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出口のない海
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出口のない海の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全120件 41~60 3/6ページ
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| 甲子園で活躍し、大学野球での活躍をも期待されたエース。しかし、故障により活躍の場を失った。 それでも諦めず、魔球を編み出す夢に賭けた。そんな野球青年の夢を奪ったのは、戦時中という最悪の時代背景であった。 太平洋戦争が勃発し、もはや野球どころではない。若い男子は徴兵にとられる。 戦争でお国のために死ぬことを求められ、生きることは悪とされる。 野球部の面々は散り散りになり、陸海空軍へ… 戦争では死ぬ確率は高いとはいえ、生きる可能性もあるはずだった。 ところが、人間魚雷「回転」へと乗り込むことにもなれば、もはや死しかありえない。 生きる望みをなくし、自暴自棄になりながらも、魔球への望み=生への希望を最後まで捨てられなかった。 戦争の悲惨さ、愚かさをあらためて思い知ることができるリアリティーのある作品。 主に警務課を主人公とした警察小説が主軸の作品だと思っていたが、戦争を題材としたこのような作品があること自体に驚いた。 しかも、最後まで飽きさせることなく、横山秀夫氏らしい熱い作品であった。 | ||||
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| 戦争、人間魚雷、映画化、横山秀夫という組み合わせで、興味をもって、1日で読みました。元野球のピッチャーを主人公にした青春ドラマな感じで、楽しい雰囲気で、戦争もの特有の涙を誘う感動は無かった。特攻を目の前にした恐怖や葛藤や覚悟の描写は丁寧でした。 | ||||
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| 泣けます(TT) これを読んで、基地のあった島へ行きたくなりました。 そして、手をあわせてきたいです。 | ||||
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| 戦争小説だからではなく横山秀夫氏の小説だから、ということで購入しました。 しかしいい意味で期待を裏切られ、きちんとした「戦争小説」でした。 初めて読んだのは20代前半で、しかも初めての戦争小説でしたがとっつきにくさも全くなくスラスラと最後まで一気に読めました。 ミステリーで名高い著者のまた違った一面を見せられ、改めて感謝と尊敬の念を抱かざるを得ません。 ここから感想です。 「回天」に焦点をあてた事が何より印象的。当時日本に特攻兵器は色々ありましたが、最期に空を、陽の光を見る事なく、ただ一人真っ暗な海の中で静かに散っていった人達がいる。(もはや「散った」という表現が適切なのかわからなくなる哀しさです) 回天という兵器を知ってはいても、その悲惨さ、物々しさを'感じる'事はなかなか難しいですが、この作品を通して物語として知る事で、リアルに、身近に感じる事ができました。心を寄せる、それこそが現代に生きる者ができるせめてもの弔いかもしれません。 そして物語ですが、当時を美化するでもなく、反対に悲観的でもなく、ごく淡々と、あの時代を受け入れて進んでいきます。(実際にそこに生きる者にとっても、きっとそのように淡々と物事が進んでいくのだろうと想像させられます) しかしその淡々さの中に、心に迫るものがありページをめくる手を止められませんでした。この辺は横山秀夫氏の技術といえるかもしれません。 最後に、、 当然ながら特攻隊員は決して兵器などではなく一人の、それぞれの物語をもった「人間」であった事。 そのような人間が戦争によって人生を翻弄された事。このような恐ろしい兵器を我が国が使用した事。勝利の為とはいえど貴重な戦闘員の命をこのように扱った事。これらに対しては改めて憎悪と怒りを覚えます。 しかしそれと同時に、あの時代を生きた者にとっては、戦争や死は受け入れるしかないものであり、その中でそれぞれの生の意味を見出そうとする事、これは決して美化でもなんでもなくそういうものなのだと考えさせられました。 その悲しき葛藤、それこそが戦争の一番の恐ろしさかもしれません。 読了後は、涙のひとつも出ないほど、ただひたすらにその'重さ'と向き合う時間になりました。 血や戦闘、敵国の描写もほぼなく、主人公の心理描写に重きを置いたからこそこのように感じる事ができたのだと思います。 若い子でも読みやすく感情移入もしやすいと思いますし、私のように初めての戦争小説にも、また回天を知るにもとてもいい小説だと思います。 私はこれが初めての戦争小説で本当に良かったです。 少しでも多くの人が、回天を知って、今もどこかの海の底で眠っている英霊たちに少しでも思いを寄せる事があれば、著者にとっても本望かもしれません。 | ||||
