そこにいる人
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短めでサラッと読める内容にも関わらず、こんなにも胸が締め付けられる、悲しみで涙が溢れる小説で、とても感動しました。 病気の姉を持ち、「姉ばかり心配かけられて、優しくされてずるい」という妬みと寂しさを抱える直子が主人公です。 読者として客観的に見ると「そんな僻まなくても…」とかって思っちゃうんですが、本人は本人なりに一生懸命なので、最善の感情に陥ってるのかなと。後書きにもあるように、家族のコミュニケーション不足が引き起こした結果なのかなと思います。みんなそれぞれ一生懸命。いろんなことを自分の頭で考えてる。けど、もっとお互いがお互いの話を聞いてあげられたら…と。命について深く考える一冊でした。 | ||||
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子供が成長するうえで、変っていく家族のカタチ 根本的なものは変っていないのに 時と共に お互いが素直に愛情を表現したり、ちゃんと言葉で相手に伝えていないことで まさか!と思うような誤解を相手がしてたりする 家族といえども、目を見て言葉で伝えなければ 大切なことが幻のように消えてなくなりそうになる でも 嘘のない正直な思いを言葉にすれば 気づかなかったことに気づき 見えなかったことが見えて それまで以上に絆が深まるものなのかもしれない 張り詰めた空気の中でさえ 相手をねぎらう気持ちや感謝の思いを伝えれば たったそれだけで笑顔になれるから。 こんな言葉にも共感しました 「家族なんだから、一緒に暮らしていたんだから、 場面場面でいろんな感情をもって当たり前だったんだと思う。 人間の心って、玉葱みたいなもんじゃない。 実じゃないと思ってどんどん剥いていくと、しまいにはなんにもなくなる。 結局、一枚一枚が全部実なんだ。 お姉さんを鬱陶しいと思ったのも本当なら、お姉さんを愛しているっていうのも本当なんだ。 そうだろう」 | ||||
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病気の姉をもつ主人公・直子。 生と恋の狭間で揺れるジレンマが歯痒い。 | ||||
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この作品は綺麗ごとなものなどなく、姉妹が各々の生命の価値を考え、それを信じて行動した。その結果がこの作品の一つの結末なのだろう。言葉にすると軽々しくなってしまうが、深い、深い話だと思う。 | ||||
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