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償い
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償いの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.18pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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| この元医者にも、中学生にも共感出来ない。 元医者は逃げてるだけで妻子の死に対して落とし前をつけていないし、中学生の未熟さに引きずられてしまっている。 中学生、「生きていていいの?」じゃねーよ。 人に訊くな。 | ||||
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| 少年の気持ちや心なんて伝わってこない。 ただただモヤモヤする終わり方。 殺人犯を描いたものなら東野圭吾の白夜行の方が物語としてぶっとんでる。 だが こちらの小説はいかにも、 ね?こんな悲しい切ない物語もあるのよ、だから現実社会の少年殺人犯にも寛大な気持ちでいこうね! というメッセージが透けて見える。 それを見透かされるのは著者の実力不足だと思う。 そして、なぜ地名が光市なのか。 この少年と主人公の関係性を描くにあたって、光市の事件を連想させるように仕向けた著者のいやらしさが見える。 著者は光市の事件でいえばあのおかしな人権派弁護団側の考えなのだと思う。 殺された若妻や赤ん坊なんてどうでもいい、まさにそのタイプ。 えてしてそういう思想の作家は必ず殺人犯を美化したり、 おかしなお涙頂戴をしちゃうんだよね。 | ||||
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| 一日かからず一気に読めました。 が、これってサスペンスでもミステリーでもヒューマンでもなんでもないのでは? 内容を膨らませすぎた結果、内容がない!! 話もできすぎだし、チープな部分が多すぎました。 最近、浅田次郎ばかり読んでいたせいか、この本の内容の薄っぺらさに愕然。 | ||||
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| 最後まで読めなかった数少ない本。ノンキャリ刑事がホームレスに自腹で携帯を渡すって・・・おっちゃんが若い愛人に渡すんならともかく、ありえなすぎて興ざめ。しかも全く知り合いでもなく、捜査で取り調べただけでそんな信頼関係が芽生えるものなの??展開が薄っぺらで、なぜにそういう展開になるのか全く腑に落ちてきませんでした。いつもは、最後まで読めばきっと凄いオチがあるはず!と期待して読みきるのですが、この本は頑張って2/3までしか行けませんでした。65万部という2010.7.27の読売新聞の広告を読んで驚きました。幻冬舎ブランドの力ですかね。幻冬舎には外れが少ないと思っていたのでがっかりでした。 | ||||
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| 一気に読み切ることが出来たのでまずまず面白かったと言えるだろうが・・・。 何気なく手にとって、作者についても作品についても全く何も知らないまま、元医者のホームレスという設定にひかれて読み始めた。 かなり無理のある設定だが小説という虚構世界で“自然だ”と感じられればそれでよいが、色々な方向へ無理を重ねてゆくと“あり得ない”と感じられて破綻してしまう。 主人公日高、真人、主人公の妻広恵、刑事の山岸など個々の登場人物としては“あり得る”設定だが、それら全てが重ね合わさって話ができると不自然だという印象が圧倒的になってしまう。それに結末部分の性急感は否めないところだろうし、堀田夕子の犯行と自殺あたりはあまり納得出来ない。特に日高への手紙などは『二度しかお会いしたことのない方にこんな手紙を…』と書かせていますが不自然の極みでしょう。 そもそも、この話の通奏低音は日高の「罪の意識」であるが、その罪の意識が非常に強くてホームレス生活に入ったのなら、精神的エネルギーが自分の心の闇へ向かわず外へ向かって生まれる“好奇心”から探偵まがいの行動をするという精神的な動き方は全くおかしい。 | ||||
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| 『償い』というタイトルから、社会派ミステリーと思って読んだら、 とんでもない目に合った。 作者の言いたい事は判るのだが、作品を構成するミステリーと しての要素が、あまりにも稚拙である。 ホームレスに刑事が捜査情報を教えたり、警察署長が現場の 聞き込みをするなど、現実には有り得ない内容。 そして偶然の要素が多すぎる、ご都合主義の展開。 連続殺人にも、統一感が無い。 子供だましと言ったら、子供に失礼だろう。 | ||||