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| 泣けました。映画も観ましたが、絶対に原作を読んでもらいたい1冊です。 | ||||
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| 面白くてあっという間に読んでしまった。 特攻に行った人々、そして特攻しそびれた人々がどんな心境にいたのか 少しわかるような気がした。今まで知らなかった回天の構造や整備について、また 出撃時の状況などもわかりやすく描き出されていて、勉強になった。 ただやはり『きけわだつみのこえ』の和田さんの文章ほどの臨場感はなくて、 ストーリー展開もかっこよく読みどころ満載で、まあそれは小説なんだから当たり前の ことだろう。小説だから安心(?)して読めるのであって、この本の参考文献として 挙げられている和田さんの著書を読んだら精神的に参るだろうと思ってはいるのですが。 | ||||
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| 回天のことはなんとなく聞いたことがありましたが、広島・呉市のヤマトミュージアムで実物を見た時には 背筋が寒くなりました。想像より巨大な回天の前にはスピーカーがあり、なんと兵士による出撃前夜の遺書 の朗読が流れていました。(実家がレコード店かなにかで、その時代には極めて珍しい録音機が あったようです)思わず気をつけして最後まで聞き入ってしまいました。 横山氏の長編を読むのは初めてでした。しかも青春ものは。 野球少年(青年?)と戦争を絡めたストーリーはややあざといかなとも感じましたが、 最後まで一気によんでしまいました。主人公である並木だけが海の藻屑と散ったのは なんとも皮肉というか、ちょっと作り物めいたふうではありますが、彼の深い葛藤や、 激しく揺れ動く気持ちには共感せざるをえませんでした。 漫画化するならやはり、ちばてつやしかないのではないでしょうか。 | ||||
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| この時代の話は辛いです・・・ 横山さんの 警察小説は個人ですが、 この話は時代・国家に 押し流されていく話で 国民は辛いです。 永遠の0は、この話と近いですが どう捉えても この時代の「特攻の話」は 辛すぎます。 特に、死に切れなかった人たちは・・・ もう二度と「こんな戦争」に 国民を巻き込んではいけません・・ | ||||
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| 筆者の素晴らしい描写力で、人間魚雷とこれに関わる若者、家族らを上手く描写しており、最後は泣けた。タイトルの意味も途中で気づいた。ところで、偶然にも本書を読み終えた直後、TBSドラマ「僕たちの戦争」で使った回天の実物大木製模型を霞ヶ浦の予科練平和記念館で見学でき、感慨深まった。回天の太さ(胴回り)は予想通りだったが、長さが随分あって驚かされた。また記念館の隣の自衛隊側の展示室まるごと使って公開された当時の手紙は若者ながら皆達筆で、入隊試験の倍率は70倍だったそうで、本書の主人公を含め勉学に長けていたのだと納得。本書は時間が経ったらまた読みたい。 | ||||
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| 青春時代の横では当たり前の様に戦争がある時代。 現在の私達には想像が難しいのですが、筆者の描写により、その時代の若者の感覚を上手く表現していると思いました。 お国のために… と言われる時代に彼らが何を思ったか。 魔球、回天、家族、恋人、友人と、一貫して同じキーワードで進んでいく物語ですが、その時代に生きた主人公達の息遣いが聞こえてくるような、楽しくもあり、やはり切ない気分にさせてくれる文章でした。 若者から、青春を忘れかけた世代の方々も楽しめる作品だとおもいます。 | ||||
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| 戦争の悲惨さを表現するとき、ドラマや小説、マンガでは、神風特別攻撃隊をテーマにするものが多い。 横山秀夫さん『出口のない海』は、特攻隊に身を投じた青年 並木浩二が主役の青春小説だ。ただし、並木が搭乗するのは戦闘機ではなく、人間魚雷「回天」。「回天」は、一度発射されると標的に当たるか否かは別として、確実な死が約束されてしまうという人間兵器である。 ヒジを壊して野球への夢を断念しかけた並木は、再起を目指す中、ふっと特攻隊に志願してしまう。ちょっとした気持ちのゆれが、並木の命にタイミリミットを設定するのだ。まさに未来に向かって歩き出そうとした青年へ、運命のいたずらともいうべき悲劇が訪れる。 