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背の眼



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背の眼の評価: 3.79/5点 レビュー 82件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.79pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全82件 81~82 5/5ページ
No.2:
(4pt)

読んだ後にすがすがしく・・・。

読み終わった後にすがすがしくなるミステリー(ホラーかな?)はめずらしいと思います。風土色の強いミステリーで、語り手の私の人柄のよさがでていて好感がもてます。自殺者にかかわる心霊写真・子供の失踪・殺人・・などの事件の徐々にわかってくる真実に一気に読みたくなりますが、細かいところの説明がされてないような「あれはなんだったの?」と、いう疑問も少し残ってしまいました。ちょっと長いのですが、中盤からおもしろくなるので投げ出さずに読んで下さい。主要人物の3人の活躍する、続編を読んでみたいです。
背の眼Amazon書評・レビュー:背の眼より
434400731X
No.1:
(5pt)

やられた~!!

本作は、「ホラーサスペンス大賞」の特別賞受賞作であるが、賞のタイトルから予想されるよりも、ずっと濃密な「味」を持った作品だと言える。ホラーやサスペンスの要素はもとより、本格ミステリーとしての強烈なインパクトと完成度の高さを持ち合わせているのだ。それに加えてこの作品には、スケールの大きな世界を描いたホラーやサスペンス、ミステリーがしばしば抱えてしまう問題である、「読後感の悪さ」が全くない。最終頁を読み終えた人は、これまで感じたことのない最高の読後感とともに、「まいった」「やられた」…そんな言葉を思わず口にしてしまうこと請け合いである。もう一つ驚かされたのは、一人称で語られる主人公の心理を、読み手の心と同調させる手腕だ。「私」という主人公が、全編を通して、読み手の感じる恐怖、疑問、焦燥感を、絶妙なタイミングで感じ、語ってくれる。このことにより読み手は、絡み合う物語をハイレベルな臨場感とともに経験することができる。著者のデビュー作とのことだが、いったい今後この作家はどんな作品を私たちに読ませてくれるのだろう。ホラーファンとして、ミステリーファンとして、この上なく楽しみだ。
背の眼Amazon書評・レビュー:背の眼より
434400731X

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