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凍るタナトス



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凍るタナトスの評価: 2.67/5点 レビュー 12件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全12件 1~12 1/1ページ
No.12:
(2pt)

イマイチ

柄刀作品はほぼ全て読んでいるが、この作品はかなりイマイチな部類。
キャラクターに魅力を感じない。
読み始めに、登場人物の名前とキャラクター像を、脳内データベースに構築する時点で
既につまらなく苦痛だった。
作品イメージを殺害方法の派手さで誤魔化されている感が拭えない。
竜之介シリーズのキャラクターでこの内容なら案外アリだったかもしれないが。
凍るタナトス (本格ミステリ・マスターズ)Amazon書評・レビュー:凍るタナトス (本格ミステリ・マスターズ)より
4163211705
No.11:
(2pt)

イマイチ

柄刀作品はほぼ全て読んでいるが、この作品はかなりイマイチな部類。
キャラクターに魅力を感じない。
読み始めに、登場人物の名前とキャラクター像を、脳内データベースに構築する時点で
既につまらなく苦痛だった。
作品イメージを殺害方法の派手さで誤魔化されている感が拭えない。
竜之介シリーズのキャラクターでこの内容なら案外アリだったかもしれないが。
凍るタナトス―The Cryonics (文春文庫 (つ13-1))Amazon書評・レビュー:凍るタナトス―The Cryonics (文春文庫 (つ13-1))より
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No.10:
(2pt)

冷凍保存

2002年に出た単行本の文庫化。
 柄刀作品のなかでも、いまいちな一冊であった。人体の冷凍保存と未来での復活を研究・推進する団体が扱われているのだが、このテーマに魅力がない。『3000年の密室』などは、科学知識や最新の研究動向を盛り込むことで作品としての魅力が支えられていた。しかし、本書ではそれがない。
 冷凍保存というテーマが悪かったのか、調査が徹底できなかったのか。
 トリックやプロットもパッとしない。メイントリックは、短篇に使えば鮮やかだったかも。
凍るタナトス (本格ミステリ・マスターズ)Amazon書評・レビュー:凍るタナトス (本格ミステリ・マスターズ)より
4163211705
No.9:
(2pt)

冷凍保存

 2002年に出た単行本の文庫化。
 柄刀作品のなかでも、いまいちな一冊であった。人体の冷凍保存と未来での復活を研究・推進する団体が扱われているのだが、このテーマに魅力がない。『3000年の密室』などは、科学知識や最新の研究動向を盛り込むことで作品としての魅力が支えられていた。しかし、本書ではそれがない。
 冷凍保存というテーマが悪かったのか、調査が徹底できなかったのか。
 トリックやプロットもパッとしない。メイントリックは、短篇に使えば鮮やかだったかも。
凍るタナトス―The Cryonics (文春文庫 (つ13-1))Amazon書評・レビュー:凍るタナトス―The Cryonics (文春文庫 (つ13-1))より
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No.8:
(3pt)

新しい技術が新しい犯罪を

クライオニクスという新しい技術が,新しいタイプの犯罪を生み出す。ただ、動機が俗でベタなのが残念だった。

今回は殺し屋がでてきたりして、クライムノベル風なところもあり、ワクワクした。

もちろん今作もバリバリの本格ミステリだ。
凍るタナトス (本格ミステリ・マスターズ)Amazon書評・レビュー:凍るタナトス (本格ミステリ・マスターズ)より
4163211705
No.7:
(3pt)

新しい技術が新しい犯罪を

クライオニクスという新しい技術が,新しいタイプの犯罪を生み出す。ただ、動機が俗でベタなのが残念だった。
今回は殺し屋がでてきたりして、クライムノベル風なところもあり、ワクワクした。
もちろん今作もバリバリの本格ミステリだ。
凍るタナトス―The Cryonics (文春文庫 (つ13-1))Amazon書評・レビュー:凍るタナトス―The Cryonics (文春文庫 (つ13-1))より
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No.6:
(4pt)

トリックよりも

遺体の冷凍保存が法で認められた近未来を舞台にした本格ミステリー。
入退室が厳密に管理された保存庫に保管されていたはずの頭部が別の冷凍室で、いや正確には凍結エリアで、粉々になって発見されるという異色の密室殺人(?)。?をつけたのは、将来再生医療が確立した時に目覚めるはずの頭部の破壊は、殺人ではなく、器物損壊に当たるんだそうな。あぁ、日本という国はそんな時代になってもまだ法整備が後手後手に回るのか!犯人も凍結されているうちに時効になるなんて言ってるし・・・。
遺体を凍結するという財団が舞台だけに、寒さ厳しい冬に読むと、寒さも一入。探偵役の刑事は液体窒素漬けで殺されそうになるし、ぞっとします。
他にも殺人事件が起こるし、病気で亡くなる人もいるし、やたら人が死ぬのですが、トリックや真相解明よりも、科学技術と倫理とか死生観とか、哲学的な命題に気が行ってしまう、そんな作品です。
凍るタナトス (本格ミステリ・マスターズ)Amazon書評・レビュー:凍るタナトス (本格ミステリ・マスターズ)より
4163211705
No.5:
(4pt)

