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シャドウ
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	シャドウの評価:
	
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
		※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
		未読の方はご注意ください
	
	全92件 41~60 3/5ページ
	
	
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| スッキリするような話でもないですし、深い話でもない。 だからといって、読みづらくもないですし、良くも悪くもないです。 ただ、この本を読む時間があるなら、他にも良い小説はあるので、 あまりお勧めはしないですが。 | ||||
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| 主人公の少年が名探偵コ○ンみたいなキャラに変わって 種明かしが始まるところから急激にリアリティがなくなってつまらなくなる それまではハラハラ感とおどろおどろしさがあってなかなか面白かっただけに残念 | ||||
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| (向日葵の咲かない夏→龍神の雨→鬼の跫音→ラットマン)の順で読んできましたが、 一言で言えばきれいな道尾秀介という感じでした。 今まで読んできた同氏の作品は、ほぼ全てどろりとしたやるせないラストを迎えるものばかりでした。 向日葵や鬼の跫音の最終頁の2行の影響もあり、警戒心を持ってしまい、 この作品も終章で手の平を返してくるだろうとハラハラして項をめくっていましたが、 シャドウは良い意味で肩透かしでした。いやー実に爽やかです。 トリックについて、 インモラルな人間関係は徹底してミスリードに活用されるのが逆に読めます。 なぜそこまでして危ない人間関係を好んでねじり込むのか。コレガワカラナイ。 この作品は、 ラットマンほどトリッキーな構成では無いにせよ、読了後に思わず読み返したくなる巧妙さがあり、 他に比べてベターエンドであることや純粋に凰介の成長物語としても楽しめるので、 道尾秀介作品を初めて読む方にお勧めしたい一冊です。 | ||||
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| 文章は読みやすいの淡々としていて盛り上がりにかけ、ストーリーもいかにもな 複線とミスリードがごっちゃに混ざっており逆に考える気が起こらなくなった ネタ自体もこの手の作品でありがちな領分からは抜け切っておらず平凡なもの あまり独特の魅力がある作品とはいえないかもしれない 全体的にいまいち | ||||
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| 『ラットマン』→『鬼の跫音』と読んで、 この作品を手にしましたww まず、とても読みやすい。 そして、じわじわと全貌が見えてきて、 つよいインパクトはないけど見事な複線の回収! だけど、ラストがくどいかなって思いました! 凰介君のお父さんの手紙で終えてればいいのに その後のエピローグが邪魔でしたw | ||||
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| 道尾秀介は、冒頭から読者を引き込ませる能力が魅力だと思うのですが、 この小説は100頁を過ぎても面白味があまり無く、無味乾燥に感じて 読むのを止めてしまいました。 デビュー作や向日葵の咲かない夏のように、肩の力を抜いて遊び心を取 り入れた作品の方が好きです。 | ||||
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| こじつけばかりで無理がある。これで賞を取れたなんて…。人材不足なのかな | ||||
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| ストーリーはいたって平凡だが、その見せ方がうまい いろいろな人の視点から、事件を見ることにより、読者の想像をどんどんとふくらませる | ||||
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| 精神科医になる人は精神を病んでいる傾向があるとどこかで聞いたことがある。精神科医に限らず、自分のコンプレックスを解決するために必死に研究をしたり仕事をすることもあるだろう。そしてその過程で底のない深みにはまったり自分生来の、育ってきた環境による変えがたい性質であることに直面する。その相克が強いほど人は追い込まれて悪いほうへ悪いほうへと向かっていく。そんな現代の都会人的な病理が窺えた。人間的描写も細やかで文章単位で楽しめる良い小説だった。 | ||||
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| 文体は読みやすいの嫌いではないけど、心理サスペンス風のストーリーは突出した部分がない。あまりに平坦なストーリーなので、最後に大どんでん返しがあるのかと期待して読み進めましたが・・・ 読んだことすら速攻で忘れそうです。 | ||||
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| 我茂洋一郎は三人家族で、妻の咲枝と小学校五年の鳳介がいる。水城徹も三人家族で、妻の恵と同じく小学校五年の亜紀がいる。我茂と水城は相模医科大学の同期で、院を卒業後、我茂は付属病院で働く事になり、徹は研究員として大学に残った。咲枝と恵も同じ相模医科大学の同期で、卒業を待たずに咲枝は我茂と、恵は水城と結婚し、やがて各々鳳介と亜紀を生んだ。 家族ぐるみのつき合いをしていたが、咲枝が癌で亡くなり、やがて恵は自殺をする。鳳介が小学生らしくない活躍をするが、平易な文章のなか、小さな伏線があり、徐々にミステリーの結構が出てくるあたり巧いなと思う。 さて、タイトルの「シャドウ」だが、投影(シャドウ)という心理機制があり、人は自分の心の中に何か好ましくない部分を見つけたとき、それを否認して「これは自分じゃない」と考えてしまうことがあるが、それを誰かに置き換える事を云い、本書では誰が誰にシャドウを見るのが鍵なのである。 終盤近く、屋上で大きな偶然に頼るところがあり、凡百のミステリーならいざ知らず、道尾秀介にしては減点だろう。 | ||||
