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さぶ



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さぶの評価: 4.47/5点 レビュー 120件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.47pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全120件 41~60 3/6ページ
No.80:
(4pt)

円熟の周五郎

さぶや栄二、おすえやおのぶたちの青春の葛藤、一途さ純粋さ無条件の友情、彼らを周りから見守る人生の先輩である同心や人足寄場の差配達。60歳になった周五郎ならではの作品を静かに楽しみつつ、晩年になってもなお何か書ききれない周五郎の葛藤も。
さぶ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:さぶ (新潮文庫)より
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No.79:
(4pt)

まあまあ

まとまった時間があったので一気に読破しました。ただしもしまとまった時間がなかったら読み切るのが難しかったかもしれないです。(少し話が長く感じました。)
さぶ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:さぶ (新潮文庫)より
4101134103
No.78:
(5pt)

xx様、元気ですか

僕はことし26歳になります、2016年の時、Facebookで75歳のxx様はこの本を僕におすすめます、残念ながら、今、Facebookのパスワードを忘れた、もう2年ぶりとxx様連絡しなかった、xx様は大阪人、いつも帽子を掛けている、紳士の印象が深い、黒いと白いがあるの小さい犬を育ています。2年前、桜が咲いの写真を僕に送りました、今、xx様元気ですか?このレビューは本に対して、全然意味がありません、もしあなたが読めれば、申し訳ございません、僕の日本語は下手です、不足のところはご許しください、ありがとうございます
さぶ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:さぶ (新潮文庫)より
4101134103
No.77:
(4pt)

絶望のそこからの精神復興のプロセス

世の中に生きるのに一寸先は闇がある。日常では想像しない突然の絶望的な状況にどう向き合うか。その中で何を得るのか。
登場人物たちの綱渡りのような生き方と、それぞれの精神復興へのプロセスが描かれる。
次は何が起こるのか。ざわつく気持ちを抑えつつも読み進んでしまう。
さぶ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:さぶ (新潮文庫)より
4101134103
No.76:
(5pt)

最後の一文

平成生まれです。梯久美子さんが山本周五郎さんの別の著作をお勧めされていたので、有名どころの本作を読んでみました。
かつて、有名男性作家さんの時代小説に挫折したことがあったので「男性の描く時代小説は、ちょっと…」という偏見がありましたが、読み終わった後にそんな偏見を持った自分を恥じました。
とても素晴らしかったです。
私はてっきり、栄二が「ゆるした」と思えるまでを描いた作品だとばかり思って読み進めていました。
けれど全然違った。ゆるしたと思ったら、実はずっとゆるされていた。
人の持つ「弱さ」や「狡さ」から目を背けずに生きているからこそ、「強さ」と「優しさ」が描けるんだと思いました。
最後の一文がとても印象的です。
また、女性の描写が素晴らしいと思いました。

最近流行るタイプの本では無いと思いますが、今後も読み継がれて欲しい本だと思いました。
さぶ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:さぶ (新潮文庫)より
4101134103
No.75:
(4pt)

江戸の心意気

読み進めるにつれて、より深く感じるものが生まれて来ました。とても久し振りな感慨です。
さぶ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:さぶ (新潮文庫)より
4101134103
No.74:
(4pt)

昔 NHKの日曜日の夜

森繁久彌さんが朗読していた本を50年ぶりに読みました。懐かしさでいっぱいです
さぶ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:さぶ (新潮文庫)より
4101134103
No.73:
(5pt)

主人公は栄二

山本周五郎の最高傑作との呼び声も高い本作

私自身、山本周五郎作品は初めてでしたが
「これは現代人にも人気があるのは分かる」と納得しました。

女優の知花くらら、柴田理恵や
作家の山本力一なども本作のファンと公言してます。
*ネット検索するとすぐに見つかるので一読をオススメします

本作は、さぶと栄二の友情物語なのですが
物語の中心は栄二です。

通常、題名になっている登場人物はタイトルロールと呼ばれて
主人公になることが多い。

しかし、そのルールに当たらない作品もあって
「主人公にとって、特別な存在」がタイトルになる
ケースもあります。例:漫画のAKIRAや藤子不二雄作品に多い

なので
その意味で、本作の主人公は栄二と考えて
良いと思いました。

時代小説なので、当時の文化などに詳しくない
私は抵抗感があったのですが、
なにより登場人物が魅力的でとてもよい作品でした。

人生において大切な生き方というか、豊かな人生を送るための
本当の意味での『賢い人』というのを感じました。

自己啓発というか自分の成長というものを考える時に
最新の科学的な研究であったり、社会の変化に合わせた
コミュニケーションのあり方、といったものに
私自身、目が行きがちなのですが

