達磨峠の事件
- 処女作 (383)
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「山田風太郎ミステリー傑作選」の最終巻ということで、種々雑多なものが収録されています。トリックもの、天罰(?)もの、上京もの、戦後もの、原爆もの、受験もの、天国荘もの。昭和は遠くなりにけり…。 | ||||
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作者の初期の短編集であるが、下山総裁という一篇が入っている。ページ数が60ページ近くもある。最初は粗末な用紙のカストリ雑誌に載ったもので、昭和25年と言う事件のすぐ後に出たものである。さすがにアメリカの情報機関までは出てこないが、総裁の替え玉のトリック、黒幕の存在まであり、現在の下山事件本に劣らない。黒幕の名前は赤外先生と言い、ある有力容疑者を連想させる。赤外先生は末広旅館にも替え玉として現れ、三鷹事件にも顔を出す。死体運搬は列車に依ったと推理する。現場付近の交番では夜間11時過ぎ、アメリカを除く全車検問があったと書いている。死後轢断の証拠は両足首が整然と切断された、生体ならば片足が轢かれたら瞬時に全身反応がおこりそうならないという。情報提供者があったようだが、今となってはどこからなのかは判らない。 | ||||
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学生時代の「受験旬報」第1等入選作6本(!)やこれまで単行本に未収録だったものを多数含んだ貴重な短篇集。更に第9巻「青雲寮の秘密」で落ちてしまった第二回分もあわせて収録。 ミステリー,キリシタン,忍法帖,明治もの,室町ものと数々の傑作を生み出してきた著者が,生まれながらの小説家だったことを実感できる。ともかく十代で書いた「鬼面」「石の下」のうまいこと。まさに「栴檀は双葉より芳し」。 | ||||
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