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八つ墓村
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八つ墓村の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全135件 21~40 2/7ページ
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表紙は画像のものと違い古いバージョン、状態は「良」とあったが届いたらひどい傷みよう。緩衝材もなしにビニールの封筒にむき出しで入っており、本当にがっかりです。 作品内容はよく知っているのでまた読み直したいと思って購入しましたが、手に取る気にもなりません。 星ひとつも付けたくありません。 | ||||
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とにかく春代さんの想いが切ないやら悲しいやら可愛やらで、大御所の大傑作なのだが、私には春代さんの想いしか印象に残らない。出会った時から神戸から来たイケメンという事で、春代さん一目惚れしたのだと思うが、30代とは思えない純情ぶりである。深夜に部屋まで会いにいったりしているので、本当は抱かれたかったんだろうなぁ…。春代さんの出てくるシーンばかりを何回も何回も読んでいます。 | ||||
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何度も映画化やドラマ化、果てはゲーム化までされた古典ミステリ そのおかげで私は真犯人を知りながら読んだが途中からページをめくる手が止まらなくなった 映画ドラマゲームとは若干違ってた そして犯人知っててもやはり名作は面白かった 犯人知らずに読んでたらもっと面白かっただろう | ||||
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映像化されてるものではオドロオドロしいイメージが強調されてますが、 この原作はそうでもなく、サスペンス、ロマンス、ホラー、と色んな要素を ブッコんだエンタメ冒険小説といった感じです。令和の現在でいうところの 異世界ハーレムものに通じる要素もあるかも。女性キャラ達も何とも魅力的で◎。 金田一の出番は少なく、推理小説としてみると物足りなさを感じる人もいるかも しれませんが、個人的には非常に面白かったです。 古い作品ですが文章も読みやすくテンポも良いので、読みだすと続きが気になり 500頁近くありますがサクサク読めてしまいました。 | ||||
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横溝作品は数が多いだけに、正直当たり外れが大きいと感じています。この作品は文句無く王道でした。ある小道具を使った遠隔毒殺、迷路と財宝など、お馴染みのシチュエーションが数々出てきますが、すっきりと噛み合っていて楽しませていただきました。 | ||||
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以下で書くような私の個人的事情が入り込んだレビューであることにご注意ください。 小学生の頃、散髪屋で順番待ちの間に読んでいた漫画雑誌にこれが連載途中で、小梅・小竹ばあさんの不気味さや、壁にかかる眼の光る能面の恐ろしさは、この老年になっても決して消えないトラウマの一種となりました。 その後、もちろん原作も読んで、横溝作品の最高傑作と信ずるほどこの小説が好きになったのは、この幼児体験が小説読解を常に背後から裏打ちしていたからだと思います。記憶に残るこの不気味な映像をいつも思い浮かべながら小説を読んだから、とりわけ小説の不気味さが心に染みたのだと思う。 さて、長いこと記憶の中だけにあって実際に読み返したことがなかったこの漫画作品を、読んでみようとたまたま決意してamazonで入手。読んでみたら。 記憶ってのは恐ろしいですね。年月の間に実際の絵よりも百倍も千倍も不気味さが膨張した映像が記憶に残っていた状態で現実のこの漫画を見たら、なあんだ、小竹・小梅ばあさん、割とかわいらしいじゃん(笑)。能面も、死蝋と化した要臓の姿も、私の記憶に残っているほど不気味じゃない。読まなきゃよかった、と思いました。 しかも、後半になるにつれてストーリーは原作から逸れていきます。原作が心にしっかりと染みついている私は、この独自ストーリーはちょっと許せませんでした。 私の個人的事情に基づく評価です。人によっては、原作よりこの漫画版の方が好きという人がいても少しもおかしくありません。興味のある方には、一読をお勧めします。 | ||||
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単なるフィクションではなく、農村の人間関係や、時代背景も参考になります。 | ||||
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「八つ墓村」は小学生の頃、「少年マガジン」に連載されていたが、毎週購読していたにも関わらず、読んでいなかった。印象に残っているのは、「がはっ!」と血を吐いて殺されるシーンだけであったが、時間ができて改めて読みたくなり購入した。あっという間に読めて、大変面白かった。横溝正史の推理小説は読んだことはないが、このように面白い作品が多いのだろう。 | ||||
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普通に物語として一気読みできました。横溝作品は昭和の田舎にタイムスリップして事件を体験できるアトラクション的楽しさがあります。突っ込みどころもありますが、ショーケンの映画版と設定が違うところもあり、映画を観た他後でも十分楽しめます。主人公の理解し難い行動、警察が無能過ぎるせいで事件がややこしくなっているので星マイナス。 | ||||
