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クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い
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クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣いの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全111件 81~100 5/6ページ
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意外にヘタレっぽいいーちゃんと天才技術師玖渚 友が犯人を推理する…。話のおおまかなところはそんな感じですが、言葉では言い表せない良さがあります。いーちゃんの謎とか、友の過去とかとにかく色々気になることがあったりあと呼んでて頭の中にテレビで見ているような感じでくっきりハッキリ情景描写ができる書き方がされているのも魅力的です。最後の最後にすべての謎が解けていくのを読んでいくのも気持ちがいい。分厚くて読むのに抵抗があったけれど、読んで良かった。読み終わったときに満足感とか達成感とかそう言うのを味わえる作品だと思います。 | ||||
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私が初めて読んだ西尾作品でもある本作。推理小説としてみた場合、本作は辛口に批評するしかない。孤島の殺人はありがちだし、トリックもかなり強引なところがある。(おいおい、それ人間技か?と聞きたくなるから)注目していただきたいのは、登場人物の個性や言葉・文体の随所に見られる『言葉遊び』。難しい小説が読めないという方もこれは楽しめるのではなかろうか。何より、この言葉遊びが推理小説としての面白さをカバー。サクサク読める展開にしている。最近本を読み始めた方がまず手に取る本の“次”くらいに読んでみると本作は楽しめると思われる。 | ||||
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なんか自分と考えてることが似てるとこがありましてちょっと親近感の類が(いーちゃんに) | ||||
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文学としてきっちりと型にはまった本はしっかりしているが、読むのが進まない本が多かったりする。その点この本はどんどん進んで読める。自分の中でただ面白いと思えるからだ。 | ||||
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この本はいろいろな意味で面白いですね。私も友人から勧められたクチなんですが、この本に出会うまでは小説などはほとんどといっていいほど読まなかった私が文字どおり時がたつのを忘れてしまうほどです。一番最初にかいた『いろいろな意味で面白い』ってのは、話が面白いのはもちろん登場人物も面白い。特に主人公。彼と登場人物の絡みが本当に面白い!!最後の最後まで最高の気分であっという間に読んでしまいますよ。この本の著者である西尾維新さん、そして私にこの本を出会わせてくれた友人に感謝します。 | ||||
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キャラクター達の名前のセンスがちょっとどうかと思いますが、普通におもしろかったと思います。最初の4分の1ぐらいまでは、ほんとにミステリーなのか?、という展開でしたが、ちゃんとそれらしくなっていきました。最後まで読むと(ある程度?)タイトルの意味がわかります。どんでん返しというか、え、そうだったの!?みたいな気分も味わえますよ。私的にはオススメな本ですよ。 | ||||
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人外の孤島。そこにあつまる世界の才能たち。首切り死体。さあ、事件です。でも、この小説のウリはそういったミステリーの部分にはないように思います。キャラと、その会話。これが素晴らしい。この作品には「天才」と呼ばれる人々がたくさん登場します。「天才」ってしかし、ホントに使い勝手がいいですね。「天才だから」の一言でなんでも済ませられますからね。だから結構無理やりな部分もあるように思うのですが、前述したようにそんなところはどうでもいいのです。キャラを好きになれれば大ファンに、なれなければまったく面白くないと思うでしょう。だから、ちょっと立ち読みしてみることをお勧めします。ネットじゃ…できないですけどね(笑)「天才」の出てくる「メフィスト賞」作品。やはり、森博嗣『すべてがFになる』が連想されます。誤解を恐れずに言えばそれをもっとポップにした感じの作品、といえるでしょう。よく言えば「読みやすい」、悪く言えば「ちょっと子供っぽい」のかな、と思いました。私は前者でした。他の人のレビューをみても思いましたが、少し読者を選ぶ作品なのかもしれません。 | ||||
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「上手くまとめたなぁ」。これが、私の素直な感想。絶海の孤島で起きる不可思議な猟奇殺人。この良くも悪くも古典的なミステリの形。そして、主人公の「いーちゃん」と天才と呼ばれる島で出会う人々とのある種哲学的な要素を含んだやり取り。その両者が上手く調和されている、という風に感じた。どちらも、それ単独で作品になり得る要素なだけに、料理の仕方が難しいのだがこの作品に関しては成功しているのではないかと思う。まぁ、かなり独特の世界観であるので、万人向けかどうかには疑問を感じるのであるが、良くできた作品なのではなかろうか。 | ||||
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次に‘はまる’作家を探してるなら、この西尾維新がおすすめです!次々に出てくる強烈な個性と名前のキャラたちがいい感じです。このクビキリを始まりとする「戯言シリーズ」はいい感じに、はまれますよ。・・ただミステリの密室とか奇想天外なトリックを期待する人にはダメかもしれませんね。面白い本を探してる人にはお勧めできます。「戯言シリーズ」に星5つ!! | ||||