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| ホームレスになった元エリート脳外科医というとんでもない登場人物、読み始めから怪しいなと思い始めその思いが最後まで続きます。 このホームレスが探偵のごとく活躍?するうちに殺人事件がなぜか解決してしまう(要するに犯人が遺書を残し自殺する)という、テレビサスペンス以下の話です。本当はこのホームレスはじめ登場人物の持つ「哀しみ、絶望」を表現したかったのかも知れませんが・・・。 内容がない割に表現がだらだらと長いために400ページを超える長編になってしまっている。出版社のレベルを疑います。 | ||||
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| 本書の数十万部という売れ行き、図書館の永い予約待ちに驚いている。将来を嘱望されていた優秀な脳外科医が何故にここまで完全なホームレスに転落したのか。それには、彼の家庭内に悲惨な事件はあったものの、脳外科医から浮浪者へという転落が、私には非現実的と思われる設定だ。東武東上線の和光市と思われる場所で、何故に高齢者、障害者、浮浪者等の社会的弱者ばかり出てきて、連続して殺されるという設定が疑問である。かつて日高英介が関わった幼児や刑事と年月が経ってまた関わりあうという奇遇は何なのか。警察署長が直接に捜査現場に現れ、また容疑者にもなり得る浮浪者と共に行動を取るか。浮浪者が捜査担当者と事件を協力して考えるか。ホームレスや障害者を襲う少年犯罪を扱う本書は社会派ミステリーと言われ、実はもっと奥が深いと言う。しかし私にはそう考える以前に、あまり面白くないあり得ない設定ばかりのミステリーに感じてしまう。善を行なったつもりで、悪を行なったのだろうかと主人公が悩んだり、人の心を殺しても罰せられないのは不公平だ、他者の心を傷つけた者は、という問いかけには私はどうも馴染まない。上記の如く本書の内容に疑問や不自然さを感じながら読み続けるのではどうも作品に集中が出来ない。これは私自身の読解力の問題なのだろうか。 | ||||
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| 以前命を救った子供が成長して殺人鬼になってしまった。 あのとき一人の命を救ったことで結果的に何人もの命が奪われてしまった。 そんな葛藤と闘う主人公の元脳外科医のホームレス。 結論からいうと、なんとも回りくどくてイライラしてしまった。 都合よく物事が進んでいくことに辟易してしまった。 でも登場人物の会話を読んでいると著者の矢口さんは頭のいい人なんだろうなと思った。 | ||||
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| 本屋さんのポップにつられて買いました。 この作家さんの本は初めてです。 登場人物の設定もなかなか面白く、終盤まではすいすい読めました。 読みやすくて一気に読んでしまう感覚でした。 ただ・・・ 私は終わり方に納得が出来ません。 肩透かしくらったような感じでした。 え?これで終わるの??って。 結局何も解決できずに終わったような気がします。 途中までが面白かっただけに残念で、モヤモヤだけが後に残りました。 | ||||
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| 書店でのPOPや新聞広告に引かれて読みました。 前半にいろいろな布石を敷いてあるのですが 敷きすぎて回収がやや雑になったように 思えます。 主人公と親しくなる刑事の家族に関するくだりなどは 後半に大きな意味を持つのかと期待しましたが、 意外とあっさりしていました。 文章は読みやすく、分かりやすかったのですが。 | ||||
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| 本屋さんが、えらい力の入れようで、平積み量とPOPに惹かれて購入しました。 医療ミスと権力闘争にやぶれ、エリートコースから脱落、妻子を失い マインド・ロスにあった主人公日高が、ホームレスの立場で、家庭内暴力・高齢者夫婦だけの介護・身体障害者・幼児性的虐待の被害者及び被害者家族・加害者及び加害者家族・臓器移植待ち患者・不妊治療夫婦等に起きる、連続不審死を、ひとりの容疑少年真人との関連と照らして推理を推し進める内容です。これでもかっていうくらい マインド・ロス環境の登場人物が出ますが、ほとんど、殺された後の、推理上の登場なので、心への浸透具合が薄く、主人公も、すべてを捨て 心の傷から半年で、しかも日々の食や寝床にも事欠く、状況で連続不審死の解明にあたれるというのは、エンターテーメントとはいえ、回復早すぎないか?とつっこみたくなりました。経験上最低3〜4年は、落ち込みっぱなしだと思うのですが・・・。 連続不審死にかかわるのが、社会的精神的弱者ばかりで、関わらない一般生活しているなんの償い意識も持たないものが、安息に生活できるなんて意図か?なんて邪推したくなりました。 ストーリーは、ミステリーとして、期待を裏切られ感とか、楽しめましたが、今一段、読後感を、希望の持てるさわやかな感じにしてほしかったと思います。 | ||||
