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クドリャフカの順番
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クドリャフカの順番の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全60件 1~20 1/3ページ
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面白かった。 古典部シリーズの最期を飾るにふさわしい出来栄えだと思います。 内容には触れないでおきましょう。 ネタばれになりますから。 シリーズを最初から読むと面白さが倍増しますよ。 | ||||
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出番は少ないけど、製菓研究会の二人が可愛い。 | ||||
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工作部が狙われる。 航空母艦 狙うには大きすぎない?(笑 | ||||
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「クドリャフカの順番」 神山高校文化祭の最中に盗難事件事件が起きた。 しかも、犯行声明と十文字という名前まで残していく。 盗難するにあたってあるルールが、そして【氷菓】の秘密もあかされる | ||||
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省エネ高校生ホータローが日常の謎を解く古典部シリーズ第三弾。四人のコアメンバーのモノローグで物語は進む。 舞台は彼らの高校の文化祭。大量の誤発注で在庫を抱えた文集を、期間中いかに売り捌くかに四苦八苦する古典部メンバーと、ホータロー以外の面々の思いが深掘りされている。 「ABC殺人」の如き、些細なものの連続盗難事件「十文字事件」が発生し、この解決に文集捌きの活路を見いだそうとする四人。わらしべプロトコル(?)のからみや、ちょいちょい飛び出すトリビアに興味を惹かれる。 ラストの謎解きは少々分かり難いものの、友情物語としてシリーズが盛り上がる。わらしべプロトコルには、頑張って欲しかった。 | ||||
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人生の一冊の中でもっとも好きな小説だと思っています。 ミステリとしても読者にフェアな仕組みがちりばめられており、読み返す楽しみもあります。 期待というキーワードとともにそれぞれの登場人物が抱える葛藤に胸が締め付けられ、伏線が回収されていく快感とは別に複雑な感情の余韻がのこる素晴らしい作品でした。 | ||||
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作者がのって書いている感じが伝わって、楽しくなる。 登場人物のキャラが立っている。 | ||||
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文化祭の話。意外とあっさり事件は解決してしまう。 この巻は盛り上がっている文化祭の様子を楽しむのと、千反田えると福部里志のそれぞれの葛藤を感じることができる巻だと思う。 重要巻ではないけど、奉太郎の暇な店番の雰囲気がたまらなく好きです。 | ||||
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表示通りの商品でした。ありがとうございました。 | ||||
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古典部シリーズの二つ目の山。 文化祭と氷菓が、ある出来事に巻き込まれ?ていく。 我らが、ホータローは、安楽椅子探偵然と文化祭は進む、ある事件と共に。 何時もの様に、青春の煌めきとほろ苦さの残る後味、でも、今回は矛盾点がーー{ここからネタバレ注意}山の残りは、配っても良かったのでは? ホータロー以外の部員が、自分の実力を突きつけられるシーンがほろ苦いーー今後のシリーズの布石?になる物語、是非楽しんで見てください。 | ||||
