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呼人
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呼人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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理不尽な両親の人体実験で12歳で成長の止まった少年を主人公とする近未来SF。やや設定には無理があるがそれは問わない。小学校時代に3人組がマドンナを助け、多摩川の源流をたどるのが前半の山場で全体の複線となる。親友はそれぞれ成人し、一人は自衛隊のレンジャーとして北朝鮮へ潜入し負傷。一人はアメリカの金融業界で不正操作を指摘され服役。マドンナは不倫相手とやっと結ばれたもののやがて別れると決して幸福とは言えない人生を送っている。主人公は彼らの協力を得て、自らの出生の秘密を解明するため放射能に汚染されたヨーロッパへ赴く。やや尻すぼみの印象はぬぐえない。人生の残りが長く夢を見続けられるぎりぎりの年齢として12歳をとらえている。それは成長の止まった日本社会への暗喩でもある。 | ||||
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素直で純粋な主人公、クールな秀才、臆病な太っちょくん、と少年物語の王道をいくような組み合わせで少年時代のストーリーが始まる。その後ある理由から主人公は12歳で成長が止まってしまうが、ほかの二人はそれぞれの道を歩む。登場人物たちの成長に合わせて、アメリカ銃社会の問題、自衛隊の役割、戦争の意義などなどおそらく当時作者が世間に向けてメッセージを発したいと思っていたであろう社会的な事象が盛り込まれていく。作者がこうした社会的な問題をどのようにとらえて考えているのか、ということはよく伝わってくるが、登場人物に語らせすぎで、中盤ほとんどその人物の思想的な独白のような状態になってしまって少し退屈してしまった。 | ||||
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話の内容がだんだんと飛躍しすぎている気がしました。そんなんありかよ!的な部分が多すぎです。 | ||||
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12歳で成長が止まってしまった少年が主人公です。バブル経済、テロリスト、友情などなど色々な要素がてんこもりで、読んでいてちょっとついていけない…と思ってしまったこともありました。でも、登場人物はみんな魅力的だし、決してつまらない小説ではありません。 | ||||
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