自分の人生を考える上で、普遍的な人間の情やあり方というのが
あるように思えました。
さぶ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:さぶ (新潮文庫)より
4101134103
No.72:
(5pt)

温かい気持ちになれる作品

宝塚歌劇の舞台をビデオで観て読みたくなりました。人間は本当に一人では生きられない。
さぶ (1968年) (新潮小説文庫)Amazon書評・レビュー:さぶ (1968年) (新潮小説文庫)より
B000JA4F9S
No.71:
(5pt)

山本一力の解説もよい

綺麗な装丁に惹かれ、久しぶりに再読。
生きるってこういうことだよなと改めて感じた。
年を経て感じることも変わってきたなと実感。
さぶ (1968年) (新潮小説文庫)Amazon書評・レビュー:さぶ (1968年) (新潮小説文庫)より
B000JA4F9S
No.70:
(5pt)

読んでみて良かった!

以前から気になっていた作品だけれど、山本周五郎さんの作品は短編が多いので、そちらに集中して読んでいました。今回初の長編でしたが、長さを全然感じさせなくて、アット言う間に完了。本当にしみじみと味わいのある作品でした。
さぶ (1981年) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:さぶ (1981年) (新潮文庫)より
B000J6JODE
No.69:
(5pt)

周五郎代表作を再読

樅の木は残ったと並ぶ著者の最高傑作、やはり面白く、周五郎語録が、散りばめて楽しめる。
さぶ (1968年) (新潮小説文庫)Amazon書評・レビュー:さぶ (1968年) (新潮小説文庫)より
B000JA4F9S
No.68:
(5pt)

さぶは優れた人間ではない、でも。

四十五年前に読んだが、その時以上の感動を受けた。人間は一人では生きられない。どんなに優れた人間でも多くの人の支えがあって何かを成し遂げることが出来る。その支える人達の代表が“さぶ”である。支える人達がみんな人間として魅力的であり、そのなかで栄次が成長する“さぶと栄次”の感動人間物語である。さぶがさぶなりに成長することで人間の素晴らしさを教えてくれることも忘れてはならない。
さぶ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:さぶ (新潮文庫)より
4101134103
No.67:
(4pt)

心が吸い込まれる思い

始めの5ページで心が吸い込まれる思いがしました。一気に読んでしまいました。
さぶ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:さぶ (新潮文庫)より
4101134103
No.66:
(5pt)

この小説は、最高でしたよ。いろんなことを考えさせられました。ありがとうございます。

えいじが、どんどん変わっていった(成長していった)ところがとても良かったです。
さぶ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:さぶ (新潮文庫)より
4101134103
No.65:
(5pt)

山周流人間とはなにか??

才走った性格と高すぎるプライドが災いして人足寄場に送られてしまう栄二。鈍いところはあるがどこまでもまっすぐなさぶ、ふたりの友情を軸に、人の抱えもつ強さと弱さ、見返りを求めない人と人との結びつきを描き、人間の究極のすがたを求め続けた作家・山本周五郎の集大成。
さぶ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:さぶ (新潮文庫)より
4101134103
No.64:
(1pt)