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「クドリャフカの順番」楽しく読みました。氷菓シリーズ(古典部シリーズ?)も3冊目でいよいよ面白くなってきました。私が通った高校は受験校でしたので、あのような「文化祭」の光景は新鮮です。それにしても、岐阜県生まれ岐阜県育ちの米澤穂信先生の作品で「安心院(あじむ)タクハ」の名前が出たのは意外でした(安心院町は大分県にある地名、なかなか正しく読んでもらえない)。私は現在大分県に住んでいますが、母の郷里が福岡県で近くに大刀洗町があります。米澤先生の作品で「大刀洗万智」シリーズがあるのに気づきこれもびっくり。他にも「犬はどこだ」に出てきた「高場町」、これも大刀洗町の近く。米澤穂信先生と九州東北部の地名頻出の謎?「私、気になります」。 | ||||
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才能の話。持たざる者の途方もない劣等感。 伊原視点の物語が特に面白いです。 | ||||
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奇妙奇天烈な題名に怯んで読むのが遅れましたが読後は「案ずるより産むが易し」だったなと深く反省した大人気「古典部」第3作です。カンヤ祭(文化祭)に暗躍する神出鬼没の怪盗「十文字」を巡る謎解きと大量に刷られた文集「氷菓」の完売は成るのか?の二つの興味と古典部四人それぞれの語りにより性格や意外な特技が浮き彫りになったのがナイスでしたね。「ABC殺人事件」の応用と「わらしべプロトコル」も巧妙な出来で最初は影の薄かった省エネ男ホータローが最後に名探偵復活!をバッチリと決め前作の挫折の仇が打てて本当に良かったですね! 摩耶花は「ちーちゃん」「ふくちゃん」とは呼んでも絶対に「ほーちゃん」とは呼ばないでしょうね。漫研での先輩との対立騒ぎはご苦労様でしたね。福部は私の中では南キャン山里のイメージなのですが全てにもう一歩及ばずにヒーローになれないのが惜しく気の毒ですね。千反田の料理の才能に感心しましたが女帝に教わった駆け引きは全然似合いませんから忘れましょうね。ホータローは何時か千反田えるの急接近を拒まずに受け入れる日は来るのでしょうかね?最後に「夕べには骸に」「ボディートーク」「クドリャフカの順番」を誰か書いてくれないかな。 | ||||
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細かいことを気にする人にはいまいちかもしれないが、私のように大雑把な性格なら一気に読ませる構成と設定に文句なしの高評価を差し上げますね。 苦情があるとすれば、このシリーズがすんなりタイトルでは分かりにくいのと、いまさら翼といわれてもで、説明が付く折木の性格の成り立ち部分はもっと早く、たとえば愚者のエンドロールか、このクドリャフカの順番あたりで挿話しておいてほしかったのと、いまさら翼が文庫になるまでが遅すぎるのが困ります。 まあ、この本の評価とは違うことを言ってごめんなさい。(シリーズ5冊すべて読みましたがすべて☆5つです) | ||||
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折木奉太郎の「無駄なことはしない」というモットーと、文化祭でのさまざまなイベントが対比される中、十文字事件に気がつくというめまぐるしいとさえ思う展開が魅力。 「氷菓」「愚者のエンドロール」に続く本作では、氷菓でもちらりとみせた福部里志の「凡人であることの絶望」を感じてしまう。 一般的にミステリとは、天才たる探偵と、愚かな一般人(や警察)という対比があるとはいっても、この二人は同じ学年の高校生なのだ。自分と同じ年齢でその違いを見せつけられてしまうというのは、誰にとっても苦い経験だと思う。 才能のあるものと、才能のないもの。実はこの対比こそ、クドリャフカの順番で何度も取り扱われるテーマに他ならない。 井原摩耶花の漫研でのトラブル、そして十文字事件、もちろん折木と福部。 この話からやがて、古典部のメンバーは人間関係が進展していくのだけれど、その分ここから先は、この「才能があるかないかを試す戦い」は、少し色褪せてしまう。その代わり、2017年現在の最新作である「今さら翼といわれても」の小編「私たちの伝説の一冊」では、このテーマが再び取り上げられて自分の才能をとことん試す戦いが、繰り広げられる。 文化祭は高校という途絶した空間が開いて、他人に自分をみてもらう数少ない機会だったと思えば、自分ももっと何か自分を表現することを試してもよかったのではないかと、今思わなくもない。 | ||||
