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八つ墓村



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八つ墓村の評価: 4.52/5点 レビュー 130件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.52pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全130件 41~60 3/7ページ
No.90:
(4pt)

村の雰囲気以外にもサービス豊富な作品/金田一耕助の活躍は限定的

私にとって名前こそ知りながら読む機会のない有名作品のひとつだった本作を読むきっかけになったのは、『つけびの村』というノンフィクション作品でした。そこで登場する村が、作品内で"平成の八つ墓村"とも呼ばれていたことで、改めて現実の出来事も形容するような作品の雰囲気を一読しておきたいと思い、目を通しました。

物語は、岡山の鳥取との県境に近い山中にある八つ墓村にまつわる、村人たちによって惨殺された落ち武者たちの祟りと埋蔵金の伝説と、祟りを証明するかのような二十八年前の連続殺人事件を、プロローグにおいて読者に知らしめることに始まります。母を幼い頃に失くし、昭和二十年代の神戸で孤児同然に会社員生活を送る二十七歳の寺田辰弥は、ある日、八つ墓村からの使者の訪問を受け、自身が実は村内で最も裕福な家系の相続権を持つ人間であり、実質的な家長である双子の老婆によって家督の相続を望まれていることを知ります。使者であった母方の祖父が毒物により突然死する不可解な事件を経て、美しい未亡人に伴われて向かった八つ墓村は、辰弥の到来を歓迎しない村人も含んだ、人びとの思惑の渦巻く不穏な空気に満ちた土地でした。

作品の特徴として特筆すべきはやはり、山中に隔離された住まう村人たちの排他的な様子を描き、"八つ墓村"の村名の由来ともなる祟りの伝説が、おどろおどろしい雰囲気をより深めている点でしょう。かつてテレビで放映さたドラマ『トリック』シリーズでは、その多くのエピソードで僻地の寒村を舞台として村人たちの姿を滑稽に描いていましたが、本作のようなミステリ作品の影響を受けたパロディーとして作られたものだったのだろうと、今さらながら腹に落ちるところがありました。また、作中では祟りの伝説をなぞるように村人たちから次々と犠牲者が発生することや、落ち武者たちによる埋蔵金とそれを示す宝の地図の存在、そして主人公である辰弥のロマンスなど、娯楽作としてサービス精神旺盛であることも言えます。同時に、多数の人死にが描かれるにも関わらずグロテスクさがないことや、エピローグが章名どおり"大団円"となっていることも、読み手を選ばない間口の広さと言えるでしょう。もう一点、通読して意外だったのは、探偵・金田一耕助シリーズのうちのひとつとして、その名を広く知られている本作でありながら、肝心の金田一耕助の活躍がかなり限定的だったことも挙げておきたいと思います。

読了後の感想としては、作品の雰囲気そのものは事前に予期したものと近いものでした。次に、良し悪しに関わらず予想を裏切られた点としては、前述の通り名探偵の活躍の機会が少ないこと。そして、村が醸し出す独特の雰囲気のなかで立て続けに起こる殺人事件だけでなく、ロマンスや落ち武者の埋蔵金探しをも含むサービス精神の豊富さと表裏するように、重厚な本格派ミステリ作品というわけではなく、どちらかと言えばドラマチックな展開をお手軽にを楽しむべきものだと感じました。

余談ですが、冒頭で触れた『つけびの村』については、そこで取り扱う事件の関連として昭和十三年に起きた「津山三十人殺し」が参照されますが、本作も同じ岡山県を舞台として同事件から着想を得ているという点でリンクする部分がありました。
八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304016
No.89:
(4pt)

さすがに原作も傑作

40年ぶりに原作を読み直しました。
横溝先生の作品中では、一番の傑作と私は思っています。
映像化された作品も見た上で、原作を読むのも楽しいです。
他の作品と一味違うのが、鍾乳洞という大自然が事件の重要な舞台だったり
戦国時代の埋蔵金だったりと冒険的要素もあり、それでいて実は
実際に起きた大量殺人事件がモチーフになっていたりします。
暗い気持ちが残らない作品が読みたい方にお薦めします。
八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304016
No.88:
(3pt)

