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溝鼠
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溝鼠の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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長いお話の割に途中ダレることもなく読めた。 よく言われているような衝撃的内容ではなく、話に深みもないので半分ギャグだと思って読むべきかな~。 八木と英一の便所争奪戦には吹いてしまったw 最後の方英治が娘に放つ言葉、執拗なエログロ描写に麻痺した読者には「真理かな、、?」と思われるかもしれないけど いやいや、何言っても説得力ないしwって。 でもクズ男って、己のクズっぷりを棚に上げてああやって女を責めるよな~と妙に生々しかったかも。 切なさは1ミリもないが汚らわしさには秀でたクズの為のエンターテイメント小説でした。 | ||||
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クライマックスのハチャメチャさ加減がかえってすっきり!なかなかの一品です。 | ||||
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今まで読んだ作品で一番グロテスクです。 もう、変態しか登場しないもんですから、気持ち悪いシーンのオンパレードです。 ただの復讐代行屋だったら良かったんですが、変態にそれをやらせるととんでもないことになります。 エロいシーンとかも、変態的なアプローチなんで、エロを感じません。気色悪いです。 でも、読むのをやめる事ができません。 それなりに、ひきつけるなにかはあります。 | ||||
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主人公も姉も父も、主人公の会社の社員もみんな変態です。 でもドMの変態がいないのは、作者が共感できないから?? 私は女性なのでやはり主人公の姉に共感できまるが、あくまでちょっと共感できるくらいです。 全然美貌でもなんでもないですが、若さや美に対しての執着は女性ならみんなあると思います。 内容ですが、以外と軽い。 こちらのレビューを読んで、構えてしまったからかもしれませんが、とても軽く読めます。 そして読みやすい。最後はあっけないですが。 エンターテイメント的作品なので、時間潰しにはちょうどいいと思います。 | ||||
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確かに面白い。登場人物のキャラクターはインパクトあり過ぎたけど個人的に「悪の華」や「ろくでなし」程、ストーリーのインパクトはなかった。 | ||||
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復讐屋とその家族の物語なのだが、全員ロクでなしである。 まあそんな内輪揉めな側面がある為に今ひとつ盛り上がりに欠ける。 終盤に行くにつれ描写のハードさが増していく。読後の嫌悪感は最悪で最低。 溜息をついてタバコ吹かしながら「人間って何だろ...」と夕日を見たくなる事うけあい。 パゾリーニの「ソドムの市」を見た時に近しい感覚を抱いた。 | ||||
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とんでもなく、金に執着する主人公っていうか、その姉、その父。 家庭崩壊なんて甘いもんじゃなく、とんでもない背徳というか。 で、出てくる人間がすべてクズみたいな人たち。 姉というのが、とんでもない絶世の美女らしいのですが、 ちょっと自分の中で思い浮かべられなくて。というか、現実感なさ過ぎて。 まあ、すらっと読めて、非常に気持ち悪くなる、大変に読後感の悪いお話でした。 でも、世の中の恥部を覗き見するのにちょうどいいかも。 読んで損はなかったです。 | ||||
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復讐代行業・幸福企画の社長・鷹場英一。金に汚く、他人の幸せを破壊することが生きがいの彼は、ある時、請け負った仕事により、大きな事件へと巻き込まれて行く…。 金に汚く、変態的な性癖を持つ英一。英一の姉で、ヤクザの情夫、自らに絶対的な自信を持つ美女・澪。二人の父で、やはり金に汚い源治。3人が狙うのは、大学病院の助教授が溜めこんだ2億円。そして、それはヤクザが狙っている金…。 と、これだけだとただの(ってのも変だけど)クライムノベルだけど、特徴的なのはそれぞれがそれぞれを全く信頼していない点。姉への憧れ、恋心のようなものを抱きつづけ、金を奪い次第、自分を虐待しつづけてきた父を殺すことを考えている。一方の父・源治にしても同じ。さらに、澪は澪で、ヤクザの情夫という立場から自由になるため、自分を慕いつづけている弟を利用する一方で、自分を束縛している弟をやはり色仕掛けで誘った男に始末させる腹積もり。そして、その3人を中心にして、その周囲も「異様な」性癖の持ち主だらけで、それぞれがそれぞれの思惑だけで動いていく。そういう意味では凄くダークな作品。 ただ、全編に渡って、くどいくらいに変態的な性描写だとかが描かれている、というのはどうかな? その描写があるからこそ、作品全体に溢れるダーク感がより強くなっている、とも言えるのだけど、一方で読む側にとっては苦痛に感じる人もいるだろうし、また、テンポという点で少し犠牲になっている部分もあるかな? という風に感じたところがあるのも確か。この辺りをどう評価するか意見が分かれそう。 あと、これはどうでも良いかもしれないが、文庫裏表紙に書かれた説明文の「復讐代行屋」の描写は殆どない。序盤にちょっとあるだけで、あとは2億円争奪戦の模様。裏に書かれた説明文で想像される「復讐代行屋の日々の仕事風景」みたいなことを期待すると、ちょっと肩透かしを食らうような気がする。 | ||||
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「血塗られた神話」、「闇の貴族」、「ろくでなし」、「無間地獄」と読んできて本作を読んだ訳ですが、なんだかちょっと間延びしたカンジは否めません。なぜかと言うと、さほど重要とも思えない(作者にとっては重要かもしれませんが...)変態的行為や性的シーンにかなりのページを割いていて、それがスピード感、テンポのよさをなくしてしまっているような... 前出の4作に比べると、オトナ向け雑誌に連載してた小説なの?みたいなカンジは否めません。それでもストーリー的には十分楽しめました。 | ||||
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基本的に、マーケットを特定して書いておられるように思われます。確かに、フツーの人にはえげつなさしか感じられないこの本、感動する人は感動するでしょう。ただ、話が散漫になりがちで引っ張りが弱いのと(マーケット対象に意図的にそうしたんでしょうか?)、中盤はいいのにラストに向けてなぜか散漫になる傾向があるように思われます。 | ||||
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この本を読み終えて3日間寝込んだ。何故この作品が小説本でR指定作品となっているのか良く分かる。しかし、新堂冬樹の叩き付けるような凄まじい文体には毎回感嘆する。エゲツナサを書かせたら天下一品、今後の動向が気になる作家である。 | ||||
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