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ナイト・ダンサー
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ナイト・ダンサーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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航空機をはじめとしてメカ全般に弱い者には、この作品に描かれる世界がどの程度現実性のあるものなのか分かりません。例えば、滑走路に降り立ったもののエンジンの不調によって止まることができない旅客機をスピンターンさせ、さらに逆噴射から通常の噴射に切り替えて止めるシーンがあります。これをぶっつけ本番で成功させるのは操縦士にとってどれほどの技術を要するのか、そもそも可能なことなのか、私には分かりません。ただし、それでも最後まで飽きずに読み終えることができたのは、作者が読者を魅了する技量に長けていたということでしょう。 | ||||
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鳴海作品としては初期作のようだが、当時にこれだけの技術データと想像力を構築した上で、同時進行しているそれぞれの場面場面を緊迫させて展開させる技法はすばらしい。鳴海作品らしく、登場人物たちの最後はあっけないが、以降登場するかもしれない重要になりそうな人物は死なないというところは、既にこの作品から確立していたようだ。 | ||||
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第37回江戸川乱歩賞受賞の航空アクションサスペンスものだ。 細菌パニックの要素や政治サスペンスや航空アクションシーンなど盛りだくさんだが、このボリュームで描くには少し無理があったのか、航空内のパニックシーンなどがほぼなく乗客はおいてけぼりで、政治的サスペンスとドッグファイト描写に主眼が置かれていて、メインの金属を喰う細菌という設定からのパニックサスペンスはあまり描かれていないので、やや物足りないか。 | ||||
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個人読書履歴。 一般文学通算451作品目の読書完。 2012/10/08 | ||||
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読み始めてすぐ疑問に思いました。 アルミ合金を溶かす特殊細菌、それを普通試験管のまま 飛行機の預け入れ荷物に入れるのか? 常識を疑います。 この作者、飛行機に詳しそうですが、実は国際線の 旅客機に乗った事無いんじゃないでしょうか。 だいたい、偶然の要素が多すぎます。 飛行機の貨物室のドアが完全に閉じられていたら、 細菌がもれて引き返す事も無かったはず。 そうしたら、ナイト・ダンサーはどうするつもりだったんでしょうか? 副操縦士の兄が北海道の自衛隊にいるのも偶然だし、 その恋人が問題の飛行機に乗ってるのも偶然。 都合良く9キロもの長さの滑走路があるものなのか? たとえあったとしても、放置された滑走路に着陸できるのか? それに、この作品が書かれた1991年に自衛隊にアパッチは 配備されてなかったはず。 ストーリーも後半ぐちゃぐちゃに入り乱れて判りにくい。 この小説、一体誰が主人公なんでしょうか? とはいえ、この作品が妙な魅力を持っている事も事実です。 戦闘機同士のドッグファイトや、故障した旅客機を必死で操縦する コックピットクルーなど、緊迫感あふれ思わず引き込まれます。 | ||||
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『謎のジェット機「ナイト・ダンサー」をまじえ、息詰まる空中戦が展開される』内容見ても分るとおり、航空エンターテインメント小説です。これがデビュー作ながらかなりおもしろい。戦闘機の戦闘シーン、ラストの意外な事実・・・。と盛りだくさん。現在絶版。きれいなやつほしかったなあ・・・。でも2006年ぐらいには江戸川乱歩賞全集に入って刊行されると思います。 | ||||
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