本作品は、戦争青春小説としてはありがちではあるかもしれない。 何かを守るために儚く散っていく命。極限状態の中で育まれていく友情。仲間に希望を託し、青年たちは自らを犠牲にして死地に赴くという、王道スタイルだ。 並木を中心に登場人物たち純粋な心情がむねをうつ。成り行きで特攻隊員となってしまった並木は、何のために命をなげうたねばならないのか逡巡する。そして、やっと出した結論が、本作品に輝きを放っているように思う。並木の最期が予想外であったのだが、であるからこそ深い感動を与えるのだろう。 本作品は、横山秀夫さんの警察小説のような沸騰感がない。しかし、後味は、他の作品と通じるような寂しさの中に清々しさを感じることができるだろう。 | ||||
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| 家族との最後の時、恋人との心情面、かなり泣ける内容でした。 命のあり方を見つめるには素晴らしい内容です。 | ||||
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| 海の特攻隊で散って行った若者の心の葛藤がよく表れていて、感動しました。改めて平和に感謝。 | ||||
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| テーマの重さと、軽妙な現代風文章や会話がどうにもちぐはぐに思う。 野球ネタはあまり功を奏してはいない。 ラストは結構よかったと思う。 | ||||
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| 夢の為にではなく、ただ死ぬために生きて行く 特攻兵の無念を思うと、イジメが辛いとかで自殺しては絶対にいけない 命の大切さを考えて今を大切に生きようと思う | ||||
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| あまりに哀しいはずなのに、読み終わった後には何故か爽快感が残った。 それは、主人公・並木浩二がどんなに過酷な運命の下にあろうとも常に青春に生きているからだ。 舞台の描写は筆者の綿密な取材によって非常にリアルであるが、その一方で主要人物たちは皆これでもかというくらいのフィクションの産物となっている。 事実とフィクションが程よいバランスで入り合わされていて、一種のファンタジー物を読んでいるかのような不思議な感覚に陥った。 だが、それで良い。 これは、一人の男の青春の物語なのだ。 | ||||
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| 内容ばらしてはなんなので簡単に書きますが、泣かされました。 人によって泣くポイントが少しづつ違うかと思いますが自分は親子の別れのシーンでした。くぅ~ | ||||
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| 横山秀夫と言えば警察小説をイメージするのだが、戦争小説もすごい。すご過ぎる。死を覚悟した若者達の葛藤、生き残ったことの哀しみに包まれた物語。 若者の輝かしい未来を奪った戦争、人間魚雷『回天』… 戦争という人間の狂気は、二度とこの世にあってはならない。 百田尚樹の『永遠の0』と共に多くの日本人が読むべき小説だ。 | ||||
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| 横山氏の作品にしてはどうもステレオタイプな作品で独特感がなく、 後一歩ぐっと来るものがなかった 仲間や家族、恋人とどうもありがちな描写ばかりで、氏らしい奥深さは 見当たらず、全体的にあっさり あまり戦争ネタの本を読まない人なら楽しめるかもしれない作品 | ||||
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| 人間魚雷特攻という石垣の一つになることを運命付けられた若者の葛藤が物語の主題です。 死を目前にした時の心の動きはひとりひとり違うのでしょう。 結局人間は死ぬまで自分自身であり続ける。 と同時に、人間という「関係」を離れて人間が存在することはない。 特攻という「人柱」の一つになる時でさえ、色や形は他と同じということはありえない。 生まれ持った素養、環境、人からの影響、様々な要因が各々の境地へ至る。 生まれた時から人並みの資質を持ち、周囲から外れることなく育った者は人並みに苦しみ、人並みに覚悟し、人並みに死んでいく。 生きる素質に優れ、感受性の豊かな並木は人並み以上に悩み、苦しみ、傷つき、それでもなお生を掘り下げ生を愛す。 並木は紆余曲折の末、美奈子に宛てた手紙の心境に至る。その答えに是も否もないが、自分は共感した。 | ||||
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