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(短編集)
制服捜査
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制服捜査の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全48件 1~20 1/3ページ
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刑事歴15年の警察官が、本部で起こった不祥事による新たな方針のため、駐在となる。単身赴任で行ったその町で起こるいくつかの事件。一つ一つは違った事件であるが、その町の底辺に持つ隠されたものがあり、最後にそれが見えてくる。 警察官としての矜持を持ち、かつ家庭をそして人を大事にする主人公が素晴らしいタッチで描かれている。グイグイ引き込まれる著者の筆致。 | ||||
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ストーリー展開が奇抜で、一気に読み終えた。 | ||||
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本のカバーは制服捜査でしたが、本は警視庁から来た男でした。本自体はきれいで表示通りです。 | ||||
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地味ながら、素晴らしいストーリー展開。地方の閉塞感も素晴らしく描かれ一級品だと思います。スリーズ化がなく-1とさせて頂きましたw。 | ||||
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北海道の田舎の駐在の話なので当然は派手さはないが面白いと思う。 著者の警察小説はいいですね。主人公が地方の駐在警官になった背景が 伏線なら続編とか有ってもいいと思う。 | ||||
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佐々木譲さんの笑う警官を読んで、作風に惹かれて読みました。 図書館で借りたのですが、蔵書にしたく思い、購入しました。 北海道の小さな街に駐在さんとして派遣された元刑事。 制服警官は捜査は出来ないとの事ですが、街で起こった事件を解決していく使命感が頼もしく感じます。 また、不条理に対する一指しがグッときます。 | ||||
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道警の裏金問題の騒ぎで刑事から一転して駐在所勤務となった川久保巡査部長を主人公とした短編小説で、道東の田舎町を舞台として一つの事件が契機となって隠された町の秘密が暴かれていきます。 以前に文庫本で読んだのですが、もう一度読みたくなり電子版を買い求めました。 小説の世界にいつの間に引き込まれ、あっという間に読み終えました。 これって道警シリーズの一部なのかな? | ||||
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町を牛耳る実力者、悪党達、自警団 孤独に立ち向かう法の番人 駐在警官というよりシェリフ、まさに西部劇 | ||||
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「わらう警官」からはじめるシリーズよりも、より強く「北海道」を感じる。 | ||||
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連作短編集の趣があり、短編ながら様々な趣向が盛り込まれており、大変面白かった。著者の作品は外れが少ないが、最も好きな作品。 | ||||
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「笑う警官」から読んでいるがスピーディな展開が好きです 正義感あふれる主人公 佐々木さんの本領発揮ですね | ||||
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テレビでよくある「警察24時」を大好きでよく見る上に、「サスペンスドラマ」も大好きな私。勿論、こういう小説も高校生の時から大好きです。確か、この小説もテレビドラマ化されてますよね。バリバリのベテラン刑事だった主人公が、人事整理で片田舎にある駐在所で、制服のおまわりさんに!いいないいな~こういう新鮮な設定って!隣町の本屋さんで購入しましたが(←すみません!)、このシリーズの続編である「暴雪圏」も持ってます!! | ||||
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この作者の北海道警シリーズが好きで集めています。状態がきれいで満足です。 | ||||
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にわか佐々木ファンとしては、いくら廃墟に乞う、巡査の休日でトーンダウン したとはいえ、是非この本を、ということで期待半分、不安もちょっぴりくらい の気持ちで手に取りました。 正解でした。 舞台は志茂別駐在所、帯広が最寄の町の十勝地方の農村に、ある巡査部長が 単身赴任。酒を片手に地元の防犯協会の方々が訪れている、そんな場面から お話が始まります。 私も田舎育ちなので。 もみ消す、とか、誤魔化す、とかそう言った場面に地元の訳の分からない 有力者というのが出てくることが、ままありますが。 お見事でした。 川久保巡査部長の暴く闇。一つ一つが紡がれる。その方向のベクトルが、一定。 起点が出発点にきちんと描かれているってのも好感。 北海道警察の闇のみならず、暴く闇はここにもあったかって感じで、さすが。 決して他人事ではない人間社会の闇を描いたこの作品。テーマは小さいけれど、 ピリっと辛くて、80点。佳作です。 | ||||