支離滅裂、後味の悪さ

主題が何なのか、全く不明。読み終えて、時間と労力を浪費したことに腹が立つ。特に、つぎの3点に腹が立った。
1 タイトルが何で「さぶ」なんだ。
2 物語の冒頭、さぶと栄二におのぶがからんできて、これからこの3人の展開を予想させておいて、実は栄二一人の物語になってしまっている。ここにおのぶを登場させておいて、その後の展開はないでしょう。それなら、おのぶではなく、おすえを登場させるべきだった。とにかく、この物語の中でのおのぶの扱いには、作者に対して腹が立つ。
3 この結末は最悪。さぶが瓶の蓋の裏にあんな告白文を書く理由がわからない。あまりに不自然。また、さぶに対しては許そうとしなかったくせに、実は真犯人はおすえだとわかったら一転、おかげで成長できた、むしろ感謝している、だと。ふざけるな。本当は、全然成長なんかしてなかったということじゃないか。栄二とおすえで盛り上がって、さぶとおのぶは全くのピエロ。二人があまりにも気の毒、そんな後味の悪い物語でした。
さぶ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:さぶ (新潮文庫)より
4101134103
No.63:
(5pt)

「さぶ」よ

この物語の主人公は「栄二」という男。
タイトルにある「さぶ」は栄二と同じく芳古堂(経師屋)へ奉公する同輩であり、また親友でもある。
二人は十代の頃からの付き合いで、さぶは落ちこぼれ。反対に栄二は仕事をそつなくこなすモテ男であった。
いつも女将にいびられ逃げ出すさぶを栄二は励ましていて、そんな栄二にさぶは頭が上がらないのであった。

しかしある時、栄二に不運が襲いかかる。
得意先で「金襴の切れ」を盗んだ犯人として、無実の罪に着せられるのである。
彼の強情でぶっきらぼうな性格も大きくたたった。十年来務めあげてきた芳古堂からは体よく追い出され、潔白を証明する機会をも与えられず栄二は怒り狂った。
そして、挙句の果てには石川島の人足寄場へ送られてしまった。

すっかり周囲に心を閉ざしてしまった栄二であったが、やがて石川島で大きな糧を得ることとなる。
当初は「飼い殺し」の場のように思えた寄場で、世間や人間の本質を栄二は学んだ。
そして、大きな恩を感じるまでになったのである。
人足寄場は刑務所と異なり、犯罪者や無宿人などを働かせて手に職を与える更生施設である。
そこで栄二は足かけ三年ほど過ごした。

その間、親友のさぶや「おすえ」は栄二に冷たくあしらわれながらも、足繁くまた健気に寄場まで通い続けていた。
おすえは問題の芳古堂で働いていた女で、二人は好き合っていた。
事件をきっかけにおすえは芳古堂から暇をもらい、実家で栄二の戻りを待っていたのであった。

ところで、本書は至る所で人生訓に満ちている。
感銘を受けるシーンも多い。だから、ページをめくる手が止まらない。
自暴自棄になっていた栄二を諭す岡安の説教(236ページ前後)は、身近な人々への思いやりを促す。
その言葉は、報復で頭がいっぱいの栄二の考えを変えただろう。

与平の言葉も心に響く。
「どんなに賢くっても、にんげん自分の背中を見ることはできないんだからね」(278ページ)。
寄場にいる人々は実は世間から傷付けられた者たちの集団で、彼らとの付き合いによって不覚にも栄二は人間として大変貴重な時間を過ごすこととなったのである。

栄二は「人間の一生が一枚の金襴の切れで左右されてはならない」(297ページ)と思うようになり、さぶとおすえへの接し方も変わっていった。
飲み屋「すみよし」の「おのぶ」も重要な役回りを演じている一人である。

石川島から娑婆へ戻った栄二は、やがて事件の真実を知ることとなる。
そこで話は終わるのであるが、なかなか切ない結末であった。
でも、明るい気持ちにさせてくれる終わり方が素晴らしい。
久しぶりに楽しい読み物に出会い、良い時間をもらった次第である。
さぶ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:さぶ (新潮文庫)より
4101134103
No.62:
(5pt)

この小説の題名『さぶ』

内容から、今の僕の読解力では、何故『さぶ』になるのか分からなかった。もちろん物語にはハラハラドキドキの連続で感動させられましたし、いろんな人生の教訓も得られました。この疑問に解答を探す為に、再読していきたいと思いました。僕にとって、本を読む楽しさが発見出来て良かったです。
さぶ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:さぶ (新潮文庫)より
4101134103
No.61:
(5pt)

処分しため中古品を購入

以前購入したものは新品でしたが、それとかわらないくらいの品質で、再読するにはとてもいい買い物をしました。
さぶ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:さぶ (新潮文庫)より
4101134103

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