■スポンサードリンク


背の眼



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

背の眼の評価: 3.75/5点 レビュー 88件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 1~20 1/2ページ
12>>
No.24:
(3pt)

この話の…

主人公となる二人は、他の方も言っておられるとおり御手洗シリーズの二人みたいですね〜また、村の伝承や怪異、事件などは、諸星風(笑)にも感じました〜
背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)より
434441036X
No.23:
(3pt)

雰囲気が楽しめる

長いけれど飽きることなくさくさく読めた。寄せられた情報もとに不可解な現象の共通する部分から過去に起こった事件を洗い出し、実際の現場に出向いて調べる。原因突き詰める地道な過程がいい。児童連続失踪事件、天狗伝説、背に現れる眼、人の死と様々な要素相まって醸し出される怪しい雰囲気も良かった。きっかけとなるとは、人の思いによるところが大きいと思った。
背の眼Amazon書評・レビュー:背の眼より
434400731X
No.22:
(3pt)

デビュー作

道尾秀介のデビュー作ですが、後の作品と比べると若干肩に力が入っていると感じました。その分多少読みにくいところはあるのですが、ストーリーは練りこまれています。個人的には後の作品群の方が好きなので評価は☆3つとなっています。しかし、霊現象探求所の真備とその助手の北見、そして語り部である作家の道尾が初めて登場する作品なので、道尾ファンとしてはスルーはできないでしょう。
背の眼Amazon書評・レビュー:背の眼より
434400731X
No.21:
(3pt)

ホラーか現実の物語がはっきりしてほしい

幽霊の存在があるとあると、ミステリーの展開は、どうにでもなってしまう
この本は、ホラー、ミステリーのどっちつかずで中途半端や
背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)より
434441036X
No.20:
(3pt)

まずまず

下巻になりますが、大きな変化もなくたんたんと物語が進んでいきます。
結末は悲惨以外のなにものでもなく、救いがないものでした。
また、ホラーサスペンスといってるわりには、ホラーとはちょっと違う結末。
それなりに楽しめますが、もう一歩ですかね。
背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫)より
4344410378
No.19:
(3pt)

ホラーミステリー

霊現象探究所を営む真備シリーズの1作目のようです。
3作目である「花と流れ星」を読んでこのシリーズの存在を知り、1作目を手にしました。
あっちは短編集でしたが、こっちは長編です。
真備、道尾、北見コンビは長編の方が良い味が出せると思っていたので良かったです。
作家・道尾が恐怖の体験をし、大学時代の旧友である真備に助けを求めるところから物語は始まっていきます。
ホラー色はそこまで強くない為、そういうのが苦手な方でも読めると思います。
続いて下巻を読んでみようと思いますが、今のところはなかなかの良作です。
背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)より
434441036X
No.18:
(3pt)

まぁまぁです。

決してつまらなくはないです。さくさくと読み進めて行けます。心霊現象を対極の立場から検証しようとする試みや心境、神隠しに伴う村に隠された因縁話などは楽しめました。

ただ軸になるはずの心霊現象か人間の業か……という境界線上の曖昧さは薄味で、結局は心霊現象を肯定した思考と謎ときには冷めてしまいます。

ホラー要素がミステリーを盛り上げるための舞台装置にしか思えません。凛の特殊能力も、あらゆる意味でご都合なのは若干いらっとします。


皆さんが言われる【京極堂】との類似点ですが、あまり気にせず読めました。ですがに終盤の真備の行動(服装の黒も強調)はちょっと納得。
背の眼Amazon書評・レビュー:背の眼より
434400731X
No.17:
(3pt)

中途半端かな・・

決してつまらなくは無いです。ただ、どうもすっきりしないですね・・。
科学的に行くならそちらに、ホラー的に行くならそちらにもっと倒さないと何とも中途半端な印象です。どちらにせよ、もっと深い研究が必要だと思いますが。
登場人物の性格付けが何となく(あくまで何となく、ですが)京極堂シリーズに通じる感じがあるのですが、そこまでキャラが立っていない。ストーリー自体が中途半端でも、このキャラ立ちがしっかりしていればもう一段面白くなったのでは・・と思いました。
背の眼Amazon書評・レビュー:背の眼より
434400731X
No.16:
(3pt)

オカルト部分のインパクトが強過ぎて、真相が負けている。

作品としてのインパクトは「向日葵」の方が上だが、精神や人格といった同じ素材を使いながら、心霊現象のようなオカルト要素を強くし、また違うテイストに手堅く仕上げている手腕はなかなか。

ただ、タイトルにまでなっている、「写真に写る背中の眼」や「レエ、オグロアラダ、ロゴ……」と聞こえる不気味な声というオカルト部分の謎の真相については、「え?そんなこと?」といった感じで、正直、拍子抜けしてしまった。すべてを論理的に説明し切る必要は無いが、この不可知的な謎のインパクトで全体を引っ張ってきただけに、現実に起こった事件との相関の説明としてはかなり物足りなかった。

