだからと言ってなにをしてもいいとは思いません。 状況が想定出来ません。 | ||||
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ホラーでも 全然 怖くなかったが、新しい視点のSF 小説っぽく なかなか おもしろかった。 | ||||
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若干ネタバレですが、後半にでてくる科学者や、その科学者とテレビ局スタッフのモブキャラたちのやりとりがへんなシュールさがあり、個人的に好きです。 ストーリーに関しては、後半はいい意味で荒唐無稽、とくに下巻の終盤は個人的には手に汗握る展開でした。 | ||||
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こういうテーマの本はかなり好きで、楽しく読ませていただきました。 ただ、合理性に欠ける部分が多々あり、SF小説としての出来は、正直いまいちだと思います。 アメリカで賞を受賞したということで読んでみたのですが、この程度かという感じです。 純粋にエンタメ小説としては、それなりに楽しめると思います。 | ||||
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リング 螺旋 ループで有名な鈴木光司さんの本。ループでも語られてた世界の始まりと世界の終わり、神になり得る人の話。やっぱりこの人の話は面白い。 ってか鈴木先生、バイクとアメリカ好きだよねーwww | ||||
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リング・らせんで有名な著者の作品ということでかなり期待はでかかったのですが、上巻読了後の感想はイマイチです。 本当にあの鈴木光司の作品なのかと疑うレベル。 この語の展開次第でいかようにも物語は面白くできる要素は散在しているのでまだ希望は捨てていませんが、少なくともこの上巻の出来ははっきり言って悪い。 この人こんなに文章へただったっけ?と思うほど面白くない。 妙に長ったらしくじれったい。読み進めるのが苦痛に感じるレベル。 ヒロインの冴子に全く魅力が感じられない。完全に男に依存しなければ生きれない尻軽売女でしょ? 伏線なのかどうなのか知らないけどどうでもいい説明文・会話文が多く、展開の遅さに少々どころじゃないじれったさを感じました。 そして会話文の不自然さ。同じ不自然さでも、それをコミカルに見せる演出として多用する作家さんも多くいるのに、この作品に関してそれはひたすらうざいだけ。 SFにしたいのかホラーにしたいのか?あるいはその両方か?全て上巻のみを読んだ感想としては失敗している気がします。 ざっくばらんに言うと、大したことのない出来事をやたらと大げさに語る馬鹿らしさ、そしてそれを超ドヤ顔で開陳する薄ら寒さ、それがこの作品の質を下げているんじゃないかな?と思います。 わざと笑わせるギャグの要素として盛り込むならまだしも、この人の作風的にそうじゃないと思うし、今のところ落ちもない。 とはいえまだ未読の下巻でこれらのマイナス面を補う超展開が待ち受けてる可能性は捨てきれないので、期待を込めて星2つ。 | ||||
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読後、少々がっかり感が残りましたが、一応、下巻まで一気に読ませる勢いは有ります。 移動中の機内の時間潰しには十二分に活躍してくれました。 結局、これも2012年終末説の便乗本ということですかね。 下巻だけレビューし忘れてたので、今頃書きました。 | ||||
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円周率パイは、小数点以下に無限に数字が続くから、、、云々の話。 例えば1という数だって、小数点以下に無限に0が続いてる特殊な数字であって。 | ||||
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「リング」「らせん」「ループ」「バースディ」で描かれていた世界観が面白かったので、手に取りました。 でも、貞子の話の時のようにはキャラクターの魅力が少なかったので、ぐいぐいは読み進められなかったかも。 2012年5月11日の新作「エス」に期待です♪ | ||||
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この小説を漫才に例えると、10分のネタのうち9分が前フリ、 残りの1分がオチという構成で、その上、オチは使い古された 陳腐な内容でした。 巻末の解説で、「怖くない」と感じた人は、恐怖のスケールが 大きすぎて気づかないだけ・・・といった事が書かれており、 「怖くない」のは読者の想像力がないためだと予防線を張って いるのが痛々しい。 | ||||
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はっきり言って後半しか読むべき所は無い。 前半は、自意識過剰で高慢な阿婆擦れ女と妻子持ちの不貞色欲野郎が愛憎悲喜劇を織り成す。 主人公の冴子に感情移入できないどころか自己中心的で思考から態度まで数理・物理の素養があるキャラクターには全く思えない。 参考文献にサイモン・シンの書籍が記載されていたが、それを読みながらこの程度の人物しか生み出せないのかと落胆し、物語の中で語られる数学や物理に関する話題もどこか作者自身が飲み込めていない感じがして専門書から丸々引用してきたような真新しさの無い陳腐なものになっている。 そんなつまらないことを書くよりは作者自身の創造性溢れる豊かな論理を披露してもらいたかったところ。 また、前半で霊能力者や幽霊を仄めかす描写があるが唐突な上に不自然な引き込み方で、冒頭から描いてきたリアリティが毀損されてしまっている。 さらに、ほぼ全編に渡って主人公の冴子と色欲魔の羽柴の視点で話が構成され、世界が混乱に陥っているであろう状況に於いても何か個人的な悩みやら瑣末ごとにかかずらっていて、肝心なホラーがまったくと言っていいほど描かれていない。 エッジが現れて、それを実況するアナウンサーの台詞などは不自然な言い回しが多く、これもリアリティが無いどころか緊張感も伝わってこない。 後半は、磯貝が現れたあたりから面白くなり、悪魔が現れたところで冷めるどころか歓喜したほどである。 それもこれも、興味をかき立てるプロローグから怒涛の終盤に至る中継ぎの展開があまりに下らなくつまらなく稚拙で在り来たりで皮相的で浅薄だったからだ。 時間を返せとは言わないが、男女の下らない話など抜きに父と娘の愛情でも描いて意味のわからない描写や稚拙な論理を捨てて分量を減らして一巻に収めてもらいたい。 SFホラーが読みたいのであれば、機知に富、創造性溢れ、奥底に恐怖を孕んだ、それこそグレッグ・イーガンの短編集を読めば有意義な時間が生まれたことだろう。 | ||||
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「リング」「らせん」「ループ」の3部作はお気に入りの小説なのですが,「エッジ」はまた一味違ったホラー小説でした。 たぶん,宇宙物理学の知識が多少なりともないと(あるいは宇宙に興味がないと),この小説の面白さ,恐ろしさを十分に堪能することはできないのではないでしょうか。 私は最近たまたま「宇宙は本当にひとつなのか」を読んでいたので,「エッジ」の展開にはちゃんとついていくことができました。「宇宙は〜」は「エッジ」のベースになっているんじゃないかというくらい,「エッジ」には宇宙論の知識がふんだんに散りばめられています(特に物語後半)。 「エッジ」の前半は,主人公・冴子による「一家失踪事件」の謎解きを中心にストーリーが展開します。ミステリー(あるいはサスペンス)の要素が色濃くて一気に読ませますが,冴子が単なるファザコンのように思えてしまい,その点がいただけません。そこまで父親にこだわる理由付けが弱い気がします。 後半は怒涛の展開です。特に「エッジ」が出現してから話は一気に壮大なスケールになりますが,宇宙物理学というサイエンスを軸にしていながら,結局のところ次々と消えていった人たちがどうなったのかということは明らかにされずじまいです。そこに論理的な説明は一切ありません。小説なんだから当たり前かもしれませんが,個人的にはそこが不満です。前半と比べると,後半は話の展開を急ぎ過ぎているような感じもします。 それでも,十二分に面白い小説であることは事実なのですが。 | ||||
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