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追いし者追われし者
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追いし者追われし者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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途中で伏線の張り方に気付く。わりかし叙述トリックの定番ぽい。が、結構読めるし嫌いではない展開。バレても良いのだ、もうちょっと主人公が追い詰められてドツボにはまるような展開だったならば・・・。若き著者と天才編集者の打ち合わせの「外挿」が邪魔である。ラスト前に思いっきり気持ちを削がれてしまった。外挿自体が叙述に一役買うのならば面白かったのに・・・。タネ明かしと言い訳じゃダメよ。なんなら、あとがきで書いとけよー。 | ||||
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ミステリーリーグ作品の一作。ミステリーリーグとは、原書房が出版する書き下ろし本格ミステリー小説のシリーズ。著者の氷川透は、2000年に「真っ黒な夜明け」でメフィスト賞を受賞、論理ミステリーを得意とする作家であるようだ。 本書は会社の同僚をストーカーする男性が主人公である。そしてストーカー相手の女性のまわりで二つの殺人事件が。意中の女性に容疑がかからないように、事件の捜査に乗り出すストーカー探偵。ついに犯人が判明。それは・・・ なぜ、本文の途中で若き著者と叔父である敏腕編集者とのやりとりが挿入されているのかがわからない。その先の展開を明かしてしまっているのだ。何とも不可解である。トリックもそれほど珍しいものではないし、かといって、犯行の背景にある動!機に関しても詳しく書かれていない。当然のように読後感には物足りなさが残った。しかし、読みやすさは抜群だった。スラスラ、あっという間に読み終えていた。それだけに途中で挿入されている外挿が「なぜここで」という気持ちがどうしても残ってしまう。 トリックこそ本格ミステリー風だが、薄っぺらい内容はとても本格ミステリーとは言えないのではないだろうか。ミステリーリーグの作品は本書しか読んでいないが、手が遠のきそうな気がしてきて残念である。 | ||||
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何か書くとネタバレてしまうので、非常にコメントしにくい作品。作品に仕掛けられた大仕掛けが「全て」といえる。でも、その仕掛けがイマイチ上手くは隠せていない。ラストで「やられた~~!!」と思わせるからこそ意義があるのであって、序盤で匂わせては意味が無いのでは?いや、それも含めて仕掛けなのか?もしそうならば、脱帽。 | ||||
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