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背の眼
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背の眼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全88件 41~60 3/5ページ
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ホラーを沢山読んでいますが、この作品のどこのどの辺りがホラーですか? 背中の目の理由も、聞こえた音声も何から何まで 浅すぎて全く笑えました。 恐ろしさや臨場感や、考えれば考えるほど 怖さのツボにはまっていく書き方、怪談を 書かれている他の作家さんのほうが秀逸です。 真備が何か説明する部分は、他の方が書かれていたように 場の雰囲気や面白さを全て壊してしまってました。 続編は購入しません。 | ||||
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下巻になりますが、大きな変化もなくたんたんと物語が進んでいきます。 結末は悲惨以外のなにものでもなく、救いがないものでした。 また、ホラーサスペンスといってるわりには、ホラーとはちょっと違う結末。 それなりに楽しめますが、もう一歩ですかね。 | ||||
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霊現象探究所を営む真備シリーズの1作目のようです。 3作目である「花と流れ星」を読んでこのシリーズの存在を知り、1作目を手にしました。 あっちは短編集でしたが、こっちは長編です。 真備、道尾、北見コンビは長編の方が良い味が出せると思っていたので良かったです。 作家・道尾が恐怖の体験をし、大学時代の旧友である真備に助けを求めるところから物語は始まっていきます。 ホラー色はそこまで強くない為、そういうのが苦手な方でも読めると思います。 続いて下巻を読んでみようと思いますが、今のところはなかなかの良作です。 | ||||
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個人的にはホラーかミステリーかは全く関係なく楽しめる小説だと思う。著者自身もエッセイの中で自分の小説をカテゴライズされるのは好きではないと言っている通り、あまりカテゴリーにはこだわっては読んでいない。人間の心理作用がもたらすものが物語を構成するという著者のその後の小説の底流に流れているコンセプトは、このデビュー作でも発揮されており、いろいろな伏線を持つ長編小説になっている。受賞コメントでは、長すぎるとのコメントがあったが、個人的にはその長さは気にならずに一気に楽しめた。 | ||||
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単なるホラーものではなく、霊現象の解説、 人物描写も含めて丹念に物語が構築されています。 きちんと伏線が回収されていて、 ホラー部分もミステリー部分もうまくさばけていたと思う。 悲しい話だけど、救いもあって、 読んだあと置いてきぼりにされないので 読後感も(悲しい割に)悪くない点が良かったです。 | ||||
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決してつまらなくはないです。さくさくと読み進めて行けます。心霊現象を対極の立場から検証しようとする試みや心境、神隠しに伴う村に隠された因縁話などは楽しめました。 ただ軸になるはずの心霊現象か人間の業か……という境界線上の曖昧さは薄味で、結局は心霊現象を肯定した思考と謎ときには冷めてしまいます。 ホラー要素がミステリーを盛り上げるための舞台装置にしか思えません。凛の特殊能力も、あらゆる意味でご都合なのは若干いらっとします。 皆さんが言われる【京極堂】との類似点ですが、あまり気にせず読めました。ですがに終盤の真備の行動(服装の黒も強調)はちょっと納得。 | ||||
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決してつまらなくは無いです。ただ、どうもすっきりしないですね・・。 科学的に行くならそちらに、ホラー的に行くならそちらにもっと倒さないと何とも中途半端な印象です。どちらにせよ、もっと深い研究が必要だと思いますが。 登場人物の性格付けが何となく(あくまで何となく、ですが)京極堂シリーズに通じる感じがあるのですが、そこまでキャラが立っていない。ストーリー自体が中途半端でも、このキャラ立ちがしっかりしていればもう一段面白くなったのでは・・と思いました。 | ||||