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考えてみれば、おかしなタイトルである。捜査は私服警察官(刑事)が行う筈。 ここに著者の『道警シリーズ』にも繋がる特殊事情が暗示されている。 北海道十勝地方の小さな町の駐在所を舞台にした連作集。 先日読んだ笹本稜平『駐在刑事』と似た設定。今気づいたのだがタイトルの意味するところも同じである。 現役の冒険小説作家としての笹本稜平は大好きだが警察小説に関しては黎明期の元冒険小説作家に一日の長がある様だ。 但、第1話『逸脱』は題名通りの結末。開拓時代の保安官じゃあるまいし、やっぱり駄目でしょう。 続いて『暴雪圏』を読む予定。 | ||||
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私は警察小説が好きで、横山秀夫さんに特にはまっていて、でも、ちょっと読みきってしまったので別の警察小説を探しているところです。産経新聞記者の阿比留さんのブログ のファンで週イチぐらいで巡回しているのですが、月イチ頻度で阿比留さんが読まれた本がダダダダッと紹介されます。新聞記者なんてスゴイ忙しい職業なのに、読書量の多さ、バリエーションの豊富さにいつも驚かされますが、とりわけ多いのが(ご職業がら?)警察小説、企業小説。今回は、ブログでご紹介されていた中から、3人の作家さんの本を求めてみました。 これはその1冊目。 タイトルの「制服捜査」は、はじめ意図するものがわかりませんでしたが、読んでみてわかりました。 主人公の川久保巡査部長は、北海道の田舎町の駐在さん。捜査一課(殺人を主とする重大事件を扱う刑事さんの所属する課)の刑事から、地元の癒着が原因の不祥事を正すための北海道庁が杓子定規に決定した「ひとつ箇所に長く赴任させない」という方針に基づいた人事異動により、人口6千人足らずの駐在所勤務となってしまった人です。 駐在さんは、「捜査権」を持たないのですね。何か事件が起きれば本庁へ連絡し、地元の治安維持に努める。地元にいるからこそ入ってくる怪しげな情報と元刑事の勘から事件化を上に進言しても、本庁が「事件だ」と判断しなければ事件にはならない。命令だから、独自捜査もできない。捜査一課出身の川久保さんにとっては我慢ならない状況です。 この本では、そんな環境下で、過去の実績をひっさげ華々しく、独断で捜査を行い本庁連中の鼻を明かす!というのではもちろんなく、あくまでも組織の一員として命令に従いながら、でも、心の芯の部分では犯罪憎み、犯罪者を捕まえるという警察官の本能のようなもので静かに事件を動かしていく川久保さんの姿が描かれています。 最後の「仮葬祭」などは、圧巻です。そういうことで、「制服捜査」というタイトルなんですね。 この抑えた演出(川久保さんが地味なところ)が、リアリティがあって気に入りました。 この川久保巡査はシリーズとして文庫化されているようですので、もう少し読んでみようと思います。 新しい作家さんの本というのは、相性もありますからなかなか難しいですが、合うものが見つかると本当にうれしいですね。次は堂場瞬一さんの「刑事・鳴沢了シリーズ」。捜査一課の刑事さん。舞台は新潟です!楽しみです! | ||||
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捜査権のない駐在所の警官が事件へと切り込んでいく5作の短編集です。 作品毎のつながり自体はないものの、回想シーンとして別作品の人物、出来事が僅かに出てきます。 よって、連作集という表現を使っているようです。 全体として、なかなか良かったです。 | ||||
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著者の作品は結構読ませていただいているが、 こちらの作品もとても面白かった。 スピード感のある筆で最後まで飽きずに読むことができた。 | ||||
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ちょっと秀でた所があるけど、決して、エリートでもヒーローでもない。 ましてや、制服を着た田舎の駐在さんには、権限も、権威も、裁量もない。 そんな普通の警官が、一生懸命頭を使い、諦めなければ、世の中を少しだけでも良くする事が出来、さらには、人の人生を大きく変えたり、命を助けることさえ出来る。 そんな素晴らしさに勇気をもらいました。 佐々木譲さんの丁寧な作風が大好きです。 他の作品を読むのも楽しみです。 | ||||
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北海道警はウラ金問題等の不祥事で大刷新を行った。 曰く長年に亘る同じ部署・セクションへの勤務を改め、大異動の指令を出したのだ。その煽りを喰らって、札幌で14年間刑事畑を歩んできた川久保巡査部長は、道東の田舎町の駐在所勤務となった。 札幌に妻と娘二人を残しての単身赴任である。その町は田舎とはいえ、不思議なことに何年にも亘って不祥事は皆無だった。しかし川久保はその裏に何かがあると推察するのだが・・・・・。 5つの連作短編集で、ラストの「仮装祭」が秀逸である。佐々木譲は地味だが実力があり、私の好きな作家の一人である。 本書は横山秀夫のようにメジャーになる取っ掛かりとなるような作品であり、またそうなって欲しい。 | ||||
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