■スポンサードリンク
十三角関係
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
十三角関係の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.57pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1956年出版の「本格」推理小説。そもそも嗜好からして「変格」の風太郎先生がどんな作品を書いたのか、と思って読んだ。「本格推理」、論理整合性のために人間描写がステレオタイプになることが多いのであまり好きでないけど。 娼館のマダムのバラバラ殺人という異常な事件、そして戦後の風俗を描いた前半は面白く読んだ。筆運びもなめらかで、私の生まれた年に出版されたので、背景となる風俗もなんか懐かしい。でも、最後の謎解きの部分になると筆がなめらかでなく、読みにくい。また、無理やりプロットをつくった感じで、犯行の動機もアリアリティがない。やっぱり、風太郎さんはこじんまりとまとまった小説でなく、破天荒なホラ話が似合うなぁ。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!