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作品としてのインパクトは「向日葵」の方が上だが、精神や人格といった同じ素材を使いながら、心霊現象のようなオカルト要素を強くし、また違うテイストに手堅く仕上げている手腕はなかなか。 ただ、タイトルにまでなっている、「写真に写る背中の眼」や「レエ、オグロアラダ、ロゴ……」と聞こえる不気味な声というオカルト部分の謎の真相については、「え?そんなこと?」といった感じで、正直、拍子抜けしてしまった。すべてを論理的に説明し切る必要は無いが、この不可知的な謎のインパクトで全体を引っ張ってきただけに、現実に起こった事件との相関の説明としてはかなり物足りなかった。 また、ちょっと物語が冗長に感じられるのも難点。もう少しコンパクトに纏めて欲しかった。 | ||||
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読んでいてあきらかにこれは京極夏彦の某作品に似ている、いや似すぎていると感じながら読み終えた。そして解説を読むとやはりな、と。選考委員が述べていたように確かにこの物語にしてはやや枚数が多い気がする。他の道尾氏の作品と比べると、デビュー作というのもあってやや文章も背伸びして書いているように感じられる。はっきりいって京極の作品には遙かに及ばないがそれでも道尾氏がこの作品のような路線を歩んでいないことも考慮に入れると、力のある作家であることは間違いなさそう。なので問題ではないだろ。正確にいうと★3.5くらいですかね。あと、意外にもこの作品のレビューは少ないんだね。 | ||||
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本書を読んだとき、著者はこの路線で行くんだと思った。 だから、のちに本シリーズから離れて、次第にミステリ色が薄くなるとは思わなかった。 ミステリとホラーというのは、なぜか相性が良い。 だからホラーミステリというのがある。 小説なら三津田諸作や竹本「狂い壁狂い窓」など、傑作が多い。 映画でも、アルジェントの諸作や「血のバレンタイン」などがある。 本作も、分類すればホラーミステリといえるだろう。 しかも、あの怪異については、結局怪異のままなのだから。 しかし、ミステリとしては、張ってある伏線もきちんと回収される。 解決のロジックもまた、著者が信奉する都筑道夫ばりである。 ホラー風味については、まさに風味といった感じで、著者のスタンスはミステリにある。 このジャンルの作品、特に本格度の高い作品は、実は日本には少ない。 海外だとスレイドみたいな作家もいるのだが。 本シリーズの新刊を読みたい、というのは贅沢な望みだろうか。 最近の著者は、なかなかミステリ度の高い作品を書いてくれない。 都筑道夫は、晩年まで本格ミステリの創作意欲が枯れることはなかった。 著者にもぜひまた、ミステリ度の高い作品を期待したい。 | ||||
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稚拙な文章に突っ込みたくなるような展開。 金返せ〜〜と言いたくなる限界本でした。 なぜにこの作家が脚光を浴びるのか不思議です( ̄~ ̄;) ウーン | ||||
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稚拙な文章に突っ込みたくなるような展開。 金返せ〜〜と言いたくなる限界本でした。 なぜにこの作家が脚光を浴びるのか不思議です( ̄‾ ̄;) ウーン | ||||
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田舎の旅館とその周辺地域を舞台にしたホラー・ミステリものです。 伝説やら怪奇現象とそれを田舎内で行うといった展開が大好きなので この本も楽しめました。 謎解きももちろん楽しいんですが、本作の見どころはなんといっても ホラーの部分にあると思います。どうしてそんなことが? という先 の気になる展開が延々と続くのでぶ厚い本ですが一気読み出来ると思い ます。 結構エグイ(と個人的には感じた)人物描写などもあり、ところどころ で読むのを止めて考えることがありました。そういうところが道尾作品 の魔力みたいなものと思ってます。 真備や道尾といった登場人物に既視感があったのも事実ですが、読んで いればそれぞれに魅力を感じ、今では続編を希望している私がいます。 | ||||
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田舎の旅館とその周辺地域を舞台にしたホラー・ミステリものです。 伝説やら怪奇現象とそれを田舎内で行うといった展開が大好きなので この本も楽しめました。 謎解きももちろん楽しいんですが、本作の見どころはなんといっても ホラーの部分にあると思います。どうしてそんなことが? という先 の気になる展開が延々と続くのでぶ厚い本ですが一気読み出来ると思い ます。 結構エグイ(と個人的には感じた)人物描写などもあり、ところどころ で読むのを止めて考えることがありました。そういうところが道尾作品 の魔力みたいなものと思ってます。 真備や道尾といった登場人物に既視感があったのも事実ですが、読んで いればそれぞれに魅力を感じ、今では続編を希望している私がいます。 | ||||
