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ねじまき鳥クロニクル 第3部 鳥刺し男編



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ねじまき鳥クロニクル 第3部 鳥刺し男編の評価: 4.08/5点 レビュー 132件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.08pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全102件 21~40 2/6ページ
No.82:
(4pt)

満足しています

3巻は思った以上に面白かった。安く購入できて満しています。状態もすごく良いと思いました、
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
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No.81:
(4pt)

傑作だが個人的には「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」には及ばず

多くの読者の評価の高い作品だけあって、堪能できた。いつもながら、終盤の盛り上がりには、わくわくさせられた。傑作であるが、個人的には「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」には及ばなかったと感じた。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
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No.80:
(5pt)

主人公がとうとう妻を取り戻しに行く!

3巻目。どの巻も面白いのだけれど、3巻は特に何度も読んでしまう。
というのも、主人公が悪を倒す部分があるから。
決して、勧善懲悪くさくなく、ただ、自分が運命的に巡りあった悪と闘うというシーンが、とても印象的。
妻も主人公自身も、自分に自信はないのだけれど、勇気を出して妻を取り返そうとする。
ここまでいくつかのシーンでは、悪が勝ってきたので、そのカタキ討ちのような気がした。
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No.79:
(5pt)

迅速なご対応有難うございます。

迅速なご対応有難うございました。 商品も予想以上にきれいで満足しています。 今後ともよろしくお願いします。
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No.78:
(5pt)

小林 博

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No.77:
(4pt)

失われたものとの会話

橇の音が聴こえ、モニターが点滅している…パソコン通信を使った会話 ここが最大に盛り上がります すごいっす
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No.76:
(5pt)

これしか感想はない

三部通しての感想です。 これは、もし完全な悪というものが存在するなら、それが人間の形をしていようと破壊、つまり殺していいと言っているとしか思えなかった。 以上。
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No.75:
(4pt)

何か..こう..うーん..まあ、うん。

高一です。 面白いというより、考えさせられる 物語...上手く言えませんが読後は 芸術作品を見た後のような気分でした。
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No.74:
(5pt)

1Q84より好き

1Q84よりこちらのほうがよかったです。(比べるのもおかしいですが・・・。)
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No.73:
(4pt)

牛河なる人物

もう10年くらい前に2部の途中まで読んで、そのまま放置していたのでした。今回2と3部を新しく買い、読みました。なんで10年もたって続きを読もうと思ったかというと、妙なウィルスにやられて頭痛と発熱で入院し、一週間で退院できましたが、その後もずっと隊長不良が続き、生命力が弱ったからです。

フェイスブックとかやる気にならず、なんか本が読みたいと思い、物語が読みたいと思い、読みやすそうな村上春樹に目をつけたというしだいです。主人公が無職の主夫で私と同じなのですよね。

面白い物語だったと思います。ていうか、村上春樹の書き方、文体が上手いからおもしろく読めるわけですね。キモキャラの牛河なる人物が好かった。あんな人物、これまでの村上小説に出たことなかったですよね。罪と罰のスヴィドリガイロフみたいな役どころで。もっと長たらしく喋らせてほしかった肝しますね。ほんとうんざりするくらい。
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No.72:
(5pt)

果てしない発展的展開

本作が発売された当初、第一部と第二部は上下巻として刊行され、第三部はそれから一年以上後に発行されたことは興味深い。見方によっては、第一部と第二部を問題提起編、そして第三部を問題解決編と解釈することができなくもないのだ。けれども、本作は第三部の最後の方まで収束に向かってないかのような展開を見せ、むしろどこまでも発展していくかのようであり、だからこそ、結末はいささか急転直下であるような印象を与える。
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No.71:
(4pt)

日常生活から離れて読むもの

第1部、2部と比べると少し読みづらいと感じた。
まあ、これが村上ワールドなのでしょうけれど。
いったいどこに話が転がっていくのか期待して読んでいた。
そして結末。あ、こういう風に落下したのか、と思った。
意外性? 
日常生活から切り離された心で読まないと、決して理解することはできない。
でもそこが、この作家の魅力なのだと思います。
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No.70:
(5pt)

読み終わりました。

早く適切な対応をしていただき、読みたいときにすぐ読めました。読了しました。おもしろい本でした。
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No.69:
(5pt)

結局

読み終えて。
物語だからこれでokなのだけれど
自分の身におきたら迷惑だろうなと
おもわずにはいられなかった。

(一気に3部読んだのでずれがあるかも)
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No.68:
(5pt)

満足。

これから読みます。遅れてきた、村上春樹ファン。文庫本でそろえて読んでいきたいと思います。
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No.67:
(4pt)

村上春樹さんの文庫を手に入れました。

これからも一人ひとりの作品を出来るだけ続けて読んでいくつもりです。
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No.66:
(5pt)

