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初恋よ、さよならのキスをしよう



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初恋よ、さよならのキスをしようの評価: 3.50/5点 レビュー 12件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(4pt)

相変わらず

相変わらず安心して読める。なぜか、今作には付き合っている警視庁キャリアの女性が出てこない。まあ、そんなことはどうでもいい。ドゥガティのマシンに乗って珊瑚オタクの美女がいれば。
初恋よ、さよならのキスをしよう (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:初恋よ、さよならのキスをしよう (講談社文庫)より
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No.5:
(4pt)

いい感じだったのに…

場面設定もいいし、会話も小気味好く、ほろ苦さと甘さのバランスも上々で、調子よく進んでいたのに、後半がグズグズと崩れ出し、結末にいたっては雑な仕上がりで、せっかくの料理もこれでは台無しの感じ。残念。
初恋よ、さよならのキスをしよう (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:初恋よ、さよならのキスをしよう (講談社文庫)より
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No.4:
(4pt)

読み進めると見えてくる事件の構図

柚木草平シリーズ、第2作。
前作に続き、美女に囲まれる主人公。

謎解きのポイントは、ストーリーが進む中で感じた違和感でした。
読んでいる自分が探偵になった気分になれます。

だらしのない男性としては、物語の最後まで気が抜けません。
初恋よ、さよならのキスをしよう (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:初恋よ、さよならのキスをしよう (講談社文庫)より
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No.3:
(4pt)

苦い思い

単行本(スコラ,1992年)→講談社文庫(1995年)→本書。 「柚木」シリーズの第2弾。 初期の樋口作品の、様々な要素が詰まったような一冊。高校時代の思い出、魅力的なヒロインたち、なぜかモテる主人公、ハードボイルドな文体、美しい女性の恐ろしい裏側。 樋口氏の小説をある程度は読み込んできた現在では、すっきりと作品のテーマが理解できる。この人が何を書きたいのか、どこに小説としての魅力があるのか、そういうことが分かるようになってきた。 それはズバリ、女性の魅力と恐さである。男性にとっての永遠のテーマだ。美しいけれども、本当は恐ろしい。でも惹き付けられる。そのあたりが「格好良く」描かれているのである。うーむ。 女性の樋口ファンは少ないんじゃないだろうか。 ミステリとしては粗が目立つ。結末は消化しきれていない印象。
初恋よ、さよならのキスをしよう (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:初恋よ、さよならのキスをしよう (講談社文庫)より
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No.2:
(4pt)

謎解きも、軽口も大人の味?

主人公柚木草平の軽口を期待して読んだら、今回はちょっとハズレだった気が。やはり草平のキザなセリフが冴えるのは、輝くばかりに若い女の子を相手にしたときのようです。20年前の初恋の人にからむ事件の解決だけに、登場人物の多くがそれなりの年配。会話もしみじみしてしまいがちで、「チョイ悪」オヤジ(?)柚木草平に期待する軽妙さ、鋭さにかげりが。その分、前作より謎解きが充実した印象。20年ぶりに出会う同級生たちと主人公の会話から、犯罪にいたる心理を読み取るのも、面白いかも。全体に「現実的」な印象で、柚木草平には、やはり夢を見せてもらいたいところ・・・ですが、水産研究室の助手を務める「時間の手垢に汚れない」「面倒な性格」の美女・早川佳衣との掛け合いの楽しさが嬉しいので、星は4つ。
初恋よ、さよならのキスをしよう (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:初恋よ、さよならのキスをしよう (講談社文庫)より
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No.1:
(4pt)

20年前の初恋だけに、甘くはない

同じ初恋にさよなら・・・でも、10代ならば甘酸っぱい話になるだろう。でも、今回のお話は、20年前の初恋に、別れを告げざるを得ない中年男の物語。当然、ブラックコーヒーのように苦く、哀しいお話だ。「事件にゃ強いが女にゃ弱い」雑誌記者柚木のシリーズ2作目。上に書いたような事情で、前作に比べると、相当に暗い話になっている。もちろん、前作同様に魅力的な女性陣とのセンスあふれる会話、皮肉っぽい主人公の独白など、読ませる部分は多い。でも、その反面、主人公がやたらと内省的で、うじうじしているので、僕の好みからはちょっと外れていました。前作の軽妙洒脱で憎めない軽薄男だった主人公のほうが、魅力的でした。(内省的でうじうじしているほうが、よりハードボイルドっぽいとも言えるので、こっちが好きな人もいるでしょうね)主人公の生い立ちや若き日の暮らしぶりにスポットがあてられた作品なので、シリーズものである以上、キャラクターを理解する上で貴重な一冊ともいえるだろう。このシリーズは今後も文庫化される予定なので、楽しみにしています。
初恋よ、さよならのキスをしよう (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:初恋よ、さよならのキスをしよう (講談社文庫)より
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