トリックよりも

遺体の冷凍保存が法で認められた近未来を舞台にした本格ミステリー。
入退室が厳密に管理された保存庫に保管されていたはずの頭部が別の冷凍室で、いや正確には凍結エリアで、粉々になって発見されるという異色の密室殺人(?)。?をつけたのは、将来再生医療が確立した時に目覚めるはずの頭部の破壊は、殺人ではなく、器物損壊に当たるんだそうな。あぁ、日本という国はそんな時代になってもまだ法整備が後手後手に回るのか!犯人も凍結されているうちに時効になるなんて言ってるし・・・。
遺体を凍結するという財団が舞台だけに、寒さ厳しい冬に読むと、寒さも一入。探偵役の刑事は液体窒素漬けで殺されそうになるし、ぞっとします。
他にも殺人事件が起こるし、病気で亡くなる人もいるし、やたら人が死ぬのですが、トリックや真相解明よりも、科学技術と倫理とか死生観とか、哲学的な命題に気が行ってしまう、そんな作品です。
凍るタナトス―The Cryonics (文春文庫 (つ13-1))Amazon書評・レビュー:凍るタナトス―The Cryonics (文春文庫 (つ13-1))より
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No.4:
(2pt)

帯のアオリは誇大広告でしょ

帯の「時間もとまる面白さ! 翌朝早い方は、寝る前に読まないでください」に惹かれて買ってみたけど、読んでて眠くなってしまったw

200ページを超えて読むペースが上がったけど、途中で投げ出しそうになった。

冷凍保存した死体を損壊するというテーマは面白いけど、トリックもあり、主人公の家庭もあり、で、どれも中途半端になってしまった感がある。
凍るタナトス (本格ミステリ・マスターズ)Amazon書評・レビュー:凍るタナトス (本格ミステリ・マスターズ)より
4163211705
No.3:
(2pt)

帯のアオリは誇大広告でしょ

帯の「時間もとまる面白さ! 翌朝早い方は、寝る前に読まないでください」に惹かれて買ってみたけど、読んでて眠くなってしまったw
200ページを超えて読むペースが上がったけど、途中で投げ出しそうになった。
冷凍保存した死体を損壊するというテーマは面白いけど、トリックもあり、主人公の家庭もあり、で、どれも中途半端になってしまった感がある。
凍るタナトス―The Cryonics (文春文庫 (つ13-1))Amazon書評・レビュー:凍るタナトス―The Cryonics (文春文庫 (つ13-1))より
4167679736
No.2:
(3pt)

不可能犯罪と家族愛

文藝春秋のミステリー叢書「本格ミステリ・マスターズ」’02年創刊時同時発売3冊の内のひとつ。
「本格」と銘打たれた新シリーズの作品にふさわしく、石膏ギプス包帯でミイラのように巻かれて窒息死させられたり、撲殺の後焼かれたり、頭部が切断されたり、また凍結保存された頭部が粉々に砕かれたりと凄惨な殺害・死体損壊方法と、時間および密室の壁に阻まれたセンセーショナルな不可能犯罪を扱っている。
そのわりには、物語全体に血腥さや凄惨さ、おぞましさをそれほど感じることなく、妙に落ち着いて読み進むことができた。
これは、永遠の生を夢見て遺体を冷凍保存し、何十年・何百年先の未来先進医療で復活させることを目的として設立されたクライオニクス財団という、特殊なシチュエーションのもとにストーリーが展開してゆくことがひとつ。もうひとつは登場人物たち、特に捜査側の主人公氷村(ひむら)警部補のキャラクター造形に依るところが大きいと思う。
著者は、数々の不可能犯罪を「本格ミステリー」として論理的に解明させるために、この最先端の生命科学テクノロジー財団を舞台としてあえて設定したのである。
また物語の終盤で氷村が、事件の真相をつかみながらも、自らの家族に対する永遠の愛の前に、警察官としての責務を逸脱する姿は壮絶であり、哀感すら漂ってきた。
柄刀一の作品を読むのは、デビュー長編『3000年の密室』とベストセラーになった『ifの迷宮』と本書で3冊目だが、いずれも歴史、生命科学、哲学や神学をからませたスケールの大きな不可能犯罪に加え、家族をおもう愛情がストーリーに彩を添えていて、単なる「本格パズラー」を超えた味わい深い作品だった。
凍るタナトス (本格ミステリ・マスターズ)Amazon書評・レビュー:凍るタナトス (本格ミステリ・マスターズ)より
4163211705
No.1:
(3pt)

不死への憧憬

本格ミステリ・マスターズ第一弾のうちの一冊。著者にとっては『ifの迷宮』『3000年の密室』などの系列といえるのかもしれない。科学的バックボーンを物語世界の約束事に取り込んで、一種の『異世界』における連続殺人をホワイ・ダニット、ハウ・ダニットの両面から切り取って見せている。ただ世界観の説得力にはやや難があるように感じられ、設定の発想の良さが生かされていない面があるようにも感じられた。でも、やっぱり生命は一度きりだから貴重なのではと考えさせられる一編である。
凍るタナトス (本格ミステリ・マスターズ)Amazon書評・レビュー:凍るタナトス (本格ミステリ・マスターズ)より
4163211705

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