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初恋よ、さよならのキスをしよう



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初恋よ、さよならのキスをしようの評価: 3.50/5点 レビュー 12件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

二作目

柚木草平シリーズの第二弾。
娘と訪れたスキー場で高校時代の憧れの人と再会。
しかし、後日、彼女が殺害される事件が発生し、真相を探ることになります。
相変わらずなぜかモテモテの柚木。
安定の私立探偵っぷりでした。
初恋よ、さよならのキスをしよう (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:初恋よ、さよならのキスをしよう (講談社文庫)より
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No.5:
(3pt)

スタートは良かったんだがなぁ。後は超マンネリ。

娘の加奈子と訪れたスキー場で、俺は偶然に高校時代の初恋の女性・卯月実可子と再会する。20年前と変わらぬ美しさの彼女だったが、再会から1ヵ月後に自らが経営する雑貨店で何者かに殺害された。彼女の娘と姪からの依頼で殺人事件の調査を開始した俺は、容疑者の高校の同級生たちを訪ねていくが……。柚木の初恋、そして高校時代、警察官を目指すきっかけとなった悲劇などが語られる、青春私立探偵シリーズ第二弾。切ない余韻の残る秀逸な傑作ミステリ。
初恋よ、さよならのキスをしよう (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:初恋よ、さよならのキスをしよう (講談社文庫)より
4061858661
No.4:
(3pt)

中年探偵が、ちょっと甘く、苦い、青春時代の思い出を

38歳、離婚暦あり。警察を辞めて、ジャーナリストまがいの仕事をしている主人公。スキー場で再会した、初恋の同級生が殺され、その犯人を捜すことに。殺された同級生の、高校時代からの仲良しグループの一人一人を訪ねて歩く主人公。その頃からの秘密、被害者やグループの一人一人の関係、想い、犯人は誰なのか、その動機は・・・。筋は単純ですが、主人公の回想や思考に引きずり込まれ、一気に読みきりました。タイトルは、甘めですが、内容は、ハードボイルド、でも、甘さが滲み出る、そんな本でした。登場人物も多くなく、大きな展開が沢山・・・という本ではないです。また、主人公の思考や行動と、登場人物達の描写が、いい塩梅で書かれているためか、非常に読みやすく、楽しめる本です。主人公の過去も少し明かされ、シリーズものの中で、はずせない一冊です。10歳になる娘との掛け合いや、気の利いた台詞なども、前作に続き、楽しいものでした。
初恋よ、さよならのキスをしよう (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:初恋よ、さよならのキスをしよう (講談社文庫)より
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No.3:
(3pt)

さよなら初恋

シリーズ2作目です.前作同様,主人公お得意のキザや皮肉な言葉回しは健在ですが,登場人物の年齢層が高いため,その反応は年相応の落ち着いたもので,モテる主人公が女性に振りまわされるようなコミカルなところは少なめ.そのため,皮肉なども効き過ぎなようで,少しくどく感じるかもしれません.また,魅力的な女性がウリのシリーズなのですが,ヒロインについては主人公とのやり取りが少なめですし,ほかの女性たちとの会話もあっさりな反応が多いせいか,全体的にちょっと地味目な印象を受けました.タイトルについては,曖昧な感じだった前作に比べるとよくわかります.ただ,それがなんともさびしいというか,胸の詰まるような気分です.一応,1作目からの続きというかたちにはなっていますが,物語自体は単独のため,ここからでも問題ないと思います.ただ,主人公の過去などもあるので,できれば順番がよろしいかと.
初恋よ、さよならのキスをしよう (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:初恋よ、さよならのキスをしよう (講談社文庫)より
4061858661
No.2:
(3pt)

中年探偵が、ちょっと甘く、苦い、青春時代の思い出を

38歳、離婚暦あり。警察を辞めて、ジャーナリストまがいの仕事をしている主人公。

スキー場で再会した、初恋の同級生が殺され、その犯人を捜すことに。殺された同級生の、高校時代からの仲良しグループの一人一人を訪ねて歩く主人公。その頃からの秘密、被害者やグループの一人一人の関係、想い、犯人は誰なのか、その動機は・・・。

筋は単純ですが、主人公の回想や思考に引きずり込まれ、一気に読みきりました。タイトルは、甘めですが、内容は、ハードボイルド、でも、甘さが滲み出る、そんな本でした。

登場人物も多くなく、大きな展開が沢山・・・という本ではないです。また、主人公の思考や行動と、登場人物達の描写が、いい塩梅で書かれているためか、非常に読みやすく、楽しめる本です。

主人公の過去も少し明かされ、シリーズものの中で、はずせない一冊です。

10歳になる娘との掛け合いや、気の利いた台詞なども、前作に続き、楽しいものでした。
初恋よ、さよならのキスをしよう (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:初恋よ、さよならのキスをしよう (講談社文庫)より
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No.1:
(3pt)

美女と探偵

樋口有介の探偵・柚月草平シリーズ第二作。主人公の柚月草平は元警官。現在は雑誌のルポライターをしつつ、アルバイトで私立探偵業をしています。別れた奥さんとの間に加奈子という娘がひとりいて、月一で会えることになっています。このシリーズはフジテレビが「せつない探偵」という題名で幾つかドラマ化しています。柚月役には鹿賀丈史。軽めのハードボイルドという感じでしょうか。殺された実加子の姪、早川ケイと柚月の恋愛未満の関係がこの作品に潤いを与えています。昔のソフィスケィティドコメディを思わせます。「芯の強い女性と女に弱い探偵」という組み合わせが上手いです。柚月は離婚という状況に至ってしまった事で加奈子に対し負い目があり、「俺みたいな父親と、俺が押し付けてしまった不安定な環境で、加奈子がどこまで育ってくれるか、心配はそれだけだった(8ページ)」と娘を大切に思いながらも、生来の女好きのためか「目の端を派手なスキーウェアの女たちが通り過ぎ、柄にもない俺の中の父親は、それだけでもう簡単に空中分解して(9ページ)」しまいます(笑)。そういう父と娘の関係が面白いです。柚月は基本的に女性には頭が上がらないようです。ストーリーは少し食い足りないですが、女性の描写が非常に上手く、そちらの方に魅力があります。なんとなく集めたくなるシリーズ・作家かなと思いました。
初恋よ、さよならのキスをしよう (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:初恋よ、さよならのキスをしよう (講談社文庫)より
4061858661

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