また、ちょっと物語が冗長に感じられるのも難点。もう少しコンパクトに纏めて欲しかった。
背の眼Amazon書評・レビュー:背の眼より
434400731X
No.15:
(3pt)

まあまあ


読んでいてあきらかにこれは京極夏彦の某作品に似ている、いや似すぎていると感じながら読み終えた。そして解説を読むとやはりな、と。選考委員が述べていたように確かにこの物語にしてはやや枚数が多い気がする。他の道尾氏の作品と比べると、デビュー作というのもあってやや文章も背伸びして書いているように感じられる。はっきりいって京極の作品には遙かに及ばないがそれでも道尾氏がこの作品のような路線を歩んでいないことも考慮に入れると、力のある作家であることは間違いなさそう。なので問題ではないだろ。正確にいうと★3.5くらいですかね。あと、意外にもこの作品のレビューは少ないんだね。
背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)より
434441036X
No.14:
(3pt)

う〜ん

ミステリーの王道って感じの作品でした。しかし、私は現実からかけ離れてるように見せかけ最後には、現実的にもありえる話にもってくる所が道夫さんの話の好きなところなのでちょっと非現実的なところが多かったかな?と思った。しかし、心霊現象などのミステリー好きの方にはオススメかもしれません。私的には、最後までスッキリする感じではなかったです。
背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)より
434441036X
No.13:
(3pt)

京極堂のコピーだが、謎解きやウンチクがいいかげんでいまひとつ。

巻末の解説にあるように、綾辻氏の作品にインスパイヤされ、京極夏彦のキャラクターをまねて作られた作品。一見、鈴木光司風のホラーっぽさも感じるが、事件が犯人の思い込みと解離性人格障害、ヒステリー的な科学的な解釈と心霊現象などの非科学的な解釈がごちゃ混ぜになっていて、嘘っぽくなってしまっている.ミステリとするには、心霊的な部分が邪魔をしてあいまいな落ちになるし、ホラーとしては真備のウンチクが興をそぐ。本作は作者の投稿作品であり、アマチュアであったことを考えるとよくで来ていると思う.
背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)より
434441036X
No.12:
(3pt)

オマージュを脱することに成功した稀有な例

何かと疑問点が多い作品である。まず、新人にはありがちなことだが、不必要な些末な描写が頻頻と出てきて、繰っていて徒労させられてしまう。この冗長さはいただけない。加えて、京極夏彦の「百鬼夜行シリーズ」をほとんどトレースしたようなプロットにも興を削がれる。人物造形から、蘊蓄の列挙、人外を匂わせながらも事件自体は人為的という設定、あまつさえ、事件のオチまで当シリーズの某作と同じときたのには、流石に面食らわされた。 しかし、随所に作者の独創的な味を堪能できたことで、これらの問題が氷解していったのは幸いだった。代表例としては、抑鬱気味になるくらいに愁嘆たる事件の顛末の中で、真備が犯人に対して施した「お祓い」の含意の美しさに救われたことが挙げられる。 これは、京極が書くような緻密に練り上げられた話でもなければ、貴志祐介が書くようなひたすら戦慄かされる話でもない。だが、読み手の記憶の中で色褪せずにあり続ける、そういう類いの佳品であることは確かであろう。
背の眼Amazon書評・レビュー:背の眼より
434400731X
No.11:
(3pt)

期待しすぎずに

話の大筋は非常にシンプルで、あっさりとしていますし登場人物も少ないということで、いろんな意味でわかりやすい話ですが、だからと言って面白くないかというと、そうではなく、全体としてはなかなか面白く読めました。これまで、道尾作品を数本読んだあとにこのデビュー作を読んだので、比べるとどうしても物足りなさみたいなものはあるし、のちの作品のような切れ味はないようですが、ただ、デビュー作にしては、安定感があるというか、どっしり腰を据えて書かれてあるような印象があります。言葉の選び方や情景の表現も、言い方は悪いですが無難な感じで淡々とまとめてあり、だからこそ、対比して作中の道尾と真備のやり取りが生き生きしてみえて時々クスリとできるくらいほほえましかったりと、全体的に重苦しい雰囲気なのを緩和してくれています。個人的には、これに凜を加えた三人の今後の行方が、事件の真相よりも気になるし1番のみどころと考えています。総評として、道尾さんの近作にみられるようなアクロバティックな展開を期待しすぎさえしなければ、シリーズものとして十分楽しめる内容ではないかと。1作目の今作はまだ全体的に荒さがみられますが、シリーズが進むとともに洗練されてゆくことを期待しつつ、少し間を置いて、つづく第2第3シリーズ「骸の爪」・「花と流れ星」も読んでみようかな
背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫)より
4344410378
No.10:
(3pt)

期待しすぎずに

話の大筋は非常にシンプルで、あっさりとしていますし登場人物も少ないということで、いろんな意味でわかりやすい話ですが、だからと言って面白くないかというと、そうではなく、全体としてはなかなか面白く読めました。