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| 正直「向日葵〜」ほどの衝撃はありませんでした。 希望のないラストを私が勝手に期待していたからかもしれません。 読み出すと止まらないのは「向日葵〜」と同じで一気に読んでしまいました。 | ||||
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| 次の展開を知りたくて、ついつい時間を忘れてページを繰ってしまう作品でした。 本格ミステリーと言えるのか分かりませんが、構成に上手さを感じます。 「精神科医」という人物設定が、意外な展開と結末をもたらせます。 (意外と言っても、「向日葵の咲かない夏」ほどの意外性ではなく、 推理小説の枠に収まる程度の意外性。) 推理小説として純粋に面白く、一気に最後まで読んでしまいました。 道尾秀介作品のなかでは、ザラザラした読後感の残らないとっつきやすい小説だと思います。 | ||||
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| 新しい作家の作品に挑戦してみようと手に取ったわけですが、非常に残念です。 これでは何でもありだな。魂が入っていないせいか、登場するどのキャラクターにもシンクロ出来ないし、 キャラクターそれぞれの行動動機が軽薄に感じられる。それは既に引いてある伏線から外れないようにしている様です。 伏線をまとめる際に、実はこんなんでしたとネタばらしされても、こじつけにしか感じられませんでした。 参考文献が最後に載せられていましたが、趣味で小説書いてんのか!と突っ込みを入れたくなるほどの 文献の数とその内容。 大きなポイントは2点。親子心中の動機が足りない点。そんなんで死なない。もう一つは、探偵まがいの小学生にも無理がある。 | ||||
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| 直木賞もとったので初めて読みました! 非常に読みやすくサクサク進んでいきました。 精神科医の設定もなかなかサスペンス的に興味深く、 「あ!」という部分も用意されていてミステリーとしてもよくできている気がします。 しかしながら、その「あ!」という部分が多すぎて どっちがどっちだかわからなくなってしまいそうにもなり……(泣)。 個人的な好みで言うと、大きな「あ!」が1個でよかったと思います。 | ||||
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| 淡々と物語が進んでいって、最後に殺人が起きる。読みやすく最後まで飽きずに読んだ。なんかミステリーって気がしない。私のような素人には理解できないだけなんだろうな。ミステリーといってもいろんなジャンルがあるからやっぱりミステリーなんだろうな。最後の殺人が、まるでつけたしのようで、物語のつながりからいうと違和感を感じた。また、あの女のこと父親の関係もあやふやなまま終わった感がある。すっきりと終わらせてほしかったな。 | ||||
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| 読んでて気持ちいいとは言えません。誰にでもオススメできる内容でもありません。 でも、雰囲気に捕らわれます。 おもしろくておもしろくて止まらない!というのとはちょっと違い、取り憑かれたようにページを繰ってしまいます。 道尾さんは邪悪な手触りを描くのがすごく上手いと思います。 愚かさや拙さ、愛情への疑心など誰でも少なからず抱いたことがあるような暗い感情を、 『真っ正面から』ではなく浮かび上がるように、確実に描きます。 好き嫌いが激しくわかれる作家・作品ですが、入り込んだらなかなか抜け出せないかも。です。 | ||||
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| 『向日葵の咲かない夏』に寄せられた問いの一つの答えとして書かれた小説、らしい。 ミステリーとしては凄い。現実的かどうかはさておき、ちりばめた伏線を面白いように回収していく終盤は鮮やかで読み応えがある。 ただ結末に関しては疑問が残った。著者が度々口にしている「救い」。 これがそうなのだろうか。自分には到底、救われているようには思えなかった。 だからこそ登場人物に対する酷い仕打ちが、酷いままで消化されずに胃の底に残って気持ちが悪い。 これが救いのある終わりだとするならば、著者がミステリーを通して描く人間というのは、いよいよ分からない。 | ||||
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| 今のミステリー、ホラー、サスペンス系のエンターテイメント作家って、大変ですね。 ハリウッドの娯楽作品と同じ。 読者や観客が、複雑なプロット、残虐な犯罪、最後のどんでん返し、意外性、そんなもんに慣れて もっともっと工夫したものを提供しなくちゃ満足できなくなってる。麻薬みたい。 だから書くほうも大変だよね。 でも、この手の作品、100冊読んだってあとに何にも残らない。工業製品と同じ。 幼女が股間から血が出るほどの性的暴行を受けて、通常の精神の発達ができるのは困難じゃないかしら。 精神を病む人間のことも、結局物語を面白くする手段として使ってるだけだものね。 ひどく深刻なことがたくさん出てくるのに、手段にしかなっていない。 作家の力量は認めますが、こんなもんばっかりはやってどうすんのって感じ。 | ||||
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| 「向日葵の咲かない夏」があまりにアンフェアだとの指摘を受け、じゃあ今回はそのルールに則って書きますよ。 ということで書かれた作品らしい。 扱っているテーマは前作と被る部分が多い。 精神病。歪んだ家族。主人公の成長。 全体的に明るく、わかりやすくなった。 不愉快な無駄な伏線も減った。 だが肝心のミステリーとしては、相変わらずではないでしょうか。 それらしくもったいつけておいて、実は事件とはまったく関係ありませんでした。というパターンが多い。 がっかりだ。拍子抜けだ。 しかしながら、描写力はすごい。 家族から見た精神病を、ここまでリアルに描いている本は初めて読んだかもしれない。 P255「僕がいても、お父さんは一人だったってことですか?」 など印象的な場面も多い。 だからこそミステリーのところがもったいない。 もう少し素直に伏線を回収してほしかった、というのが正直な感想。 | ||||
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