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この作品はミステリーなのか、ホラーなのか?道尾さんといえばミステリー、だけど「ホラーサスペンス大賞特別賞受賞」となればホラー。帯を見てもよく分からず、とりあえず読み始めるとホラーの色合いが濃い。ならばゾクゾクと怖がりながら読み進めようと思っていると、ところどころにどうも引っかかる伏線がある。やはりミステリーとして読むべきかと思い直し、自分なりに推理をめぐらしながら読む。うーん、でもやっぱり心霊写真は心霊写真として話が進むし。。。というわけで、結局かなり結末に近づくまで、ミステリーなのかホラーなのか、宙ぶらりんなままで読みました。読み終わってみれば、その宙ぶらりん加減が実に気持ちよかったです。これぞサスペンスというべきか。。。欲を言えば、数多い伏線のなかのいくつかの解決のしかたに拍子抜けしました。登場人物それぞれに味があって、このシリーズの他の作品も読んでみたくなります。 | ||||
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この作品はミステリーなのか、ホラーなのか? 道尾さんといえばミステリー、だけど「ホラーサスペンス大賞特別賞受賞」となればホラー。 帯を見てもよく分からず、とりあえず読み始めるとホラーの色合いが濃い。ならばゾクゾクと怖がりながら読み進めようと思っていると、ところどころにどうも引っかかる伏線がある。やはりミステリーとして読むべきかと思い直し、自分なりに推理をめぐらしながら読む。うーん、でもやっぱり心霊写真は心霊写真として話が進むし。。。 というわけで、結局かなり結末に近づくまで、ミステリーなのかホラーなのか、宙ぶらりんなままで読みました。 読み終わってみれば、その宙ぶらりん加減が実に気持ちよかったです。これぞサスペンスというべきか。。。 欲を言えば、数多い伏線のなかのいくつかの解決のしかたに拍子抜けしました。 登場人物それぞれに味があって、このシリーズの他の作品も読んでみたくなります。 | ||||
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ミステリーの王道って感じの作品でした。しかし、私は現実からかけ離れてるように見せかけ最後には、現実的にもありえる話にもってくる所が道夫さんの話の好きなところなのでちょっと非現実的なところが多かったかな?と思った。しかし、心霊現象などのミステリー好きの方にはオススメかもしれません。私的には、最後までスッキリする感じではなかったです。 | ||||
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<上・下巻の評価> 「向日葵」と同じように、精神や人格といった素材を使いながら、今作は心霊現象のようなオカルト要素を強くし、また違うテイストに手堅く仕上げている手腕はなかなか。 ただ、タイトルにまでなっている、「写真に写る背中の眼」や「レエ、オグロアラダ、ロゴ……」と聞こえる不気味な声という心霊現象の謎の真相については、「え?そんなこと?」といった感じで、正直、拍子抜けしてしまった。この不可知的な謎のインパクトで全体を引っ張ってきたのに、現実に起こった事件との相関の説明としては、あまりにも呆気ない真相。すべてを論理的・科学的に説明し切る必要は無いが、心霊現象を肯定的に扱う割りには中途半端な扱い。 | ||||
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<上・下巻の評価>作品としてのインパクトは「向日葵」の方が上だが、精神や人格といった同じ素材を使いながら、心霊現象のようなオカルト要素を強くし、また違うテイストに手堅く仕上げている手腕はなかなか。 ただ、上巻で提示される、「写真に写る背中の眼」や「レエ、オグロアラダ、ロゴ……」と聞こえる不気味な声というオカルト部分の謎の説明には、正直、拍子抜けしてしまった。すべてを論理的に説明し切る必要は無いが、この不可知的な謎のインパクトで全体を引っ張ってきただけに、現実に起こった事件との相関の説明としては少し物足りなかった。 また、ちょっと物語が冗長に感じられるのも難点(特に上巻)、もう少し割愛すれば本来は文庫でも一冊にまとめられる内容だと思う。 | ||||
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巻末の解説にあるように、綾辻氏の作品にインスパイヤされ、京極夏彦のキャラクターをまねて作られた作品。一見、鈴木光司風のホラーっぽさも感じるが、事件が犯人の思い込みと解離性人格障害、ヒステリー的な科学的な解釈と心霊現象などの非科学的な解釈がごちゃ混ぜになっていて、嘘っぽくなってしまっている.ミステリとするには、心霊的な部分が邪魔をしてあいまいな落ちになるし、ホラーとしては真備のウンチクが興をそぐ。本作は作者の投稿作品であり、アマチュアであったことを考えるとよくで来ていると思う. | ||||
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