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エッジ
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エッジの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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ナレーションは気合が入っていて素晴らしい。 全体的に説明不足も散見され、この下巻においては上巻から打って変わって中盤以降は革新部分に突入してテンポも良好だが、話の展開がどこか飛躍しすぎる点が多々見られる。 上下巻共にに読んだものの、科学哲学や自然科学に着眼点を当てるのは面白いが、その前提となる知識が表面的な浅薄な知識を前提に現実離れしたかのような各登場人物の持つアクの強さに付いていけなかった。 主要人物となるのはやたらと異性を評価づけするものの、当の本人は30代も後半のバツイチ、これといった専門的な知識もないのにシャーシャーと前に出る自意識過剰で、20代女性の恋愛観を持ち続ける痛い女性が物語の主人公というだけあってか所々で失笑してしまいそうだった。 | ||||
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一気読みしたから面白かったが、読者の想像におまかせでは済まされないほど、とにかく消化不良だらけ。 まあ、世界の構造に興味を持て、さすれば道は開ける!って冴子が羽柴にのたまったセリフが、作者からのメッセージなんかな。 エピローグは、ワームホールから過去に行きつき、別の枝分かれした人生を歩む冴子のものがたりが始まるのだろうけど、なんだかなぁ... 藤村コウタは結局、パパと入れ替わってどこいったか謎だし、ハルコはなんでボリビアでパパといたんやろか。セイジに扮したパパの説明が不十分すぎて納得いかない。 | ||||
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上巻はイイ感じのサスペンス風味で進んだが、下巻の最終章で宇宙創世まで及ぶ超展開を見せる。上下巻合わせ700頁近く読ませて、最後のこのオチでは「それは無いんでないの~?」と叫んでしまうだろう。 | ||||
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話の内容はさておき。 この読み手の方は声の大きさ、声の高さ、読み方が絶妙に悪く 音量最大にしてもすぐに生活音に紛れて聞こえなくなる。 せっかくのオーディブルなのに ながら聞きができない。 何度も何度も聞き直して疲れた。 | ||||
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世界、いや宇宙そのものが謎の相転移で消滅するという壮大な話だが、その割にはスケールが小さ過ぎ。アメリカで天変地異が多発するが、パニック映画を観てるようで、他人事にしか思えず、リアリティがないし、主人公に次々と降りかかる災難も箱庭的。結局のところ島国育ちの日本人には、世界の終わりなど描けないのだろう。ラストも主人公の個人的な範囲で終わっている。ただ、この作家の小説はテンポがよく非常に読みやすく、読むのが遅い私でも短期間で読了した。その点は評価できる。 | ||||
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「読者の知的好奇心を刺激する新知識を随所にちりばめて気をひきつつ物語を展開させていくのが売れる小説の定番」 というセリフをどこかの漫画で読んだことがあります。それだとは言いません。 科学的に面白くてゾクゾクしました。読ませる力も圧倒的で、サイモン・シンみたいでした。 それだけに結末が……なあ……。途中で脱力しちゃったのかなあ。最初からこの構想だったんですか? 途中まで素晴らしい構想ができていて、そんでもってあとはノリにまかせて(これは正しい方法だと思うが)書こうと思ったら こうなっちゃったってことでしょうか。 でも、途中までは十分に楽しめました! ありがとう! | ||||
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レビューというか、難点のみ。 主人公の父親が敵?にたどり着く前まではいいが、対峙した時の両者の描き方が雑ではないか。 前段で表現される物質と反物質のような関係性(対極的な思想&能力の持ち主同士?)ということに集約させ過ぎで乱暴だ。 ここは重要な部分であり、もう少し互いを認識して行く過程、“契約”に至る駆け引きをもっと描いて欲しかった。 その辺が不満。星4つでしたが、マイナス1とします。 | ||||
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円周率パイは、小数点以下に無限に数字が続くから、、、云々の話。 例えば1という数だって、小数点以下に無限に0が続いてる特殊な数字であって。 | ||||
