傷痕
- 裁判員制度 (10)
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一色知也と桜井香子の偶然の出会いが平和な日常を一変させてしまう…昼ドラのような世界… 驚愕の事実、展開もあり、ミステリーとしては非常に面白いのだが、序盤の登場人物を紹介する描写が余りにも説明的で、リズムも悪く、なかなか物語に入り込めなかった。 登場人物の誰もが傷痕を背負っているという設定なのだろうが、欲張り過ぎのように思う。序盤の登場人物を紹介する描写が説明的になったのは、この辺りに理由があるのかも知れない。 | ||||
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この作品は、読み始めると次の展開が気になって、一気に読み進めてしまう久しぶりの本だった。17年前の弁護士一家殺人事件で死刑になった男の子供が大学生になり、恋をした女性が被害者の関係者だった。加害者側の子供は養子になり、とてもいい家族に恵まれてやさしい子供に育っているが、被害者側の女の子は復讐だけを考える父親に育てられ、疑問に思いながらも父の感情にさからえない・・・。非常にかわいそううな環境で育つ。死刑になった男は本当に実行犯だったのか?実際には凶悪だった共犯者が出所した。出所した共犯者が処刑された男の子供に会いに行ったことで、新たな悲劇が生まれる。感情とはやっかいなものだが、人が人を思い行動する。そういう連鎖が物語を生む。スピーディーな展開で、次はどうなる?というわくわく感のあるストーリーで、読み終わったあとも、その後の余韻にひたれる物語だった。一読の価値はあると思う。 | ||||
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二十年前の目黒区一家殺害事件の犯人だった小田島清彦が仮釈放される。その時期に殺害事件の犠牲者と同じ名前の「桜井香子」と一色知也が知り合う。でもそれは宿命的な出会い。 桜井香子の名前の真実を知って、そのなずけ親の執着心に驚かされる。また、その執着心が結末を決めることになる。 また、死刑制度に関しても考えさせられる。 死刑を宣告する側になる可能性もあると考えると、やはり裁判員制度は不安な部分もある。 | ||||
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