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償い
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償いの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全65件 1~20 1/4ページ
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夕子の 「人の肉体を殺したら罰せられるけれど、人の心を殺しても罰せられないんだとしたら、あまりに不公平です」 というセリフが脳裏から離れない。 死ぬほど愛していた人の心を酷く傷つけてしまったことが僕にはあるから。 長い人生、程度の差こそあれ、他人を傷つけてしまった苦い経験が誰にでもあるのではないだろうか。 もちろん自分自身が傷つけられたこともあるだろう。 「償い」とは、この物語に出てくる人物が行う「償い」でもあるが、自分自身の彼女に対する「償い」と考えながら一気に読み進めてしまった。 | ||||
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そうあって欲しくないけれどそうかもしれないという主人公の妄想にドキドキしながら一気に読んでしまいました。 | ||||
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設定自体に無理がある。 医師の仕事が分かっていない。 以前の同僚が最後のあたりで出てくるが、出てきた理由がわからない。 題名の意味も不明。 言いたいことが色々出てくる作品でした。どうなるのかとワクワクして、最後まで読んだが、はっきりいって期待はずれ。 サスペンス作品とは言えない。 東野圭吾の方が10倍いい。 矢口ファンにはいいでしょうが、そうでなければお勧めしません。 | ||||
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人の肉体を殺したら罪せられるけど、 人の心を殺しても罰せられないのだとしたら不公平だ。 という台詞がある。 心に永遠の安らぎを与えられるならば肉体を殺しても許される? そんな皮肉めいた逆説的なことを考えてしまう。 全体的に読みやすくて犯人探しのミステリーとしては途中でどう考えても犯人バレバレじゃないか?と思ったけど、最後に犯人が違うというオチ。 伏線の張り方とか上手くて途中までは次が気になって仕方がなかったけど、冷静に後から判断すると一体何が言いたかったのだろう・・・とやや消化不良かも。 根っからの悪人が出てこないというのもなんだかな、って感じ。 | ||||
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この元医者にも、中学生にも共感出来ない。 元医者は逃げてるだけで妻子の死に対して落とし前をつけていないし、中学生の未熟さに引きずられてしまっている。 中学生、「生きていていいの?」じゃねーよ。 人に訊くな。 | ||||
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少年の気持ちや心なんて伝わってこない。 ただただモヤモヤする終わり方。 殺人犯を描いたものなら東野圭吾の白夜行の方が物語としてぶっとんでる。 だが こちらの小説はいかにも、 ね?こんな悲しい切ない物語もあるのよ、だから現実社会の少年殺人犯にも寛大な気持ちでいこうね! というメッセージが透けて見える。 それを見透かされるのは著者の実力不足だと思う。 そして、なぜ地名が光市なのか。 この少年と主人公の関係性を描くにあたって、光市の事件を連想させるように仕向けた著者のいやらしさが見える。 著者は光市の事件でいえばあのおかしな人権派弁護団側の考えなのだと思う。 殺された若妻や赤ん坊なんてどうでもいい、まさにそのタイプ。 えてしてそういう思想の作家は必ず殺人犯を美化したり、 おかしなお涙頂戴をしちゃうんだよね。 | ||||
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力作とは思うが、理解に苦しむ。本当に中学生のやることだと考える主人公についていけない。 | ||||
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ドラマが良かったので、期待したのですが、いまいち人物の心情が描かれてなくて・・・ | ||||
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一日かからず一気に読めました。 が、これってサスペンスでもミステリーでもヒューマンでもなんでもないのでは? 内容を膨らませすぎた結果、内容がない!! 話もできすぎだし、チープな部分が多すぎました。 最近、浅田次郎ばかり読んでいたせいか、この本の内容の薄っぺらさに愕然。 | ||||
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他の方のレビューの様にひどいのか?!と疑問に持ちつつ読み出した。 よんだ結果、設定にむちゃくちゃな無理なないと思う。 他の方が『ホームレスに刑事が携帯わたすなんてありえない』とおっしゃっていましたが、刑事には主人公に対する昔の思いがありそうさせたのだと思いますよ。 主人公と少年はどこな似ているのだなと感じました。お互い自己に正面から向き合えない。それが償いというタイトルにつながっているのだと思いました。 テンポよく話が進み一気によんでしまいました。 ただラストシーンの書き方がもう少し順序よくあればもっとよかったのにという点で★4つです。 | ||||
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不審事件が連続して発生するさなか、元医者のホームレスと、彼に幼い頃、 命を助けられた中学生がふとしたことから再会し・・・と物語は進んでいきます。 設定はなかなか魅力的で、哲学的な掛け合いと共に展開されていきます。 それなりに面白かったです。 ただ、感動ミステリーとありますが、感動はありませんでした。 | ||||