これまで、道尾作品を数本読んだあとにこのデビュー作を読んだので、比べるとどうしても物足りなさみたいなものはあるし、のちの作品のような切れ味はないようですが、ただ、デビュー作にしては、安定感があるというか、どっしり腰を据えて書かれてあるような印象があります。
言葉の選び方や情景の表現も、言い方は悪いですが無難な感じで淡々とまとめてあり、だからこそ、対比して作中の道尾と真備のやり取りが生き生きしてみえて時々クスリとできるくらいほほえましかったりと、全体的に重苦しい雰囲気なのを緩和してくれています。
個人的には、これに凜を加えた三人の今後の行方が、事件の真相よりも気になるし1番のみどころと考えています。

総評として、
道尾さんの近作にみられるようなアクロバティックな展開を期待しすぎさえしなければ、シリーズものとして十分楽しめる内容ではないかと。1作目の今作はまだ全体的に荒さがみられますが、シリーズが進むとともに洗練されてゆくことを期待しつつ、
少し間を置いて、つづく第2第3シリーズ「骸の爪」・「花と流れ星」も読んでみようかな
背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫)より
4344410378
No.9:
(3pt)

御手洗潔と石岡くん

島田荘司の描く登場人物と雰囲気がやたら似てないか?
頭脳明晰でかっこいいイメージの真備が御手洗で、少々頼りなく、推理も突っ込みもイマイチの道尾が石岡・・・という感じ。
しかも、真備は相棒を「道尾君」と君付けなのに対して、道尾は「真備」と呼び捨てである。これも御手洗と石岡と全く同じだしなあ。
ま、それはさておき・・・
ストーリーの方は可もなく不可もなくという程度。霊が見える少年がいるので、都合良くことが運ぶあたり、少々安易かなとも思うが、それなりに謎解きもあって、それなりにスリリングで愉しめる作品。
背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)より
434441036X
No.8:
(3pt)

御手洗潔と石岡くん

島田荘司の描く登場人物と雰囲気がやたら似てないか?
頭脳明晰でかっこいいイメージの真備が御手洗で、少々頼りなく、推理も突っ込みもイマイチの道尾が石岡・・・という感じ。
しかも、真備は相棒を「道尾君」と君付けなのに対して、道尾は「真備」と呼び捨てである。これも御手洗と石岡と全く同じだしなあ。

ま、それはさておき・・・

ストーリーの方は可もなく不可もなくという程度。霊が見える少年がいるので、都合良くことが運ぶあたり、少々安易かなとも思うが、それなりに謎解きもあって、それなりにスリリングで愉しめる作品。
背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)より
434441036X
No.7:
(3pt)

途中までは良かったが…

最後の犯人が分かった時点で、「えっ…こんなオチかよ…」と心の中で思いました。最初に出てきた心霊写真についても、「そんな理由なの!?」とツッコミしちゃいました(笑)上巻は良かったのに、すごく残念です。
背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫)より
4344410378
No.6:
(3pt)

超常現象を巧みに組み込んだ“本格ミステリー”

’04年度「第5回ホラーサスペンス大賞」特別賞受賞作であると共に、本格ミステリー界注目の俊英、道尾秀介のデビュー作である。
ホラー作家道尾は、観光で訪れた福島県の田舎、白峠村で不気味な声を聞き、恐怖のあまり東京へ逃げ帰る。この周辺で4人の児童連続失踪事件が発生しており、最初の子供が殺害されて、頭部だけが発見されていたのだ。あの声はそのことに関係している・・・。
一方、道尾が相談に訪れた、大学時代の友人『霊現象探求所』の真備(まきび)の元には、白峠村周辺で写真を撮った、職業・年齢・時期もまったく別々で、まったく関連性のない4人の別々の被写体の背中にふたつの目が写っている写真と、被写体の人物たちが皆自殺しているといったファイルがあった。
真備は、自らの興味と事件の真相を求めて、助手の北見と道尾を伴って現地に向かう。村に伝わる血塗られた過去に根ざした「天狗伝説」は何を意味するのか・・・。白装束の女性は・・・。たったひとりで民宿をきりもりする主人の悲惨な過去とは・・・。
そして、3人を待ち受けていたのは悲壮な事件の真実だった。
本書は、「ホラサス大賞」応募作ということでホラー色が強いが、実際は、探偵役もワトスン役もしっかりと配されており、伏線も巧みで、最後に、ある一定のレベルのロジックによって謎が解明されるスタイルをとっており、科学的には解明できない超常現象を程よく組み込ませた本格ミステリーといったほうがいいだろう。
背の眼Amazon書評・レビュー:背の眼より
434400731X
No.5:
(3pt)

過度の期待をしないで読みましょう。

ホラーを期待しては駄目です。ミステリです。何と言ってもデビュー作なので、他の作品をよんでから、「よしよし、初めから頑張って書いていたんだね」とほめてあげる気持ちで読めばとっても楽しいです。後味はよいです。
背の眼Amazon書評・レビュー:背の眼より
434400731X

スポンサードリンク

  



12>>
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!