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「リング」「らせん」「ループ」「バースディ」で描かれていた世界観が面白かったので、手に取りました。 でも、貞子の話の時のようにはキャラクターの魅力が少なかったので、ぐいぐいは読み進められなかったかも。 2012年5月11日の新作「エス」に期待です♪ | ||||
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「リング」「らせん」「ループ」の3部作はお気に入りの小説なのですが,「エッジ」はまた一味違ったホラー小説でした。 たぶん,宇宙物理学の知識が多少なりともないと(あるいは宇宙に興味がないと),この小説の面白さ,恐ろしさを十分に堪能することはできないのではないでしょうか。 私は最近たまたま「宇宙は本当にひとつなのか」を読んでいたので,「エッジ」の展開にはちゃんとついていくことができました。「宇宙は〜」は「エッジ」のベースになっているんじゃないかというくらい,「エッジ」には宇宙論の知識がふんだんに散りばめられています(特に物語後半)。 「エッジ」の前半は,主人公・冴子による「一家失踪事件」の謎解きを中心にストーリーが展開します。ミステリー(あるいはサスペンス)の要素が色濃くて一気に読ませますが,冴子が単なるファザコンのように思えてしまい,その点がいただけません。そこまで父親にこだわる理由付けが弱い気がします。 後半は怒涛の展開です。特に「エッジ」が出現してから話は一気に壮大なスケールになりますが,宇宙物理学というサイエンスを軸にしていながら,結局のところ次々と消えていった人たちがどうなったのかということは明らかにされずじまいです。そこに論理的な説明は一切ありません。小説なんだから当たり前かもしれませんが,個人的にはそこが不満です。前半と比べると,後半は話の展開を急ぎ過ぎているような感じもします。 それでも,十二分に面白い小説であることは事実なのですが。 | ||||
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「エッジ」の前半は,主人公・冴子による「一家失踪事件」の謎解きを中心にストーリーが展開します。ミステリー(あるいはサスペンス)の要素が色濃くて一気に読ませますが,冴子が単なるファザコンのように思えてしまい,その点がいただけません。そこまで父親にこだわる理由付けが弱い気がします。 後半は怒涛の展開です。特に「エッジ」が出現してから話は一気に壮大なスケールになりますが,宇宙物理学というサイエンスを軸にしていながら,結局のところ次々と消えていった人たちがどうなったのかということは明らかにされずじまいです。そこに論理的な説明は一切ありません。小説なんだから当たり前かもしれませんが,個人的にはそこが不満です。前半と比べると,後半は話の展開を急ぎ過ぎているような感じもします。 それでも,十二分に面白い小説であることは事実なのですが。 | ||||
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なぜ人がいなくなってしまったのか、その謎を解く為の話の展開には引かれました。 ただ、自分としてはもう少し単純でアグレッシブな展開の方がよかったのではと感じました。 ストーリー全体を通して見るとやや専門的な色合いが強すぎてその分、物語全体が難解なイメージに感じられてしまうのではと思いました。 今回、文庫本で始めて読みましたが、上から下の2/3くらいまでは強く引かれるものがありましたが、最後の結末には思わず、どうしてと疑問に感じました。 | ||||
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まあまあの作品 これまでこの手の小説を読んだことがないとしたら傑作に感じるかも。 いろいろ読んだ自分としては、アイデアも内容もまあまあと言わざるをえない。 らせん以降、物語に必ず家族愛、科学知識、性描写が入ってくるがどれもあまり必要とも思えない。 それでいて最後まで読ませるのだから、文章力はすばらしいと思うんだけど | ||||
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上巻と下巻の途中まで面白かっただけに下巻のラストの展開は、、、ガッカリというか物足りない。 世界の仕組みがまさかあの場所で明らかにされるとは。。。 何故最後に昔の父の話を冴子は明確に再現できたのか、父いったいなんだったのか等 最後の方で沢山疑問がでてきてしまいました。 | ||||
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世界は盤石ではない、という作者の世界観には共感を覚えます。 ただ、人物やロケーションの設定にシナリオ風のエンタメ要素が強すぎて せっかくの壮大なテーマにどっぷりと浸るには至りませんでした。 科学と神秘とを織り交ぜたテーマ自体はとても魅力的でした。 なので、後半でエゴ全開の家族愛と安易なインスピレーションに逃げることなく 世界の仕組みを突き詰めてほしかった。 テーマ自体は好きなので、今後も期待しています。 | ||||