今度はどこにも逃げないよ。僕は君を連れて帰る。

第三部,ついにあの男が登場します。
 背広を着た背の低い男。年齢は40代半ばから50代近く,むっちりと蛙のように肥って禿げている。話すときに言葉によっては上唇がくるっとめくれて,煙草の色に染まった乱杭歯が見える。これまで出会った中で間違いなく一番醜い何人かの一人といえる。ただ容貌が醜いというだけでなく,そこには何かねっとりとした言葉では形容できない不気味さがある。勝手に僕の家に上がり込んで自己紹介をする。
 「牛河っていいます。まわりの人はみんな,ウシ,て呼ぶんです。おい,ウシってね」

 「1Q84」を読んだ時,この牛河が再登場してビックリしました。
 本書ねじまき鳥クロニクルの舞台は1984年。
 つまり,「1Q84」の世界とリンクしているのです。
 もちろん「1Q84」の世界の牛河は,月が二つある世界の1984年ですので,まったく同じ牛河ではないかもしれませんが,描写を見る限りほぼ同じ牛河ではないでしょうか。
 作者も本書で登場させた牛河がよっぽど気に入ったのでしょう。
 それだけの存在感があります。
 
 第三部では,これまでの直線的な展開から雰囲気がかわり,途中に新聞記事が入ったり,時系列を入れ替えたり,過去の短編小説を組み込んだりと,文学的に趣向が凝らされているように思います。
 また,牛河以外にも,ナツメグとシナモンという,これまた存在感ある人物が登場します。
 「波の具合によって隠れたり現れたりする海辺の洞窟みたいに,ごく自然に現れたり引っ込んだりする口元の笑み」が特徴的なシナモン。
 彼は少年時代のある出来事から一言も言葉を話さないが,とても感じが良く意思疎通に困らない。
 
 三度目の再読ですが,それでもやはりまだまだ謎が残り,きっと数年後にまた再読することでしょう。
 ただ,この第三部で作者の作家としての覚悟を強く感じました。
 この作品の後,村上春樹の作品は更に進化していくことになるのです。

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No.65:
(5pt)

独特の世界感

実は初めて作者の作品を読みました。1部を読んで訳解からず、
2部を読んでみても??なのでどうしても3部を読む必要がありました。
知らないうちに、引き込まれて自分を見つめなおしました。
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No.64:
(5pt)

人類最大の暴力=戦争について

村上さんが最初に戦争を暗に意識して書いたのが、おそらく『羊をめぐる冒険』なのかもしれない。
ここでいう戦争はさきの日本が敗戦した戦争のことです。

それから、世界の終わりとハードボイルドワンダーランドなんかも、その臭いがするし、へたするとノルウェイの森も関係してくる。

で、真っ正面から取り組んだのがこの作品で、それがのちに海辺のカフカ、1Q84に繋がるのだろう。

以上は勝手な推測だ。私が単純にそう思っただけだ。
ただひとつ言えることは、戦後生まれの私たちだって無意識のなかで戦争と繋がって、なにかしらの罪を背負わされているということだ。無関係じゃない。
無関係だと思えば、平気で人を傷つけることができるだろうし、戦争を望んで賛美するようになるだろう。
関係していると自覚するなら、二度としたくはないと思うはずだ。

ねじまき鳥は、どちらにねじを巻いたのだろうか?

後の作品を読んでいる限り、望まない方向に大衆は向かい、その罰として震災・原発事故に見舞われたように思えてならない。

今度の選挙結果次第では、さらに悪い方向へ進かもしれない。

村上さんは日本から距離を置く。ドナルド・キーンのような心中はしないのだろう…

私はおそらく、狂うだろう…
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No.63:
(5pt)

一気に物語が加速しました。

「鳥刺し男編」で一気に物語が加速しました。
ゆっくりと流れていた川の先に滝が待ち受けていた、というような印象です。
途中で、この物語は終わるのだろうか?と感じてました。
怒り・暴力といった邪悪なものが描かれてゆきますが、このテーマは後の『海辺のカフカ』『1Q84』に繋がっていったようです。

メタファーといいますか暗喩が多用されていて、様々な連想を誘ってくる物語です。
想像力を求められるといいかえても良いでしょうか。
ノモンハン事件。満州国。スターリン。日本軍の誇大妄想的な精神が支配した時代の組織的な暴力。
共産思想という理想主義を掲げながら独裁者の猜疑心によって粛清を繰り返したソ連の暴力。
これら目に見える時代の暴力と現代の眼に見えない暴力が対比されているように受け止めました。
人間のどの場所で暴力は生みだされてゆくのか、村上さんは探ろうとしておられるのではないかと考えています。
実際読み終えて最も強く残るのはそのことです。

村上春樹さんの作品は、作品群として存在している印象が強くあります。
ここで登場する牛河は『1Q84』にも出演しますし、笠原メイが勤めるかつら工場は『日出る国の工場』でスケッチされた工場が使われています。
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