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アニメ氷果を視聴した後で読んだが、いろいろ附に落ちなかった点が小説を読んでわかった。でもそれは適当に見流してしまう事も可能なアニメと違い、小説は一応読まないと終わらないからであり、優劣の問題ではなかったと思う。 本作の一番の特徴は、語りが4人の古典部メンバーの1人称で、どんどん切り替わってゆくと言う、掟破りな小説作法。どうやら探偵役の奉太郎が1人部室で店番しながら事件の推理をする安楽椅子型を書くため、多視点で書く必要があったらしいが、それなら1人称で書かなければ良いだけの事である。とりわけミステリとしては叙述トリックの濫用と思われるこんな手法は褒められたものではないが、今作に限ってはいろんな場所でさまざまな催しが行われている大規模な文化祭と、イベントに浮わつかず一人で店番する方を選ぶ奉太郎と言う対比的構造が表現されて有効だったと思う。そもそもこのシリーズ、ミステリの形は取っているが、高校生の日常を描く青春劇として読む方が正しい。 ミステリだと思うと、この事件の犯行動機も、こんな回りくどい事をした理由も納得しかねるものだ。しかも伝えたかったメッセージは、当該の人物には相手にもされなかったようで、モヤモヤ感もはなはだしい。が、青春ものとして読むと、そんな無駄な事をやってしまう犯人の行動自体がまだ未熟な彼を表していると読めるのだ。彼もメッセージを伝えたかった相手も、そして古典部のメンバー4人も、この事件が起きた文化祭の中で色んな経験をして又一つ成長した。非常にほろ苦い結末だったが、不思議と読後感が良かったのは、青春ってそんなもんだよな、と思えたからだろう。 | ||||
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アニメを見たあとだったのもあり、理解が早かった。アニメを見てない人は見るべき | ||||
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たまらなく面白かった。です! いずれにしても題名を調べなくては…。 | ||||
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TVアニメ『氷菓』を見て、原作小説の<「古典部」シリーズ>を読みました。 クドリャクカの順番では神山高校文化祭で起こる十文字事件の謎を解いてゆきますが、謎解きそのものだけでなく、麻耶花が属する漫研での河内先輩とのやり取りや、千反田が自分以外の他人に頼る方法を入須先輩から伝授されて奮闘するも、無理な精神状態から疲れてしまう話など、読み応えのある人間模様がいっぱい詰まっています。 個人的にはカンヤ祭前夜に千反田が神社にお参りしてみんなの無事を祈り、話の一番最後で折木奉太郎がこうやって運がよかったのは誰かがお祈りでもしてくれたお蔭かな、と感謝するあたりのくだりが特に好きですね。 十文字の犯人は意外な人物で、冒頭から少しずつ伏線が張られているのですが、いわゆる通常ミステリーのように読者が謎解きをするのは不可能でしょう。しかし、ばらばらに描かれてきた様々なエピソードが曼荼羅のように縁があって絡み合い、登場人物本人ですら気がついていないような原作著者の意思が伝わってきて面白いです。 漫研2年生の河内亜也子は本作品では”嫌な奴”、悪役(ヒール)的な描かれ方をされているのですが、漫研部長の言葉では彼女は優しい子とされていて、たぶん本作品を読んだだけではまだその心の中はわかりきらないでしょう。このレビューを書いている2017年1月初めのわずか1か月余り前に古典部シリーズ最新作、いまさら翼といわれてもが単行本で出版されたのですが、その中に収められている短編”わたしたちの伝説の一冊”でさらにこの話の続きがどうなるのか明かされています。 僕はアニメを最初に見たときから河内亜也子の言動や表情の裏にはもっとなにかあるのではないか、その心の中が気になります、という状態でしたから続編を読んだときも感動しました。 本作品、クドリャクカの順番では「河内先輩は最後まで表情を見せずに後姿のまま去っていった」との記述で終わりますが、、 | ||||
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アニメ「氷菓」を見てから手に取ったので、驚いている。 原作って、こんなにおんなじものなんだろうか? 場面転換が全く一緒なように感じた。執拗に比較していけばおそらく、セリフの違いなどあるだろうが、 古典部員のメンバー各々の視点を切り替えながら語っていく手法、場面転換がアニメのそれと一緒だ。 残りページが少なくなってきたところで、色んな伏線(フラグ)が見事に回収されて、最後に暗号について語られるという、典型的と思える傑作ミステリー!! そして、回収されていないフラグは、2016/11末に発売予定の最新作につながれると信じつつ、気になります!(笑) お姉さんの奇妙な行動が、とても引っかかっています…。 | ||||
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