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暗い国境線
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暗い国境線の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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イベリアシリーズの第4作。今回は英軍による偽の将校の死体に偽造文書を持たせて枢軸側に流す有名な作戦に、主人公たちが絡む姿が描かれる。この辺になると北都が絡む余地は余りないため、少し無理な展開はあるものの、それでも舞台はスペイン・ドイツ・イギリスを目まぐるしく駆け回り、シリーズを通して読んでいれば十分楽しめる。この勢いで第5作に突入するつもりだ。 | ||||
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連合軍のシシリー島上陸作戦に先立って行われた,大掛かりな 欺瞞作戦。第二次世界大戦の諜報戦を描く作品でしばしば取り 上げられる有名な作戦だ。かなりの頁を使って説明しているので, 詳しく知りたい人には読み応えがあると思う。 ただし,これだけ美味しい素材を使いながら物語が今ひとつ盛り 上がらない。この作戦にしろ,カナリス提督にしろ,イギリスの 諜報部の内情にしろ,それぞれ本ができてしまうだけのエピソード があるので,色々事細かに手を出した結果,肝心の主人公達の 活躍が少なくなってしまった。また,物語のメインストリームに なる舞台が主人公達から遠く離れた所になっているため,北都達を あちこち動かしても,その行動には何か無理を感じてしまう。 もっと話の内容を整理して欲しかった。 それと,このシリーズも4作目で登場人物はお馴染みの面々。 それぞれの立たされた「立場」を読者は殆ど知ってしまっている。 逢坂さんの小説の王道である,「謎の人物がいて,それが物語の 核心に絡んでくる…」という展開にならないのも痛い。登場人物の やる事に意外性が無いのだ。 結局,素材は良いのだけど,それを生かし切れず本作はどこか消化 不良の出来になってしまった。前作は切れ味鋭い良作だったのに 残念。 | ||||
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シリーズ1作目から読まないと分からないと思うので この一冊のみ読むのはオススメできません。 シリーズの中では、時間の進行が遅く、いまいちだったように思います。 今までのようなドキドキ感が残念ながら足りなかったけれど 今後もこのシリーズを読みたいので、次回作に期待。 | ||||
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第二次世界大戦の北アフリカを制圧した連合軍の上陸先は、どこか? 偽装するためのイギリスのスパイの工作、それを探るドイツのスパイ。その争いに巻き込まれた、主人公の日本人スパイと、恋人。 そしてアメリカのスパイも入り乱れて、秘密とその真偽をめぐる諜報戦を繰り広げます。 シリーズものなので(イベリア・シリーズの4弾目)、この本から読むのは、お勧めできません。以前の作品に比較し、派手は争いや当時のスペインの模様、ドイツの様子は薄めでした。前半は、イギリスのスパイさんたち工作の様子が、詳細に描かれています。後半は、主人公と、その恋人、ドイツのスパイたちが、真偽を探るため、推理する、調べる、が中心になります。ちょっと、主人公の活躍も少なめ(?)なのが、残念でした。 | ||||
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