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西尾維新氏の独特の文章に惹かれました。ミステリーを多く読んでいる人は、この本のトリックは少し物足りないと感じると思いますが、それさえもこの本の魅力です。むしろ簡単なトリックが使われていることで、妙な親近感が湧いてきます。この本の最大の魅力は、登場人物たちの個性にあると思います。登場人物たちがさりげなく言う言葉にはっとさせられます。主人公、「いーちゃん」の虚脱感も絶妙で、私は初めのうち、なんなんだこいつ?と思っていましたが、話を読み進めるうち、この人物にぐいぐいと心を引っ張られていく感覚を覚えました。そのあたりに西尾氏の力量を感じます。補足的ですが、この本は文章が二段になっていて、(1ページに二ページ分書いてあるということです)ふつうの形式に慣れているは、少し読みにくいと感じるかもしれません。小説としてもミステリーものとしても斬新な一冊です。是非読んでみてください。 | ||||
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いやー、ひさしぶりに当たりをひいたって感じです。いーちゃんの思考がいいねぇ。特にある人との会話に笑わされました。いっきに読んでしまいました。速攻でつづきを買いに行きました。これは超おすすめですね。 | ||||
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読み始めると止まらなくなる西尾維新氏の「戯言シリーズ」の第一弾。書かれている内容は普通の推理ミステリーのような気がするのに、良い味を出しているキャラクターたちの一挙一動がとても楽しく、また主人公のシニカルにとんだ思想が魅力的で、決して最後まで飽きさせない展開を繰り広げる傑作。 | ||||
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この本には1度や2度でないほどたくさんの大逆転がありました。その分見る人をドキドキさせます。途中感動する場面もあり、ただのミステリーではありません。詳しい事は言えませんが、子供でも読める本なのでぜひ読んでみてください! | ||||
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戯言シリーズ第一作。このシリーズは人によっては『ライトノベル』、いわゆる中高生向け小説と断言してしまう人も多いです。本音を言うと僕も、ライトノベルに近いと思います。でも、ライトノベルとは違うと僕は思います。どうして?って聞かれると困ってしまうのですが^^;肝心の中身は、とても面白いです。好き嫌いが分かれる文章ではありますが、僕は大好き。読者を夢中にさせるキャラクター達とストーリー。孤島での殺人事件。よく言えば王道。悪く言えばありきたり。なのに、この作品にはこの作者にしか書けない魅力があります。僕の中学校の友達には、ライトノベルに飽きてきてしまって、本の世界から離れようとしている人がいます。僕は、そういう人達にこの本を読んで欲しい。この本を足がかりに、ミステリなどに手を伸ばして。もっと読書の世界を広げていって欲しいと思います。この本が楽しければ、メフィスト賞の有名な作品に手を伸ばしていくといいと思います。新しい世界が広がります。もちろん、大人の人にもお勧めです。いろんな人に読んで欲しいですね。 | ||||
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友達にオススメされて読んでみた。パッと見は、少年少女向けかな?って思ってたのと、作者独特の世界観の中で、繰り広げられる話についていけるかな?という不安が正直、ぬぐえなかった。最初は変わった登場人物の名前にとまどったりもしたけれど、そんな不安も吹き飛ぶくらい、登場人物たちの個性が強くておもしろい。読みながら推理していく楽しさ、主人公がひろい集めていくヒント、暴いていくトリック。そういう楽しさが、この本にはある。事件の結末は、意外な真相が待っている…が、もしかしたらこの結末や作風は好き嫌いが、はっきり別れるかもしれない。ちなみに私は、続きも読んでみたくなった。主人公とパートナーのトモの過去もすごく気になる。 | ||||
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すごい、この人の本は面白いと本当に思う。この本を10ページもよむころにはすでに西尾維新の全刊行本を買いたくなると思います。なぞの解けないトリックを自分がとくのではなく主人公がといていくさまを傍観する視点で描かれているのですが、その文章の取り回しの仕方、すばらしいです。ただ、これを読む前に上遠野浩平さんの本を読むことをお勧めします。 | ||||
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なにしろ個性的なキャラクターに眩暈がします。ミステリーとしての難易度はそんなに高く感じないので、ミステリー食わず嫌いの若い人にもぴったりでしょう。とにかくキャラクターの立ち具合がアニメチックというかなんというか。(主人公も含めて。)青色にちょっとホレました(笑) | ||||
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読み始めたときは、ちょっと文章がしつこくて、言葉遊びがすぎるかなぁとためらいながら読みましたが、それに慣れさえすれば、大丈夫です。きちんと伏線張ってるし、解決したあとに考えてみると、あちこちに手がかりみたいなのも見え隠れしていて、結構フェアーな話の作り手だと思います。なかなかおもしろいですよ。30歳半ばの私でも楽しめました。ま、作者が若くて、言葉遣いになれてない人にはつらいかもしれません。でも、この1冊を読み終えたら、2冊目以降はすらすら読めます。一度だまされたと思って読んでみてはいかがでしょう? | ||||
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登場するキャラクター達の個性豊かさが特筆されると思うそのため序盤から終盤まで完全にひきつけられるつくりになっておりその上でミステリーが展開されているので二度おいしい!(がそのミステリーにはちょっとムリがあるよなぁというのも事実だが)いーたんの戯言が良い感じ&友に萌えー次作クビシメロマンチストへの伏線的な意味合いから★4つ | ||||
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森博嗣的な、とでも云えばいいのだろうか。天才が何人も登場するあたり「すべてがF~」を連想してしまう。しかしだからといって二番煎じではない。天才の一人一人が一癖も二癖もあり、魅力的でもあり、人物の描き方が上手い。セリフも展開もテンポがよくて読みやすい。森博嗣系よりもコミック的要素が強い気もするがライトノベルより「ほろ苦い」味がしたり、と西尾維新だからこそ描ける世界だろう。このシリーズはミステリの新たな宝になりえるだろう。 | ||||
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