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| 最近になってじわじわ人気の出ている作家ということで、書店の平台にもずいぶんと目立った形で置いてあったので読んでみました。 妻子を失ってホームレスになった医師、彼がかつて助けた少年、連続して起こるナイフを使った殺人事件。あらすじだけを見るとなにやら面白そう。 しかし、どうにも人間心理の切り込み方が浅すぎる気がしました。エリート医師からホームレスになる日高、彼を「探偵」のように使おうとする刑事、「人の心の泣き声が聞こえる」という少年と事件とのかかわり、全ての動機に必然性が感じられない。絶望を抱えている日高と少年にそれほどの心の闇が見えてこないのです。それゆえに、単なるミステリーとしての要素が濃く、読後の感動はいまいち。 「償い」という大きなテーマを掲げたタイトルが、空回りしています。 | ||||
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| 他の方も書いていらっしゃいますが、設定は良かったと思います。 でも、登場人物たちを生かしきれていないと感じました。 主人公の自意識過剰、優柔不断にうんざりします。 妻子があのようなことになっていなくても、どこかでつまづいただろうな〜と想像してしまいます。 もし妻子のことで責任を感じていたのだとしたら、きちんと医者を続けて、人生をかけて償うべきだったのではないでしょうか? 「償い」なんてどこにもなく、感動は全くありませんでした。 唯一理解できるのは真人くんのお母さんくらいかな…。 | ||||
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| 新聞広告で「感動」を売りにしていたようですが,正直それほど感動できませんでした... 元・脳外科医のホームレスが近所で発生した事件に巻き込まれ,一人の少年と深く関っていきます.自分が助けた人が罪を犯した場合,それは自分の責任になるのか?そんなことを考えたら誰も救えないし,何もできないのではないだろうか.東野圭吾的なストーリー(違いは美人が登場しないこと?).やたらと殺人事件が発生し,しかもその動機が納得しにくい.主人公も過去を引きずりすぎていて,あまり魅力的ではない.読解力の問題かもしれませんが,結局「誰」が「何」を償ったのか最後まで分かりませんでした... | ||||
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| 野宿者に落ちぶれた主人公 生について独特な思考を持つ中学生 その二人を中心に、ある市で起こる連続殺人 2人は、その交流を通して、心に変化を起こしていく・・・ 帯には、やたらと感動という文字があるが、 感情の変化、特に主人公の心のゆれが、十分に描かれておらず、 感情移入しにくいし、なんか納得がいかん。 正直、こんなに何で売れているのかわかりません。 | ||||
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| まず、買う前の宣伝から、少年が犯人か?と説明されていて ここまで説明されていると興味をそがれる。 読んでいくうちに分かっていくものではないか? これが事前にあるので、盛り上がらない。 既に内容が分かっているようなもの。買わせるだけか。 題とカバーの絵と宣伝でうまくやっている。 話の設定に無理がある。 ホームレスで警察と仲良くなり、探偵のように活躍できて 探している人に出えて捜査もスムーズにいくはずがない。 刑事や図書館などからうまい具合に情報が入りすぎ。 うまく出来すぎた出会いばかり。ありえんよ。 警察内部のことなどもよく書かれてもいない。 最後のほうのある女性の家へは傍観してないで 家を訪ねるだろうに。 知っている人だし、1回家にも入ったのだし、 命を心配していて、ましてや好意をもっているのだから・・。 周りをうろうろ、見ているだけなんて・・。 話を繋げるための設定ばかり。 最後も都合よすぎだよ。 結局、殺人事件が起こっただけで、救いもない。 いたずらに殺人や悲劇を起こしているだけで楽しませたいのか、 それとも題名のような名をつけるならもっと深く人の心を描き出すのか、 どっちらもできていない。浅い。 既存の探偵小説やハードボイルドを読んで 下手に継ぎ足して真似たような、いいとこどり。でいて、よくもない。 なんか、素人が書いたよう。下手すぎる。 | ||||
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