戦艦陸奥
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先の世界大戦。日本人に取り憑いて破滅の淵に引きずり込んだ狂気。極限状態の中で、原初に還ってしまう食欲、性欲。壊れていく精神。悲惨、理不尽、絶望、虚無。戦中派天才老人・山田風太郎の胸の内を覗くよう。そういう話ばかりかと思えば、最後の『太陽黒点』は実は本格的ミステリーだったという驚き。 | ||||
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死言状、千日の晩飯等著者の思考様式を知った後に読むと作家としての作品における人物描写が生き生きと目てくる。 | ||||
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辛気臭い戦争ものと思いきや,さすがに山田風太郎,そんな心配は杞憂に終わった。昭和25年〜38年にかけて発表された,ハズレなしの中短編11本。 「ミステリー傑作選」と言うとおり,舞台設定が戦時下でも,描き出していくのは人間の欲望,運命の皮肉,そして聖なるものと俗っぽさの対比をミステリータッチ,あるいは幻想的なファンタジーで見事に昇華している。 表題作も優れているが,なんといっても「太陽黒点」。著者のミステリー作品の最高傑作であるばかりでなく,昭和ミステリーの金字塔といってもいいほど素晴らしい。甘ったるい男女の恋愛ストーリーと思わせて最後の大ドンデン返し。慌ててページをさかのぼって読み返し納得。 ともかくすごい話です。オススメ! | ||||
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