古典的名作として楽しむ

ビブリア古書堂の事件手帖を読んで、有名な作品ながら一度も読んだことがなかったので、読んでみました。
正直、古臭い感と展開のくどさがあって、あまり楽しめなかったのです。
ただ、ミステリ好きの人は、一度は読んでおいても良いと思いました。
八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304016
No.87:
(3pt)

ミステリ味を放棄してオドロオドロしいサスペンス小説に徹した分、作者としては一番マトモな作品

私は鮎川哲也氏と共に戦中・戦後の日本の本格ミステリの牙城を守った作者の功績を高く評価しているものの、個々の作品は評価していない。その中で本作は一番マトモな作品ではないか。

本作の成功の原因はミステリ味を放棄して(作者はそう思っていないかも知れないが)、サスペンス小説に徹した点にあると思う。冒頭、ある女性が金田一に相談に来た時点で犯人は分かってしまうので、そもそもミステリではない。作者は村の象徴となる幾つかのペアの1人を次々と殺すという趣向を用意しているが、犯人の目的がロマンスだけにあり(韜晦という意味において、安吾「不連続殺人事件」を踏襲している)、そのロマンス相手の冒険譚として描いているので安定感がある。ロマンス相手は自分が助けられているとは知らずに、冒険譚・殺人劇に巻き込まれているという面白い趣向である。特に、ラストの鍾乳洞での追走劇が圧巻で読み応えがある。オドロオドロしい雰囲気は何時も通りだが、変なミステリ味を廃した分、そのオドロオドロさが活きている。

私は作者自身が思っている程、ミステリ的テクニックは備わっていないと思う。過去の失敗に学んだのか、本作はミステリ味抜きのオドロオドロしいサスペンス小説に徹していて読み応えがあると思う。
八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304016
No.86:
(5pt)

あと味は悪くない

落人伝説と無差別殺人の過去を持つ閉鎖的な村で起こる新たなる連続殺人事件。昭和時代の閉鎖的な村の生活をうまく描いている。一人称の主人公が自身の体験を読者に伝える形式をとっているためか、ミステリというよりは冒険小説に近い。犯人は誰かと想像に力が入り、その分読むスピードが遅くなってしまった。それだけに犯人とその動機には肩透かしを喰らった気分になり残念だった。本書とは関係ないがそろそろコロナ禍鎮まってほしい。
八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304016
No.85:
(5pt)

クラシック

横溝正史の作品の中でも、過去の無差別連絡殺人と鏡映しとなる猟奇性、そして落人伝説に結び付けられた神秘性に圧倒される点で特筆されるべき傑作。
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4041304016
No.84:
(5pt)

推理小説とは言えないけど夏にぴったり

まず、推理小説ではありません。金田一も出てくるシーンはわずかだし、謎解きもほとんどありません。金田一自身が語るように、彼がいなくても自然に快活している話です。じゃあ、何かというとサスペンスですね。出生の謎、過去のおどろおどろしい情念、過去現在に渡る男女のもつれ、そしてダンジョンの冒険譚。
肝が冷える展開が夏にぴったり。推理小説ではないけど、名作です。
ちなみに映画で有名になった「祟りじゃぁ」は登場しません。
八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304016
No.83:
(5pt)

わくわくする面白さ

冒険感があって、話も面白く満足です。
獄門島や、夜歩く、犬神家辺りも好きですが、
八つ墓村、面白いですね。
八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304016
No.82:
(5pt)

痛快な冒険小説

昔の映画バージョンでは「たたりじゃあ」というキャッチコピーが印象的過ぎて、おどろおどろしいだけの話なのかと思っていた。しかし今読んでみると、実に痛快な冒険小説である。面白いし、読みだしたら止まらない。
八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304016
No.81:
(4pt)

