ナイト・ダンサー
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39年前の日航機墜落。油圧系統が全て喪失したが、航空機関士が、オルタネイト、つまり、電気モーターを使い、フラップを出した。 この作者、そんなことも知らない。 航空小説家を名乗るなら、ちやんと勉強しないと。 講談社、一流版元なのに、チェックが甘すぎる。 乱歩賞? ありえません、 この作品、技術的に正しく書けば、20ページで終わります。 油圧がダウンしたフラップを電気モーターで作動させ、近い空港に着陸し、おしまい。 こんなデタラメな小説以前のものが、江戸川乱歩賞! 理解できないし、 超一流版元の講談社のチェックの甘さに、呆れてしまう。 日本のエンタメ小説のレベルの低さ。 信じられない! | ||||
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日米の戦闘機が激闘する航空アクション満載の冒険小説。 日本国内で偶然生み出された金属を腐食させる細菌。米国は生物兵器としての価値を見出し、秘密裏に入手しようと民間の旅客機に持ち込む。ところが、航行中にこの細菌が漏れ出し、旅客機は壊滅的なダメージを負ってしまう。 状況を察知した米国の女性大統領は。旅客機の撃墜の指示を決断する。北海道へ引き返す旅客機を執拗に追いかける米国戦闘機。迎え撃つは自衛隊の精鋭部隊、というお話し。 エンジンが破損し燃料だだ漏れ、悪天候で千歳への着陸が不能、しかも機長は疾病のため突然目が見えなくなるという、最悪の状況である。多くの民間人を乗せた旅客機を救うため、ドッグファイトを繰り広げる自衛隊という設定は無理があるものの、力強い描写でハラハラドキドキである。メカニカルな面での細部への拘りも、緊張感を醸し出す。 旅客機を誘導する自衛官と、機長に変わって操縦する副パイロットが兄弟であり、たまたま乗客に兄の昔の恋人が搭乗している、のだがあまりストーリーの盛り上がりに貢献していない。コクピットの様子は克明だが、乗客たちの描写が薄いため、パニック状況は伝わり難い。そもそも、米国大統領が執拗に攻撃を仕掛ける動機に疑問が付くのだ。 米国が攻めあぐねる中、コードネーム ナイト・ダンサーへの攻撃指令が下る。ナイト・ダンサーとは!と続くのだが、サプライズが今ひとつ。江戸川乱歩賞応募作品でページ数の制約があったかからだろうか。登場人物たちの人間関係や、日米の謀略合戦など、簡略化してしまったようで残念。 航空アクションが好きならば、読んで損はない。 | ||||
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航空機をはじめとしてメカ全般に弱い者には、この作品に描かれる世界がどの程度現実性のあるものなのか分かりません。例えば、滑走路に降り立ったもののエンジンの不調によって止まることができない旅客機をスピンターンさせ、さらに逆噴射から通常の噴射に切り替えて止めるシーンがあります。これをぶっつけ本番で成功させるのは操縦士にとってどれほどの技術を要するのか、そもそも可能なことなのか、私には分かりません。ただし、それでも最後まで飽きずに読み終えることができたのは、作者が読者を魅了する技量に長けていたということでしょう。 | ||||
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鳴海作品としては初期作のようだが、当時にこれだけの技術データと想像力を構築した上で、同時進行しているそれぞれの場面場面を緊迫させて展開させる技法はすばらしい。鳴海作品らしく、登場人物たちの最後はあっけないが、以降登場するかもしれない重要になりそうな人物は死なないというところは、既にこの作品から確立していたようだ。 | ||||
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第37回江戸川乱歩賞受賞の航空アクションサスペンスものだ。 細菌パニックの要素や政治サスペンスや航空アクションシーンなど盛りだくさんだが、このボリュームで描くには少し無理があったのか、航空内のパニックシーンなどがほぼなく乗客はおいてけぼりで、政治的サスペンスとドッグファイト描写に主眼が置かれていて、メインの金属を喰う細菌という設定からのパニックサスペンスはあまり描かれていないので、やや物足りないか。 | ||||
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