ファイナル・ゼロ
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ネオゼロ→ゼロと呼ばれた男→スーパーゼロ の順で読み進めて今作を手に取りました。1冊目を読み始めた時からずっとページを捲る手が止まらない面白さだったけれど本作もとても、とにかく面白かった。とはいえ正直に書くと先の3冊と比べてのめり込むまでに時間がかかった。群像劇が収束していく流れはシリーズで共通だと思うが、今作はシーンと国と登場人物が多く、またシリーズ最後としては嬉しいことなのだが先の3作品で登場した人物も出てくる。あれこの人どこの人だっけなーとページを前後することも多く、第一部は一度読み返してようやく人物と分布が把握できました。でも、それを差し引いても本当におもしろかった。そこからはいつもの調子でぐんぐん読み進めました。熱い展開にいちいち一旦本を閉じては、終盤は残りのページの厚さ(薄さ)を憂うほどでした。 今作の舞台、コカイン云々の話は本筋に存在しながらも結構はじに寄せられているというか、メインは人物たちだったなと感じました。 読み終わって、多大な「面白かった!!」と同じだけの「終わってしまってさびしい」がある読書体験は久しぶりでした。 最後の最後の余韻が堪らないです。 | ||||
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作者には責任はないのだが、物語を読み進めていくうえで中南米の地図と登場人物の一覧表はつけてほしかった。 物語の舞台が、キューバ、メキシコ、エクアドル、ニカラグア、コロンビア、ペルー、と日本人にはあまり馴染みのない中南米の国々なのだ。 国名や都市名を聞いても位置関係がピンと来ず地図で確認しながら読み進めた。 巻頭にでも位置関係のわかる中南米の地図をつけてくれればわかりやすく読む事ができると思う。 もう一点が登場人物を整理した一覧。 これもカバー裏とかにつけてくれると嬉しい。 各国に色んな人間が登場し、「あれ?この人ってどういう人だっけ?」とページを前に戻って確認する事が何度かあった。 登場人物一覧があれば、ページを戻って探さなくてもいいので便利だと思う。 物語が面白かっただけにその二点が残念だった。 より快適な読書ができると思うので、増刷する事があれば集英社さんに検討してもらいたい。 内容に関しては満足のいくものでした。 ゼロシリーズの最終作。空中戦にしびれます。 | ||||
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シリーズを通して細かい表現と正確な描写は読み人をその場に居合わせている感覚にする。目を離せない!そんな感じで楽しませていただきました。 | ||||
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航空小説の金字塔ゼロシリーズが次々と復刊され、ついに最終巻。 寡黙な戦闘機乗り那須野治朗のファイターパイロットとしてのラストダンスの舞台は南米。数々の思惑が絡み合う中、空で地上で闘いは加熱していく。 この興奮はなんだろう。407頁、彼の頬に涙がこぼれ落ちた時に私の涙腺も壊れた。 この読後の悲しさと寂しさと清々しさはなんだろう。飛行機にも南米にも興味ない人こそ読んでほしい。 | ||||
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鳴海章の航空アクション小説、ゼロ・シリーズの最終話。 今回のミッションは南米の麻薬基地を爆撃するというものです。 なんとなく、トム・クランシーの『いま、そこにある危機』に似た 話だと思いました。 前作までと違って、今回はなかなか戦闘機で活躍する場面に たどり着きません。主人公のジークこと那須野治朗が戦闘機に 乗るのは物語の終盤になってからです。 それも、肝心の「ネオ・ゼロ」はすでに破壊された後です。 航空アクション小説としてはちょっと物足りない面もあるかも知れません。 でもまあ、南米を目的地の飛行場目指して旅する話もそれなりに 面白いんですけどね。 出撃前に過去の作品で登場した人たちの亡霊が現われて、ジーク と語りうシーンでは、こんな人もいたなと妙に懐かしくなりました。 やはり、シリーズ第一作から通して読むのがお勧めですね。 | ||||
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