横溝正史作品は「恋愛小説」だと思う。

とにかくたくさん人が死ぬ。それは横溝が生きた時代がそうさせたのだろう。殺人は日常だ。戦争は人の命を軽くする。現代ミステリーが刺激を求めた末に、まるでゲームのように人が”多く死ぬ”のとは理由が違う。
モデルとなった津山30人殺しの彼が、初め彼が望んだように関東軍に入隊できていたら、中国で同じことをしたとして、例えば平頂山で、あるいは南京で、それは日本人からは罪に問われることもなく、後世政治家には”あったかどうかもわからない”などと言ってもらえ、「凶獣」のように言われることもなかったであろう。殺したのが日本人だったから悪名を残すこととなった。戦中戦後を交錯させることでその「違和感」を浮き上がらせている。
その中で「恋」だけが生き生きと表現されるのが読みどころ。恋愛に対しては、純真無垢な姿勢で描くことでよりいっそうその輝きを増している。
金田一と犯人との間に対立構造が無いのも、江戸川乱歩の上をいく部分だろう。金田一は犯人以上に犯人を理解して見せる。全体の完全な理解者としてのみ存在し”包容力”が人間の強さの象徴として印象に残る。その意味では「金田一少年」は「じっちゃん」を永遠に越えられないんだろうナ
八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304016
No.80:
(4pt)

90年代の伝奇エロゲのフォーマットは横溝正史だった

聞いてはいたけど映画版と全然違うな!いやまず分厚い!そりゃあそのまま映像化は無理だ。
横溝正史ということで、当然ホラー風味より当然探偵小説・冒険小説風味のが強いね。
あとは漢字や言葉がちょいちょい古いのが気にならないくらい文章が上手くてびっくり。

ただ、人物関係がエロゲみたいで笑う。
都会に住んでいた主人公が、親族の死によって親戚の住む因習に満ちた田舎に引っ越すんだけど、そこには多種多様なヒロインが無条件で自分に惚れてフラグを立てまくる。姉御肌の大人の女性、おっとりとした優しい血の繋がらない姉、自分のことを「お兄さま」と呼ぶ合法ロリの妹キャラ……完全に一昔前の伝奇エロゲだこれ
八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304016
No.79:
(5pt)

今読んでも面白い。最高のエンタメ推理小説

冒頭から殺人が起こり、いきなり物語に飲み込まれていきます。
 その後、怪しい雰囲気の集落に連れてこられ、自分が知らなかった出生の秘密が暴かれたり、集落で起こる連続殺人事件に巻き込まれたり、孤独や不安にさいなまれる主人公。でも森美也子という女性に助けられてなんとか自分を保っていく様子が描かれますので、読んでいて沈鬱な気分にはなりません。
 本当に面白い、将来にわたって愛されるべき日本の名著だと思います。
八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304016
No.78:
(5pt)

ミステリーというジャンルを超えて、日本文学史に燦然と輝く傑作

ほんとに面白い。主人公がモテすぎだが、いい。乱歩の傑作『孤島の鬼』の影響大だが、それもいい。

読書好きで、この本読んで損したと言う人はいないだろう。いないで欲しい。
八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304016
No.77:
(5pt)

すごさを再認識。

ここのところ、横溝作品を立て続けに読み返している。読み返すといっても、以前に読んだのは小学生時で、おそらく子供用にアレンジされていたものだったろう。そのときもずいぶん印象的だったが、初めてオリジナルを読み、ぶっ飛んだ。古き良き(悪しき?)日本的な因習に囚われた社会の中で、キャラクターが立ちまくった登場人物が動き回る。誰もが怪しく妖しい。そこはかとなくエロとグロの要素も漂い、日本のようで日本でないような世界観に夢中になって読んでしまった。思わず、横溝作品の映画も観てしまった。いずれに別作品についてもレビューしたいと思う。
八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304016
No.76:
(5pt)

ショーケンの映画版とは何だったのか?

