■スポンサードリンク


ノルウェイの森



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

ノルウェイの森の評価: 3.82/5点 レビュー 812件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.82pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全558件 541~558 28/28ページ
No.18:
(5pt)

ノルウェーの森

この物語を最初に読んだのは、高校1年の冬です。はっきり言ってこの本を読み終えた後はしばらく他の本が読めなくなりました。心に残る悲壮感、充足感、感動などが、心地よく僕の心を包んでいたからです。間違いなく最高の一品です。『ノルウェイの森』
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.17:
(5pt)

純愛物語

”純愛”物語が春樹流の、サクサクした文体でテンポよく進む。いまいちど、再読してみると、これを無理なく受け入れていた読者のメンタリティーが軽佻浮薄な”恋愛”なり”関係性”に規範をおいているのかと思ってしまう(純愛ブームみたいなもん)。イマ読むとわかりやすい春樹小説なので、これを読んで、何か感じるとしたら”幻想の恋愛”に逃避しないでイマを生きるってことくらいか。<僕は、僕自身のことを考え、そのときとなりを並んであるいていた一人の美しいおんなのことを考えそしてまた、僕自身のことを考えた。>しかし、主人公の”僕”のココロの変容はアマゾン川に見られるポロロッカのように、大量の濁流が上流に向かって逆流するこの恋愛が”純愛”などではなく”僕自身の問題なのだ、ということにきづくまでに至るのだろう。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.16:
(5pt)

まるでそこに昔からあったような

僕はちょうど十九歳のときにこの物語に出会いました。そしていまでも最高の「恋愛」小説であり続けています。世の中にころんところがっているけど、誰も見つけられないような、誰もが自分の記憶の中に大事にかかえているのに、大事にしすぎて二度と思いだせないようになってしまったような、そういう物語だとおもいます。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.15:
(5pt)

寂しさの流れる冷たい夜にふと感じる暖かさ。

  私が小学生の頃に爆発的に売れたこの本を母はハードカバーで買ってきた。真っ赤と真緑のカバーに金色の帯。それを観た私に母はいった。『いつかあなたにこの本を呼んでもらいたいから、ここに置いておくね。』  高校1年の時に思い出したように呼んだ『ノルウェイの森』はまだ私には理解できない複雑なストーリーと、心に大きな穴を作る結末で、なんとも言えない後味を味わった。それから3年。直子が通っていただろうと思われる武蔵野の英語教育で有名な女子大でこの本を読みなおした時、涙がとまらなくなった。  すべての人が孤独を背負って生きている。曖昧で掴みようのない孤独の中でもがき苦しむ直子と、同じ孤独でもビビッドに端的に孤独を映す緑。その狭間で同じように孤独を生きたとお!!るが曖昧なものから、少しでも形あるのもに惹かれていくという都会の中の孤独。人々の行き交う交差点でさえも孤独を隠しきれない大学生達の孤独は、当時も今もかわっていない。  それでも記憶は確実に薄れていく。何度読みなおしても新しい発見があるのはそのためだろう。死は確実に生の一部であり、直子は自分の生を確実に人の心に植え付けるすべを知っていたように思う。それは直子自身が恋人から学んだものであり、とおるに与えたものであったと思う。  人間の無力さ、はかなさ、その中で冴える強さ、あたたかさ。人間の人間らしい姿をありのままに書いた作品。自分が今どこにるのかわかりますか?
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.14:
(5pt)

不滅の恋愛小説

この本がブレークしたときまだ高校生に なったばかりでした。 とっても大人の物語でちょっとびっくりしました。それから数年後。大学生になり、彼氏との恋愛に 悩んだりしたときこの本は自分の気持ちをまるで 代弁してくれているような気がした。せつなくかつ美しい。。。 精一杯生きている主人公に共感しました。 あれから何度この本を読んだだろう。 読むたびに新しい発見がある。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.13:
(5pt)

ノルウェイの森

はじめて電車の中刷り広告でのキャッチコピーにひかれて買った本です。”100%恋愛小説” 僕の一番好きな本のなかの一つです。主人公ワタナベと直子、愛し会っているのに愛する誰もがするあたりまえの事ができない。そんなもどかしさ、悲しさが読んでいる人にも伝わってきます。今の恋愛に満足しているひとにも、そして理想の恋愛を探している人にも是非読んでいただきたい最高の一冊です。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.12:
(5pt)

ベストセラーになってしまった事がこの本の真の評価を妨げている。

ベストセラーになる本なんてロクな本じゃないという説がある。確かに今売れている本の中にはそう思えるものもある。この本は違う。20世紀後半の日本を描きながら人間のある種の普遍性に達した傑作である。ビートルズの「ノルウェーの森」と共にいつまでも人々の心に残っていくだろう。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.11:
(5pt)

生きるということ。

「この本に出てくる直子があなたに似ているから読んでみて」と言われて、20歳のころ初めて読んだ。最初にそう言われたからか、必要以上の感情移入をしてしまったような気がする。誰もが持っている喪失感や、不完全さをこういった形で表した小説は、他にないと思う。何かを失いながら、何かが欠けながらも誰しもが生きている。けれど、失ってしまったものの大きさにおののき、それが二度と戻らないとわかってそれでも生きていかなければならないという事実に耐えられなくなった人間はどうするのだろう・・・。そんな人達の生きていこうともがく姿が如実に語られ、哀しく、せつなく、やるせなくなる。 それでもわたしたちは、生きていく。
ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)より
4061848933
No.10:
(5pt)

