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薄暮



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【この小説が収録されている参考書籍】
薄暮

薄暮の評価: 4.11/5点 レビュー 18件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.11pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

私には退屈な小説だった。

直木賞作家の作品はまず読んでみようという私ですが、なぜか篠田さんの作品は手には取っても、読む事はなかった。
無意識に肌に合わなそうと感じていたのだろうけど、読まず嫌いかも知れないと、今回挑戦してみた!
続けて聖域、マエストロ、薄暮と読んでみた感想は、やはり自分の好きなタイプの小説ではないなと思った。

薄暮は、橘の考えを軸に話をすすめている印象。
なので、主要人物である画家の妻智子にしても、長岡の様々な人たちや頼りない編集長にしても、
その人物像はすべて橘の憶測の上に成り立っているようにしか感じられない。

長々と橘を通して説明されているようで、「ちょっと待って。それはあくまであなたの想像上でしょ。他の人間の気持ちを勝手に作りあげないでよ」と
思わず、本の中の橘に言ってしまっていた。

美術書を作り上げていく裏方の世界の説明も合わさるので、小説を味わうというようなわくわく感や、小説の色気、面白さ、
それぞれの登場人物の奥深さを感じる事は出来なかった。
薄暮Amazon書評・レビュー:薄暮より
4532170931

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