というワケで読みました。面白い!萌える。コレ、ラノベ装丁にすればもっと売れる。こんなに楽しいキモチで読めたの初めて♪
八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304016
No.75:
(3pt)

若干フォロー不足

ある意味最大の被害者ともいえる、
真犯人と真犯人の想い人にこそ、
人間として人として人一倍のフォローがあるべきだったのにもかかわらず、
その2人の因果描写にこそ、
他の登場人物以上に希望が感じられなかったのが、
一応はハッピーエンドということになっているオチに、
多少水を差しているような気がします。
八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304016
No.74:
(5pt)

1977年公開の映画の印象とだいぶ違う

野村芳太郎監督作品を小学生の時に観て、あまりの怖さに原作を読んでいませんでした。

正月帰省の際に、電車のなかで読もうとなぜか購入。

読んでみて驚いたのは、非常に明るい内容だったということ。

これは映画ではいなかった典子という女性によるものが大きい。

非常に楽天的で度胸もあり、読んでいてすがすがしい。

洞窟の探検や、宝探しなど殺人事件のほかにも盛りだくさん。

ことの顛末も丁寧に書かれてあり、横溝さんの構成力に脱帽です。

また間をおいて読み返したいです。
八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304016
No.73:
(5pt)

ホントに名探偵かなあ?

かなりの名作なんですけど中学一年生のとき読んですけど勘のいい読者ならすぐに犯人わかると思います。
それと金田一耕介って日本三大探偵の中でもホントに名探偵かなってことあって、とくにこの作品はよその村で殺人犯した犯人を追って来て始めから犯人わかってるのに10人近く殺されて事件を止められず結局事件は自然に終息して謎を耕介が解いたわけでもなくただ事件を概説しただけって。。。
八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304016
No.72:
(5pt)

きれいな本でした

迫力あるタッチの絵で面白かったです。原作ファンとすると、典子をもっと活躍してほしかったです。
八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304016
No.71:
(4pt)

探偵もの冒険活劇

横溝正史は母が大ファンでよく文庫本を読んでいた。私も代表的な作品くらいは読んでいるのだが、本屋で新装版?らしき文庫シリーズを発見したので、この際だから全部読んでみることにした。
 私の年代なら誰でも「たたりじゃ~」の名コピーとTVドラマシリーズを思い浮かべるんじゃんないかと思う。コナン君のオリジナル、名探偵金田一耕助は古谷一行で、薄汚い格好の彼が考える際に逆立ちするのが印象的だった。そして中世からの因習を残し複雑な人間関係に縛られた田舎で、おどろおどろしい連続殺人が起こる。
 さて再読した「金田一耕助ファイル 1 八つ墓村八つ墓村 横溝正史」は昔の印象と違って、結構アッサリ読めてしまった。面白くなかったわけではない。その証拠に何と正味1日で読み終えてしまったのだから。
 横溝正史の代表作とされているこの作品は、この恐怖の村の大家の跡継ぎだとして呼び戻される主人公の1人称で語られるのが大きな特徴。それから彼の行く先々で村人が次々と死んでいき、初めから彼のことを快く思っていなかった村人達に嫌疑を掛けられ、無実なのに惨殺されそうになって洞窟に隠れることに。が、その洞窟の中にも追っ手がやって来て、追い詰められた末に・・・
 正直殺人そのものには思ったほど恐怖を感じなかったが、因習に凝り固まった村人に追い詰められていく恐怖はリアルだった。もう一つ特筆すべきは、萌え要素満載の典子との恋愛模様。クライマックスの洞窟での絶対絶命場面も彼女と一緒に行動し、初対面では知恵遅れに見えた無邪気な彼女に救われるのである。
 もう一人、実は彼のことを慕っていた姉も泣かせる。洞窟の中で彼に食事を差し入れようとやって来て、真犯人に殺されるのだが、息を引き取る寸前彼への想いを告白し、彼に抱かれる幸せに浸りながら死んでいくのだ。
 本格推理ものでなく、探偵ものの冒険活劇だと思った。例えば真犯人を悟らせないためのミスリードは見られず、途中からコイツが怪しい、と言うのが丸わかりなのだが、逆に疑心暗鬼にさせられた。ともあれ、何度も映像化された有名作品は、やはり小説の出来が素晴らしかった。まあ、「たたりじゃ~」の濃茶の尼とか、発狂して24人惨殺した男の一度見たら忘れられない奇異な格好とか、映像のインパクトは今もトラウマ級に残っているんだけど。

http://blog.livedoor.jp/nattolove-002/archives/12537944.html
八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304016

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