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金田一耕助の名前は知ってるし、作品のタイトルも知識としては知っていたものの、今一読む機会が無かったため、何かと家に籠る事の増えたこのご時世に読んでみることに。 今となっては古い小説にも関わらず非常に読みやすかったです。 登場人物は多いものの、キャラがしっかりと立っており、事件の中心となった辰弥さんの回顧録といった形で進むので、あっちこっちに場面が飛ばず、余分な情報が入ってこないのが良かったのでしょうか。 お話自体も、村の伝説や迷信に基づいた連続殺人から、ラブロマンス、暴走した村人に追われるパニックホラー等々飽きさせない流れとなっていて、一気に読めました。 ただ、上記したように基本的に辰弥さんの回顧録のため、行動を共にしていた場面以外で探偵である金田一耕助がどこで何をしていたかは、最後のネタバラシのシーンまで余り語られないので、「金田一耕助の推理や活躍が読みたかったの!」という方は少し肩透かしを食らうかもしれません。 | ||||
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映画化もされている有名な作品だが、読んだことはなかった。映画の印象も殺人鬼だとか「祟りじゃ~」くらいしか頭に残っていないので、新鮮な気持ちで読めた。田舎の村で起きた連続殺人事件を解決する金田一耕助であるが、辰也の目線でストーリーが進行するためあまり表に出てこない。その裏ではしっかりと事件解決に邁進しているのだけどね。鍾乳洞での村人との命懸けの対立などスリリングな展開がずっと面白い。古い作品なので、読者への話しかけがあるなど語り方に古くささを感じるものの、現代で読むとそれがかえって新鮮な感じがする。 | ||||
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高校の頃、一読したような記憶も多少あるのだが、それ以降に観た松竹映画のほうが印象強く残っていた。このたび読み終えた印象としては、やっぱり原作はいいなと改めて感じた次第。もちろん映画のほうも、ショーケンや小川真由美、山本陽子、山崎努らのキャストは元より、バックに浪々と流れるメロディーも印象深く、映画としての出来は素晴らしいのだけど、結構重要と思われる部分で原作と設定が異なっていて、原作のほうが設定に関しても自然な感じがする。展開もスピーディで、読み出すと止まらなくなる印象だ。映画に関してだが、姉役の山本陽子は、仕草、表情ともに美しい。原作ではそこまで美しい設定ではないようだったけど、雰囲気はまさにぴったりだと思う。今の女優でこの雰囲気を出せる人はなかなかいないのでは・・・ | ||||
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あの、「たたりじゃー!」のせいで怖くて未読だった本作。蓋を開けると、戦後すぐを舞台に、実にミステリあり、ロマンスありの冒険小説でど真ん中の王道エンターテインメント。息もつかせぬ展開を作り出す、緊迫感を常に保つ文章も見事。寸暇を惜しんで一瞬で読了。流石の名作。 | ||||
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映画のストーリーが印象深いですがぜひ原作も読んでもらいたい。その違いがまた新鮮です。 | ||||
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横溝正史を初めて読む人に何か一作薦めるとしたら、僕は『八つ墓村』を挙げたい。僕自身、昔とても面白く読んだ覚えがあるし、すでに映画やドラマを見て内容を知っていても、それはそれとして十分楽しめると思う。 というような記憶を頼りに、久しぶりに再読してみた。さすがに初読のような血湧き肉躍る興奮はなかったが、軽快な冒険小説であることを再認識した。映画などのイメージが先行して「おどろおどろしい」と形容されがちな本作だが、実はとても爽やかな自分探しの物語なのである。 ミステリとしては、連続殺人の構図が、クリスティーの『ABC殺人事件』のバリエーションであることが意外な発見だった。まあ、このことはウィキペディアにも書いてあるので、発見も何もないのだが、初読のときは気づかなかった。 本作でよくいわれることのひとつに、金田一耕助の存在感の薄さがある。これを正確にいえば、探偵としての役割の欠如ということになるだろうか。ラスト、金田一は犯人を最初からわかっていたといいながら、凶事を何ひとつ防げていない。「防御率ゼロ」の迷探偵としての本領を発揮している。 | ||||
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読みやすい。難解な語句が多いけどキンドル辞書が頼りになった。 | ||||
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幼少の頃に観たテレビコマーシャルで「タタリじゃあ!八つ墓村のタタリじゃあ」と叫ぶ老婆の声が今も耳に残っている。今回、初めて読んだが本当に恐ろしい内容であった。最近の所謂「ホラー小説」ではなく人間本質に潜む恐ろしさを擬える作品。日本には今もこんな言い伝えの残る小さな村が未だ残っているのかもしれない。 | ||||
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TRICKファンとして一度読んでみたかった本にようやく手を出しました。途中までしか読んでいませんが引き込まれました。TRICKの元ネタも多いです。 | ||||
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映画(1977)のイメージとはかなり違いますね。映画がいかにエンターテイメント寄りに作られていたかが良くわかります。小説の方では、金田一探偵の活躍が主として描かれているわけではありませんし、津山事件を元ネタとした描写もかなり控えめです。でも、捜査側でもない、犯人でもない、第三者の視点で話を紡いでいくという困難な挑戦がさくさくっとあたりまえのように描かれているところは、流石は横溝作品です。おすすめです。 | ||||
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なんの長所も持っていない平凡な主人公が、ある日突然に大家のご子息として引き取られたことから始まる推理小説。視点は終始主人公に固定され、頭のいい探偵がでしゃばることもないので、自分の頭だけで推理できるのもヨシ。 犯人の正体とその内面を知ったときのゾッと感じも、これまで読んできた本の中でも体験したことはありませんでした。 まさに傑作 | ||||
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