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ゐのした時空大サーカス



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ゐのした時空大サーカス

ゐのした時空大サーカスの評価: 3.33/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

もう一つの時間をテーマとした作品

「チョウたちの時間」で時間をテーマとしてから10年、もう一つの時間をテーマとした作品がこれである。しかし、SF的な本格時間テーマは、このあとすぐ出た、宝石泥棒IIであろう。それでも、時間はSF作家としては避けて通れないテーマであり、この時期、時間について関心があったことが分かる。
ゐのした時空大サーカスAmazon書評・レビュー:ゐのした時空大サーカスより
4120018709
No.2:
(3pt)

幼い時の旅回りサーカスの記憶が蘇る

事故によって母船から遭難した人達が、母船に一人残ってシグナルを発信し続ける“G”を探して30億年を放浪する、それがゐのしたサーカス。我々人類には本来時間を移動する能力があるのに、それをいつの間にか自ら封印してしまった、というのです。このベース設定からするとSFなのですが、ドラマとして描かれているのは中年男の悲哀と、記憶です(なにしろ時間テーマのSFだから)。ある種、神テーマSFともいえなくもありませんが、本作でのそれはおまけ程度。作者は本作で中年男の断章と、旅回り芸人(三流サーカス団)の没落(=時代の変遷)を描きたかっただけで、時間テーマはそれだけでは売れないから入れた要素ではないでしょうか……?とはいえ、それにしては時間に関するSF的思弁は興味深すぎます。つい作者の才能が溢れてしまった、というところでしょうか。
ゐのした時空大サーカスAmazon書評・レビュー:ゐのした時空大サーカスより
4120018709
No.1:
(3pt)

幼い時の旅回りサーカスの記憶が蘇る

事故によって母船から遭難した人達が、母船に一人残ってシグナルを発信し続ける“G”を探して30億年を放浪する、それがゐのしたサーカス。
我々人類には本来時間を移動する能力があるのに、それをいつの間にか自ら封印してしまった、というのです。
このベース設定からするとSFなのですが、ドラマとして描かれているのは中年男の悲哀と、記憶です(なにしろ時間テーマのSFだから)。
ある種、神テーマSFともいえなくもありませんが、本作でのそれはおまけ程度。
作者は本作で中年男の断章と、旅回り芸人(三流サーカス団)の没落(=時代の変遷)を描きたかっただけで、時間テーマはそれだけでは売れないから入れた要素ではないでしょうか……?
とはいえ、それにしては時間に関するSF的思弁は興味深すぎます。
つい作者の才能が溢れてしまった、というところでしょうか。
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4120018709

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