自分らしさを取り戻すために。

 多くの人に愛されようとすることに疲れ、少し孤独で周囲との距離をあけようとする自分。そんな自分が世の中に順応していくことが苦手なのではないかという不安に駆られたとき、この本がすべてのことを拭い去ってくれました。どんな人にでも表と裏の相反する自分を持っている。完璧な人間なんて何処にもいない。主人公と自分を同化させ、この本を読み進めていくうちに、自分の抱く不安は何とちっぽけなものなのか。それは誰もが抱く平凡なこと事ではないのか。そう思ったとき肩に背負ったもやもやしたものがすっと抜けていった。自分に無理をしない。自分に素直でいること。自分らしさを取り戻したい時に私はこの本を手に取る。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.9:
(5pt)

ずっと大切にしまっておきたい本です。

この本は僕に本の素晴らしさを教えてくれたものです。 この本に出会って「読書」に目覚めたといっても過言ではありません。 全ての人に読んで頂きたい一冊です。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.8:
(5pt)

読了後も引きずってしまう作品

現実の世界といわゆる「あっちの世界」の間で苦悩する主人公。大切な人を無くしてしまうという深い喪失感の中、死者の世界に引きずり込まれそうになりながらも、 再生をしようと、もがきながら成長しようとしていく。「我々は生きていたし、生きつづけることだけを考えなくてはならなかったのだ」読了後もしばらく引きずってしまった作品。
ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)より
4061848933
No.7:
(5pt)

Growing old is the cruelest thing.

この小説が解いた物語は、それ自身がそうなることを望んでいたようだ。「喪失感」という言葉が、この小説に対して向けられたが、それは過去との決別でもあろう。失うことができれば、もっと簡単だろうに・・失うことができないからこそ、悲しみもあるように思う。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.6:
(5pt)

非常に懐かしい感じ

学生の頃に読みましたが、今でもたまには読み返したくなるくらい好きです。年代は異なるけど、誰もが待っている「風景」を見事に描写していると思います。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.5:
(5pt)

生き続ける森

「ねえ、ノルウェイの森って読んだことある?やばいよ。マジやばい。きっとハマると思うから読んでみて。絶対」 友人にそう言われて読み始め、言われた通り見事にハマった。この本が発行されたのが87年。私が生まれたのが78年だから9歳の時。 それから13年後、小学校入学から高校卒業までと同じくらいの時を経て、私は出会った。13年経っていてもその言葉は風化することなく、ひっそりと静かにもの哀しく、そして激しく語りかけてくる。私の背後にピッタリと寄り添って語りかけてくる、その息づかいが感じられるくらいにリアルに。この本から得た、大きな暗い穴のような感動と、そして何よりも、現代の若者の間でもその感動を共有すべく、口コミで広がっているという事実。しっかりと「ノルウェイの森」は生き続けていると事実を声を大にして言いたい。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.4:
(5pt)

新鮮な輝きを放ち続ける作品

 書かれてからもう大分経つが、今、登場人物たちと同じく大学生である私が読んでも実に新鮮であり、尚且つ限りない親近感を抱く作品だ。  彼らのどうしようもなさは同時に自分達の日常で、だからこそ、ひりひりとしたリアリティが読む者に迫る。  モラトリアムを生きる全ての人に読んで欲しいと思う。必ず、そこに自分の姿を発見するはずだ。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.3:
(5pt)

無くした感覚を取り戻す一冊。

いつのまにか主人公の青年と若かった自分を照らし合わせていた。いつのまにかどこかに忘れてきてしまった感覚が読むほどによみがえってきたようだった。人を好きになることがこんなにも素敵で、せつなくて、哀しいことだってことを、この本は思い出させてくれた。この本がベストセラーだったころ、わたしは主人公よりもずっと若かった。いつかは読んでみたいと思っていた。最初にそう思ってからもう何年も経っていたけど、今読んでみてほんとうに良かったと思う。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.2:
(5pt)

限りない透明感と喪失感、深い思い

それまでの羊男世界から全く異なった「100%のリアリズム小説」それだけにいろんな意見のある本書だが、この本が持っている繊細さ、読者の心の奥に直接コンタクトしてくる 優しさについては誰も異論は無いと思う。冒頭、第一章の限りない透明感と喪失感、深い思いはこの本のすべてを物語っている。何度も再読してきたが登場人物達の年令を通りすぎ、遠ざかるにつれて 自分の失ってきたものたちのことを考えさせられる。“文章という不完全な容器に盛られた不完全な想い”だからこそ この小説は多くの心に共振を呼び起こしたのだろう。著者とこの本を僕に贈ってくれた人に限りない感謝を。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.1:
(5pt)

日本の「ライ麦畑」!

「ライ麦畑でつかまえて」に匹敵する、青春小説の決定版。甘く切ないだけでなく、現実の重みや暗さもシビアに描いた作品。私のベストテンに入る愛読書。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!