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「リング」「らせん」の鈴木光司氏による長編作品です。 鈴木氏と言えばホラー小説家という評価になりますし、帯にも「超野心的ホラー」と書いてありますが、本作はどちらかというとSFです。 時代設定も2012年という近未来。内容も物理学の難解な記述が多いです。描写に鈴木氏特有のゾクゾクする恐怖表現が多少ありますが、オカルトよりはサイエンスという体裁です。 人間消失、物理学の根底の揺らぎ、地殻変動という謎を追う主人公。全ての事象が科学的に一つの方向性を示唆していく時、限られた選択肢しかない未来に対してどう生きるべきか。 上述したとおり、物理学の教科書のような記述がたくさんあって、かなり読むのに苦労します。さらに、世界史と地理の参考書もごっちゃまぜにした感じなので、理解しながら読むには相当ヘビーです。途中で止めようと思ったりもしましたが、やっぱり先が気になるので無理して読み通したというのが事実です。 終盤は一気にスピードが上がる感じですが、ここにちょっと外連味がかるところがあって、個人的には興を削がれました。ここが一番著者らしいところではあるのですが、私は好きではないですね。 エンターテインメントとしてはまあ上手に仕上がっていると思いますし、著者の他作品同様に映像化すると化ける可能性は感じました。冴子役には麻生久美子さんかなぁ。 | ||||
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女児の父親である私の感想。 --- これは「父娘愛」の物語 --- 冴子の父が、冴子に施した講義内容。 これは、著者(鈴木光司氏)が自分の娘に実際に行っている教育を、 著者自ら重ね合わせて、悦に入っているのでしょう。 『なぜ勉強するのか?(ソフトバンク新書・鈴木光司著)』を読むと、 それがよく分かります。 逆に、メインテーマが「父娘愛」でなかったならば、上下巻あるこの長さであれば、 ワームホールのその先もきっちり描くべきだし、きっと描いたことでしょう。 それを踏まえて読めば、ラストは納得ですが……。 | ||||
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「リング」という怪物的にもの凄いホラーを書いた鈴木さんですが、どうもその後のシリーズ は気が抜けてしまったような感がなきにしもあらず。並の作品では続編として霞んでしまうく らい傑作だった「リング」なので、気の毒とも言えるのですが^^; さてホラーを封印して10年、鈴木ホラーがまた帰ってきたらしい。 なにかこの「エッジ」は読む前からよさげな期待感があったのです。 うんうん、これは好物でした。 声を大にして言いますが、万人向けとはとてもとても言い切れません。 大森望さんは、駄作と切って捨てられたようですし。壁本にされても、文句は言えないような 結末。 でもね、3分の2くらいまでは本当に面白かった。結局大風呂敷を広げすぎて収拾がつかなく なった、というか、この結末に至る過程の大風呂敷こそが、この作品の読みどころ・・・と言 った方がいいのかもしれない。 鈴木光司のエネルギーの強さのようなものに、また触れることができたのは、嬉しい体験でし た。SFテイストが強いこの作品、ところどころにホラー的趣向も散りばめられてかなりゾク っとする部分もありました。 B級ですが、読んで損したとは思いません。 こういうでっかい嘘を構築してくれる作家、他にはあまりいないんじゃないでしょうか | ||||
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286頁の厚さは物語に引き込まれれば何てことない量になるのだけれど、この作品のように常に現象に対する説明挿入が多いと閉口せざるを得ない。 「ぼくは相対論も量子力学も理解していない。でも、生きていく上で、困ったことはなかったな」と、266頁で羽柴にこの台詞を言わせているからには、鈴木光司もこの作品が万人受けしない事を覚悟で書いたのだろう。日本だけでなく世界中の失踪事件に挑んだこの本、上巻は身近な熱海で集団失踪という所で終わるので、気になって下巻に進まざるを得ない。 | ||||
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鈴木光司久々のホラーということで、手に取りました。父親失踪という傷を持つ主人公が、失踪事件を追ううちに大きな異変に築き巻き込まれてゆく。天文学、数学、物理学、古代史など十分に調査した上で構築される物語は、リアリティがあり、ひきこまれましたが、父親失踪の秘密と、エンディングがしょぼくって、がっかりしました。結局、転生ものですか?大金払って、買って読む代物ではありません。図書館で借りて、読む程度の本でした。 | ||||
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