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エリート医師がなぜホームレスにと言う設定に興味を惹かれて読んではみたもののホームレスにもなり切れないかと言って医師に戻る勇気もないという主人公の優柔不断さが苛立ちを覚えた。ただ、話の展開は強引(過去の人助け、その街でホームレスになった、そこで出会った人達は既知であったなど)のではあるが、全般を通して楽しく読めたかなという感想。 | ||||
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「絶望を抱えて生きる二人の魂が救われることはあるのか?」の一文見て買った。「話の設定に無理がある。」と他のレビュアーさんがいってたの見たけど墓場の近くのマンションに住んだら正体不明の影に襲われたり(墓地を見おろす家)正体不明の霊が見えて100年に渡る怨念を懲らしめたり (震える岩 霊験お初捕物控 そんなそれこそ設定に無理がある話を読んできたからなのか設定に無理があるなんて思わず読めた。主人公はあらすじにある通り、子供の病死と妻の自殺で絶望してホームレスとなった36歳の元医師日高。と、かつて日高が命を救った15歳の少年を軸にして進んでいく彼らの周りで起こる殺人事件の犯人はいかに?また、彼らは救われるのか?作中にボノボという類人猿の話が出てくるが面白い。争いの絶えない世界を捨てて自分もボノボみたいな生活したいと思ったが、ヒトと同じか寧ろより一層、弱肉強食ぽいし、本が読めないのでやめた。 | ||||
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最後まで読めなかった数少ない本。ノンキャリ刑事がホームレスに自腹で携帯を渡すって・・・おっちゃんが若い愛人に渡すんならともかく、ありえなすぎて興ざめ。しかも全く知り合いでもなく、捜査で取り調べただけでそんな信頼関係が芽生えるものなの??展開が薄っぺらで、なぜにそういう展開になるのか全く腑に落ちてきませんでした。いつもは、最後まで読めばきっと凄いオチがあるはず!と期待して読みきるのですが、この本は頑張って2/3までしか行けませんでした。65万部という2010.7.27の読売新聞の広告を読んで驚きました。幻冬舎ブランドの力ですかね。幻冬舎には外れが少ないと思っていたのでがっかりでした。 | ||||
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一気に読み切ることが出来たのでまずまず面白かったと言えるだろうが・・・。 何気なく手にとって、作者についても作品についても全く何も知らないまま、元医者のホームレスという設定にひかれて読み始めた。 かなり無理のある設定だが小説という虚構世界で“自然だ”と感じられればそれでよいが、色々な方向へ無理を重ねてゆくと“あり得ない”と感じられて破綻してしまう。 主人公日高、真人、主人公の妻広恵、刑事の山岸など個々の登場人物としては“あり得る”設定だが、それら全てが重ね合わさって話ができると不自然だという印象が圧倒的になってしまう。それに結末部分の性急感は否めないところだろうし、堀田夕子の犯行と自殺あたりはあまり納得出来ない。特に日高への手紙などは『二度しかお会いしたことのない方にこんな手紙を…』と書かせていますが不自然の極みでしょう。 そもそも、この話の通奏低音は日高の「罪の意識」であるが、その罪の意識が非常に強くてホームレス生活に入ったのなら、精神的エネルギーが自分の心の闇へ向かわず外へ向かって生まれる“好奇心”から探偵まがいの行動をするという精神的な動き方は全くおかしい。 | ||||
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ストーリーに若干の無理がある気がして違和感を感じながら読みました。その違和感の原因がどことなく少女漫画的な設定にある気がします。具体的な事例は控えさせていただきますが、主人公と少年との再会シーン等からして現実性が薄い気がします。最後も、尻切れトンボで、なんとなくスッキリしない終わり方です。このように書くと酷評ですが、全体的な流れとしてはまずまず面白いと思いますので、賛否の分かれる本かもしれませんね。 | ||||
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元大学病院の脳外科医日高は、息子の死と妻の自殺をきっかけに、すべてにやる気を失い埼玉県のある町でホームレスになっています。 ある日火事の第一発見者となったことをきっかけに、次々に殺人事件や不審死が起こり、日高は巻き込まれていきます。 そんな中、日高が13年前に誘拐事件から救い出した真人という15歳の少年と再会し、日高は彼にある疑いを抱くことに。 元医者のホームレスが主人公という面白い設定でした。 この作品の登場人物には、何かの出来事をきっかけに心が壊れてしまった人間が数多く登場します。 主人公の日高もその一人なのですが、真人との再会をきっかけに、次第に心の安定を取り戻し、社会とのつながりを取り戻す方向に足を踏み出そうとするところで作品は終ります。 人間の心のもろさ、それを壊した人間の責任は?というテーマが根底に流れていて、ある意味考えさせられる、一方で、作者の考えを押しつけられるようで反発したくなる、そんな感想を持ちました。 まずまずおすすめできると思います。 | ||||
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他人からの承認が生きる力を与えてくれる。 自分というものが他人との関係性で生まれてくるように。 生きていくことも同じなんです。 | ||||
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他人からの承認が生きる力を与えてくれる。 自分というものが他人との関係性で生まれてくるように。 生きていくことも同じなんです。 | ||||
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閉じ過ぎた人間関係の世界が現実味を損ねている、ミステリ的なファンタジー小説。 良く言えば巧く出来ているのだが、ご都合主義なプロットがマイナスに思われる。 文章は読み易いが、描写が淡いことも相俟って、キャラクターには魅力がない。 特徴の薄い、題材選びだけの勝利って感じがする1冊。 | ||||
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